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革命流星伝  作者: 杉山薫
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3

細く長い道を歩いていくと右前方に鏡が見えてきた。大きさは人間が写し出されるくらいで装飾は古ぼけた感じだ。ボクはその鏡の前に立つ。どうやら鏡ではないらしい。鏡のようなものには化け物が映し出されている。少なくともボクの外見は化け物ではなく人間だ。外見はね。中身はおそらく人間ではないのは自覚している。


『ゼノン、ソロソロ勘弁してくれよ!』


鏡の中の化け物が口を開く。ボクがしばらく黙り込んでいると化け物が話を続ける。


『なんだ。本人じゃないのか。アンタなにもんだい?』


「ボクかい。ボクは東秀一(あずまひでかず)。この世界の人間じゃないし、ゼノンっていう人でもない。どうしたの?」


『ふーん、この世界ってどの世界だい。アンタ、ここがどこだか知っているのかい。あたしは女竜。アンタの足元にある石をやるよ。試してみな!』


試すって何を?


ボクは足元にある綺麗な石を掴み上げた。蒼白い光を伴い光る石。


『残念だ。アンタ、流星の涙の能力者ではないらしい。それからここは⋯⋯』


流星の涙の能力者って?

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