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異世界ぼっち  作者: オレオレ!


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19/68

19.ガーゴイル

正直な話

ガーゴイルと戦うメリットが無い


その1、石像の魔物なんて食えるとは思えない


その2、刀を使うと、刃こぼれしそう


まぁ、あと僕は力で破壊する系の術技を持って無いからなぁ

戦略的に逃げる一択で


まぁ、逃げられればの話


ガーゴイルは空へ、そして僕めがけて急降下

ギリギリまでひきつけて左へ飛ぶ、大丈夫ぶつかる事なくよけることが出来た

ガーゴイルは、そこから、ふわっと着地して、炎のブレスを放つ

この炎は魔法なのは確認済、僕はまた走り出す

感覚的にセーフティーゾーンまでは500mはあるはず、がんばって走るしか無い


ガーゴイルが羽を広げ走り出し空へ飛ぶのを見た

全然はばたいてない、なんていうかグライダーで滑空してるみたい

翼を広げて走ると上昇気流に乗って空へ飛ぶ

つまり、こいつの飛び方は飛行機やグライダーそのものだ


ガーゴイルが、僕を追い越して旋回、僕めがけてまた、突っ込んでくる

僕はギリギリでよけると、ふたたび機種を上げて、空へ

飛行機がヘリコプターやドローンみたいな小回りがきかないように、

風の力で滑空しているガーゴイルは小回りがきかないようだ、

これならギリギリかわしながら走ればセーフティーゾーンまで逃げ切れるはずだ


いや、もしかしたら勝てるかも


ガーゴイルが突っ込んでくる、僕はギリギリよけて右翼の端をつかんで

円盤投げみたいにグルっと体をひねって投げた

ガーゴイルは体制を崩した為、そのまま地面に激突、しかし、無傷、

地面に激突した程度では傷を与える事はできなかった


もしかして勝てるかも、なんて思った自分が恥ずかしいです


僕はまた走り出す、ガーゴイルも羽をひろげ助走をつける

僕はUターンして、ガーゴイルに向かう助走距離が短ければ飛べないはずだ


さっきから、ガーゴイルは、僕にぶつかり攻撃を仕掛けている

いや、もしかしたら、ぶつかりではなく、僕を足でつかんで一気に急上昇して

上空から落とすなどの攻撃かもしれない、つまりブレスを除けばぶつかるか、

足でつかんで落とすくらいしか攻撃パターンはない翼竜なので翼にかぎ爪みたいな

手がついているが武器は持っていない


僕は、短剣を取り出し、術技乱切りのレベルを3まで上げる

剣術応用技:乱切り LV 3(垂直水平突きの複合技)


狙いは右のかぎ爪、

飛ぶ体制なのでかぎ爪の場所は固定されている、

僕はタイミングを合わせて乱切りを発動


バキン、ガーゴイルの右かぎ爪から変な音がして砕けた


短剣は、、、よかったなんともない

僕はセーフティーゾーンに向けてあるき出す


ガーゴイルは走って飛ぼうとしているが右の翼がひろがってない

そう、かぎ爪の部分はちょうど翼の真ん中関節部分、そこを壊されたら当然飛べない

仮に飛べてもすぐ墜落するだろう 


そうなるともはや脅威ではない

脅威ではないが、硬いからとどめをさすと、絶対刃こぼれ案件だ

なので逃げることにする


ガーゴイルが何度かぶつかってきたけど無視して歩きようやくセーフティーゾーンに到着、


一息つく、

あー、せっかく集めた薪がー

全部置いてきたー

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