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悪魔の樹(あくまのき)  作者: 一喜一楽
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(1-26)フィギュア

◇フィギュア


 TD社のエクササイズルームを二日間借りて、なんとかフィギュアの演技を完成させた。大会当日の日曜日、PO社の大会会場、幕間(まくあい)メッセは家から遠いので何時もよりも早く起きなければいけない。花梨の起こし方が危険なので、胡桃に起こしてくれる様に頼んだ。朝六時に、胡桃が僕の鼻を摘んで来て、苦しくなって目が覚めました。胡桃に変えたけどこっちも危険です。ロボット三原則に違反している気がするし死の危険が有るのでこれも止めておこう。胡桃に濡れたティッシュとか被せられたらアウトだ。


 日課の走りこみをして、準備を整えて真弓と一緒に会場に向かった。僕の演技時間は、午後の一番最初。午前中じゃ無くて良かった。午前中の内になんとか会場について昼食は後回しにして、苦木さん、梓さんと合流し真弓を任せてから、控室に向かった。


 会場はイベント会場のアリーナを全部フィギュアで使っているもの凄い贅沢だ。控室では、別に目立つつもりは無かったんだけど、周りが殆ど大学生だったので、出場者から、結構奇異の目で見られてしまった。

大学生? のお姉さんに声を掛けられた。


「準備中、悪いけどお話しても良い?」

「ハイ、構いませんよ」


 花梨のチェックをしながら、お姉さんの話しを聞く。


「君は、その花梨でフィギュアに出場するの?」

「はい、そうです。変ですかね?」

「まあ変と言えば変ね、初めて見るわ? 君は何年生なの?」

「小学六年生です」


「小学生ねぇ、昨年のチャンピオンも中学生なのよね……若い子の方がやっぱり柔軟なのかな?」

「そんな事無いと思いますけど……僕はもう五年Sキューブ触っていますからね」

「そんなに、私よりも長いんだ……」

「すみません、午後一なのでこの辺で」

「あっ、ごめんね」


 未だ少し余裕は有るが、花梨を抱えて会場に向かう。


「貴方、今の子知らないの?」

「ええ、初めて見る男の子だけど……若しかして有名?」

「ええ、かなり有名な子ね杜樹くんって子だけど。CC社の体操チャンピオンよ、この前の大会は準優勝だったけど、ネットではあの子の方が優勝だって書き込みも多いわね、まさかフィギュアに来るとは思って無かったけど、それも花梨で出場なんてどんな演技するのかしら」


「モニター見ておいた方が良さそうね、〝妖精の踊り子〟が競技に参加しないからチャンスかなって思ったけど甘く無いのかも……」


 競技場脇に行くと、既に水木さんが控えていた。


「妖精さん、もう来てたんだ」


「ええ、樹くんの演技は見逃す訳には行きませんから」


「妖精さんも大分修正したんでしょ。昨年の演技を遥かに超えるようにね」


「ええ、樹くんがどの位のレベルで仕上げて来るのか判らなかったので、私の全力です」


「先週の僕と一緒だね。僕も妖精さんがどの位か判らなかったから全力で限界の演技に仕上げたんだよ。負けたけどね。まあ見ていてフィギュアでの僕の花梨の演技をね」


「自身有りそうですね」

「まあね、今回は楽しめたし、いろいろ勉強になったよ」


 午後の競技開始時刻になり、フィギュアのフィールドに出る。広いアリーナのコンクリートに床板を綺麗に敷き詰めてるのは大変だろうなと思った。人が乗ると少し歪みが出るのが判るが、花梨程度の重さなら問題無いだろう。


 観客の方から声が聞こえる。


『あれ、TD社の花梨だろ、アニメの衣装も着てるし演技出来るのか?』


 一旦フィールドから出て、花梨の頭をそっと撫でると花梨が僕の方を向いて笑顔を向けてくる。さあ、ショータイムだ。花梨に音声で命令する。今までの演技者は、演技開始位置まで、Sキューブをセットしに行くが、面倒なので自律で開始位置まで行かせる様にした。


 演技開始位置まで、フィールドの外周を軽く一回りさせる。広さの認識と演技開始位置の把握の為だ。この時点で既に観客が驚いた声を上げている。


 花梨が演技開始体勢になった所で、司会のお姉さんに合図を送って、音楽を流して貰う。


 音楽が流れ始め花梨が動き出す。滑らかにローラーを全て使った(アイスで言う所のエッジに乗った)スケーティングで加速して行く。バックスケーティングもスピードを衰えさせずに、エッジに乗って。


『こんな高速でフィギュア出来るのか? スピード・シューティング並じゃないか』

そんな声が聞こえたがスピード・シューティングよりは遅い筈。本物を見ていないので実際は判らないけど……。


 最初のジャンプ技で、五ループ+四ループコンビネーション・ジャンプを飛んだ。四ループ×二だったが五ループに変えた。四ループ着地後も安定している。着地の所で観客は気付かないかもしれないが最初の難易度の高い制御を入れた。


 着地の時、片足のローラー4輪で着地するのが過去の映像から判っていたが、トウ側の一つのローラーだけで着地している。ただし、殆ど踵側を上げない着地で、遠目では4輪着地している様に見える筈である。四輪着地だと、床の具合で回転方向の加速度で弾かれる可能性が有った為に一輪着地に変更した。いざとなればそのまま、クルッと回って次の動作に移行すれば良いと考えていた。


『今、何回、回った?』


 五回ですよ、Sキューブだから小さくて判り難いですよね。着地後そのまま無理なく回転方向に流れるように滑り、次にフライングキャメルスピン。演技途中から観客の声が聞こえなくなり音楽だけが鳴り響いている。コネクティング・ステップからの四サルコウもクリアしてスラーロムの要素を入れたステップを行う。ただし、よりアイスっぽく見えるようにエッジに乗せたスケーティングを行い、ローラーブレード競技で見られるトウのみのスケーティングも踵を浮かせない様にした。四Aジャンプもこなして最後のレイバック・スピンへ踵を少し浮かせトウ側のローラーだけで回転しパール・スピンへ移行そしてキャンドル・スピンへ、スピンが終わり最後にポーズをつけ演技を終わる。


 静まっていた、観客から拍手が一斉に起こった。花梨が、四方の観客に手を振って挨拶している。これも僕がフィギュアで新規に入れた機能だ。TD社のデモで入れていたのをフィギュア用にアレンジしたものだ。


 さすがに、花束は飛んでこない。フラワーガールのSキューブなんて無いしね制御プログラムも必要だし。今度、デーモン・ツリーの名前でフラワーガールのプログラムを作成しておこうかな……。


 花梨の挨拶が終わって自律で僕の所に戻ってくる。花梨を抱きかかえ、キス・アンド・クライに連れて行く。


 妙に拘ってるんだよなPO社は、こんなの無くても良いのに。花梨に組み込んである機能で、画面に向かって手を振らせる。なんか拍手と歓声が起こった。


 なんで、こんなんで喜ぶんだ?


 拍手によって花梨が反応したのか、カメラの前でポーズを付ける。キラッってポーズ(別名:目からビーム)。拍手が凄いので調子に乗ってクルクル回ってポーズを付ける。


 なんで花梨反応してるの? バグかな。


おまけに僕にむかって『ぐーぱーんち』と叫んでお腹を殴ってきた。


 おいそれは止めた筈の目覚ましだろっ。流石にオカシイので花梨を抱き上げたら物凄く発熱していた。ちょっと熱暴走しそうなので、スリープさせた。


 なんでこんなに熱くなってんだ? 花梨を抱きかかえたまま、採点を待った。


 採点された結果は、現時点でトップの点数が出た、採点方式は変わって無いので、昨年の妖精さんの演技を圧倒的に超えている結果だ。点数を確認して控室に戻る途中、妖精さんに捕まった。


「素晴らしい、演技ですね……圧倒的です、間違いなく優勝するでしょうね」


「有難う御座います、この後待ち合わせあるから」


「私の演技も、観てくださいね」


 なんで自信満々なんだ? これ以上が出来るのか? 出来るんだろうな……また負けるのか……ハァ凹むなぁ……。


「うん、ちゃんと見るよ」


 妖精さんと別れて、真弓達と合流し、昼食を食べた。この後は、スピードシューティングの競技を見たいと思っている。かなり、盛り上がるらしい。


 樹と別れた、水木は控室に行って、思い悩んでいた。無理、無理、無理、あんな演技には勝てっこ無いわ、さっきは勢いで言っちゃったけど、何したのか判っても実現出来るって思えないもの。なんでローラーブレードなのに、わざわざ余計に難しくなるアイスの様な演技にして来たのかしら、動画見てれば判るはずなのに、トウが無いからフライングキャメルなんて出来ないと思ってたのに、なんで出来ちゃうんだろう……体操の時も、私ではギリギリだった伸身三回を私よりも負荷が掛かる衣装と剣装備で回り切っているし、あの無駄が無い動きって見ても真似できないわ……はぁどうしよう今更修正する時間も無いし修正案も無いしこのまま演技させるしかないなぁ……私とんでもない子に勝負しちゃったみたい……。


 樹達はスピードシューティングの会場に行って梓さんに競技の説明してもらっていた。


 スピードシューティング基本的に人間がコントローラを制御して行う対戦だという事、プログラミングしての射撃は禁止との事。一周約一五〇メートルのトラックを二周。レーンを変えて計二回の合計得点を競うそうだ。


 各コーナーインとアウト付近にシューティングの的がランダムの場所で出現しそれを、Sキューブが持っている光線銃で狙って。的は最初に当てられたらクローズとなる。


 ストレートでレーンチェンジする、一、二位がアウトレーン、三、四位がインレーンになって、コーナーリング中に順位が入れ替わるらしい、ただし、アウトレーンが早くコーナーで抜かれなければ順位入れ替えにならない。どうも戦略でそういう戦いも有るらしいが、殆どは順入れ替えになるって言っていた。


 的が出現するタイミングは、トップがシューティング可能ポイントを通過したタイミングで出現するが、シューティング可能な滑走長も決まってるので、トップは的が出たら後続がシューティング可能ポイントを通過する前に的に当てれば勝てるらしいが、スケーティング最中に正確に狙うのはかなり難しいらしい。トップが外すと二番手以降にもチャンスが巡ってくる。特に二番手は、トップが的を出してくれるので、少し余裕を持って狙えるからだ。


 ストレートで、レーンチェンジが有るので、コーナーインは一、二番手が狙い、出口側の的は、三、四番手がコーナーでの順位変動で一、二位になる。だれがトップの得点になるのかは、全く判らないと言っていた、一応一、三位が有利らしいが、勝率は6割といった所らしい。二レース目は最初とは逆のレーンスタートで競技するので本当に勝ち上がるのが誰かは判らないと言っていた。ただし、シューティングが得意な人が有利であると。

得点が同点時の場合はタイムで決めるとの事。三〇点位得点が有れば間違い無く一位通過するらしい。


 実際の競技を観ても、駆け引きが凄いなと感じた、競技者がコントロールするのは、スケーティングのスピードと、HMDを装着して専用グローブで握っている銃でのシューティングのみ。コーナーでアウトから抜かれないギリギリのスピードを狙ってスケーティングしているのが判る。


 ユーザーがプログラミング出来るのは、スケーティングと照準アシストだそうだが、スケーティングはメーカー提供の物を使用しているらしい、コントローラでの速度調整しかしなくて良いので、問題無い様だ。照準アシストも殆どの競技者はメーカー物を入れているとの事、結局トリガーはユーザー側が握っているので、アシストで指示された所に早く手を動かせられないとダメらしい。


 競技を見ていた真弓がウズウズして来ているのが判った。


「真弓ちゃん、やってみたいの?」


「うん」


「今日は無理だと思うよ、大会だし、飛び入りはダメだと思うからね、それにSキューブも無いでしょ」


「うん、そうだね残念。Sキューブは、樹くんの借りれば良いけどね……」


 無理でしょ、いくら真弓でもそれは、あのスケーティングも何気に簡単そうに見えて結構難しいと思うよ、それを今から作るのは……それに照準アシストも無いしね。


「うーん、競技が終わった後なら出来るかもしれないから、頼んでみようか?」


梓さんが提案してくれた。なんでそんな事出来るんだろう? まあ良いか。


「ホントですか?」


「僕も一人、営業さん知ってるから、PO社のブース行けば会えるかもしれないから、行ってみようか?」


苦木さんもだ。以外にこの二人は大物なのかもしれない。


「はい、お願いします」


 PO社の展示しているブースに行った。流石に自社の大会だけ有ってSキューブ以外の製品の展示も多いし、本業の医療関係目当ての大人達も沢山来ている。この一社で展示会場全て使ってるんだからね、どちらかと言えば、PO社の展示会に、Sキューブの大会が後から追加されていると言った所だろう。


 Sキューブもターゲットが大学生なので、基本的に子供は少ないので目立ってしまう。


 Sキューブを展示している所に行くと、次世代モデルのアプリリス(女性型モデル)、マルティウス(男性型モデル)が静的展示されていた。今回優勝すれば貰えるタイプだ。


 今回の大会では、簡単な動態デモしか行われなかった様で、どの位の実力が有るのかは未知だけど、今借りているヴァナディスよりも良くなっているんだと思う。新型なんだからね。


 四人で見ているとPO社の営業さんが近寄って来た。


「樹くん、久しぶりだね、覚えているかな?」

「ええ、覚えています。海棠さんでしたよね?」

「ああ、そうだよ。こちらの方は?」


 そういって、苦木さんを見て来た。苦木さんの方から


「初めまして苦木と言います、この子達の友人です。まあ少し引率って感じも有りますが……」


 海棠さんが、三人に名刺を渡してお互いに自己紹介をしていた。

梓さんと真弓の事は知っていた様だ。真弓も結構な有名人だからね。


「今日は、物凄いパフォーマンスだったね」

「有難う御座います、それと申し訳ありませんでした」

「ん? 何で謝るんだい?」

「本来なら、ワンメイクの競技を、花梨で参加してしまって」


「気にする必要は無いよ、当社がルールと照らしてOKと判断したんだからね」


 流石だPO社は、ちゃんとした大人の対応だな。


「アプリリスが気になるかい?」

「ええ、僕の後の競技の方は見てないですが優勝すれば貰えるので、ただ機能は良く判って無いんです。少し忙しくて製品の仕様は見てい無いんですよね……」


「じゃあ、簡単に説明しようか」


「はい、お願いします」


「まあ、ヴァナディスと較べて性能アップした所は、視覚センサの強化と、より精密な作業が出来るように指先の動きの精度アップと言った所かな……理系大学生からの要望も多かったんで」


 梓さんが、横から口を出してきた


「それだけじゃ無いわよ、海棠さんちゃんと言わないと売れないわよ」


「塩地さん、すみません、この後にするつもりだったんですよ」


 なんか凄い機能が追加されたのかな? なんか期待しちゃうぞ。それより梓さんなんで詳しいのかな? 


「では、次世代のアプリリス、マルティウスとも新しい人口筋肉に変更になりました。一番のメリットは軽量化と低消費電力になりますね。ユーザーから見れば余り変わらないかもしれませんが、低消費電力は大学生が学校で充電しなくても良い程度には長持ちする様になっています。軽量化による小型化で、より質感が高く傷が付き難く内部へのダメージが少なくなるボディーに変わりました。フィギュアで転ぶのは駄目ですが、普通にしてる分には今までよりも耐性が上がってます」


 たしかに、見た目はかなり良くなっているのが判る。やたらとリアルな感じだが、少しデザインを変えたのか多少見た目の年齢が下がっている。今までは20代だったのが10代になってる感じだ。


「ここ迄は、何時もの流れでの向上した部分ですが、最も変わったのはTD社に並んだ機能になった所でしょうか……表情を作れるように成りました。当然目を閉じることも出来ます」


へぇーPO社も真似して来たんだ……結構良いかも。


「TD社の花梨達に無い重要な機能も入っています、正直開発側の拘りで目玉機能かどうかは微妙ですね、いかんせん使いこなすのが難しいんで」


「何でしょう? かなり期待しちゃうんですが……」


「えっとまあ、歌う事が出来るんですが、声帯を搭載したんですよ、あと舌もね、営業からすればスピーカーで良いと思うんですけど……なんか妙に気合が入っていて医療チーム巻き込んで小型化したんですよね、声を出すのに必要な肺に相当する部分も入ってます、人工筋肉が小型化されなければ無理だったのは判るんですが、どんだけ開発に金掛けたんだか……売価も上がるし……発売迄に声が出せなかったらどうするつもりなのか……まったく」


 少し営業として、お怒りモードになってる見たいだ。未だまともに声が出せないんじゃ売り込みしたくても難しいんだろうな。


「もしかして、それってマシンボイスじゃない声が出せるんですか?」


「ええ出せる筈ですね、ちゃんと制御できれば……ですが」


 なんか、凄い機能入れてきたんだな……流石医療関係企業ってところなのか……。


「作った開発チームも未だまともに喋らせられませんね。未だ声になって無いんですよ本当なら動態展示で唄わせられれば良かったんですが間に合わなかったんです。うちにはTD社のデーモン・ツリーさんみたいな人は居ませんからね」


 なんで、僕をジット見てくるの? 海棠さんだけじゃ無くて皆?


「開発メンバーは、TD社のカラオケ大会に出場させたいみたいですね、うちの方が歌が上手いって言わせたいみたいなんですけど……」


「TD社のカラオケにアプリリスで出場出来るんですか? 出来るんなら僕それ使ってカラオケ出たいな! この前の大会で、出場したんだけど、全くダメだったんですよね……」


「私も、見てましたよ。一番人間らしい歌い方だと思いましたが機械判定ですからね。TD社の大会は出れるのを確認済ですから大丈夫ですよ」


「説明有難う御座います。あの相談が有るんですが……別件なんですけど」


 営業さんに会ったついでだ、此処で頼んじゃおう。


「なんでしょう?」


「競技が終わった後で、スピードシューティングを少しやらせて欲しいかなって思いまして……やった事無いので、どんな感じかなと……」


「良いですよ、全然構わないです。少し遅い時間になりますが、それでも良ければ」


「何時位でしょうか?」


「一七時位になると思いますが」


 その位なら平気だ、一時間位遊んで帰っても20時位には家に着けると思う。真弓の顔を見ると頷いたきたのでOKだろう。


「大丈夫です。それでお願いします」


「では、表彰式終わったら、ここに来てくれますか?」


「はい判りました」




よろしくお願いします。

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