その少女は短刀使い
ナルカミ「んー、今日中には着くかな例の国まで」
ナルカミは地図を見ながら森の中を歩いていた地図には剣技の国グランエルそこに向かい色んな剣術を見て学ぶのがナルカミの目的でもあり師匠からの課題でもあった。しばらくすると近くで戦っている音がする。近づいてみると一人の少女がゴブリンと戦っていた。
ナルカミ「ほう、あの剣術は見たことがないな双短刀かおっと危ない」
見ていると後ろから攻撃しようとするゴブリンがいたため即座に助けに入る。
???「な、何者だ!」
気づいたら全て片付いており後ろから現れたナルカミに驚き構える。
ナルカミ「いやいや落ち着いてくれよ俺はナルカミ後ろから攻撃されそうだったアンタを助けたのさ」
少女は後ろの死体に気づくと短刀をしまい頭を下げる。
スミレ「これは申し訳ない!私はスミレ、グランエルのギルドの者だ」
ナルカミ「お、グランエルの人かちょうどそこに行きたかったんだよ良かったら少し教えてくれないか?あまり詳しくなくてさ」
スミレ「うむいいぞ、私も任務が終わったところだ帰るついでにギルドにも来たらどうだ情報が1番多いところでもあるぞ」
ナルカミは了承しスミレと共にグランエルへと向かった。情報が手に入るのとギルドなら色んな剣術を知れると思い断る理由がなかった。
スミレ「そういえば君はなんでグランエルに向かうんだ?刀を持ってるみたいだけど修行か何かかい?」
ナルカミ「まぁ、そんなところだな師匠に課せられた課題をこなすために向かっているんだ後村の風習でもあるな」
スミレ「なるほど、課題かそういう人は少なくないよグランエルには剣の国だからね学ぶにはもってこいな国だ」
ナルカミはスミレの話を聞き興奮していたナルカミの師匠鴉は少し好戦的で勝負事は好きであったそしてそれは弟子であり息子のナルカミもその傾向があった。強いヤツと戦える、他の剣術を見れるという事に喜びを得ていた。
スミレ「さぁ見えたぞ」
そびえ立つとてつもなく大きい外壁この中で楽しい出会いがあることに期待が膨らむ。