合流するメンバー
柳生「お?」
ナルカミ「ん?」
暗いダンジョン内で合流した柳生メンバーとナルカミメンバー。柳生は急に知らない人に出会ったせいか立ち止まりナルカミも柳生と同じ理由で立ち止まったそして春やスミレがお互いに気づくと「あー!」とっ叫びそれぞれの状況を説明した。
スミレ「案の定君達が来ていたかそしてあらかた調べ尽くされてしまったかな」
春「いや、こっちもあんまり調べられてないよモンスターが多くてほぼ戦闘そして部屋はだいたい荒らされてて私達より先客がいた感じかな」
お互いの情報をもとに春とスミレが考察してる中男子3人はそんなことはつゆ知らずそれぞれの武器について語り合っていた。
ナルカミ「ほうはう、刀に槍ねぇいい組み合わせだというかそれぞれ特注品か?あまり見たい形に見えるんだが」
柳生「そこに気がつくとは分かってるねぇ!俺の武器は俺がどんな奴と鍔迫り合いしても勝てるように大きい形にしてるのさ何分馬鹿力な物でね」
五十嵐「こっちの槍は特殊な方法で刃を作っててな特殊な白銀火薬というのを使ってて幻装の国特有の製法で火薬と鉄を混ぜるんだよそしてできた金属を刃にして作ったのがこの槍だ」
ナルカミは特殊な製法に興味津々で仕方がなかった。そしてその話をしてる柳生と五十嵐も楽しくて仕方がなかった。そんな子供のようにはしゃぐ3人を置いて話し合ってる春とスミレは考察が終わろうとしていた。
春「私達が入る前からこんなに荒れていてモンスターも多いその割には誰かが入った話も中の情報も無い」
スミレ「もしかして荒らしたのはモンスター?」
春「かもね、でもゴブリンが多いけど奴らに宝は必要ないし荒らされてる意味がわからないのよねぇ」
スミレ「けど、中を荒らさなければいけない理由があるとしたら?」
春「例えば?」
スミレ「9つの遺産」
春とスミレはお互いに確信し行動に出る。