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巨大触手と対峙

「洞窟深層 ――巨触番人戦・開幕」

(洞窟低音/粘つく水音)

ナレーション(低く重く)

「――そして、ゆっくりと……“妖魔”が姿を現した」

(ずるり……)

SE:粘つく這い出し音

ナレーション

「闇の底から這い出すのは、太く濡れた触手――一本、二本、三本……地面を掴み、岩を軋ませながら、次々と姿を現す」

(ずるり、ずるり……)

白巫女(息を詰めるように)

「……ッ」

(どくん……どくん……)

ナレーション

「節ごとに脈打つ収縮、赤黒い光が内部で巡る……その鼓動に合わせ、洞窟の空気そのものが震える」

白巫女(低く、確信を込めて)

「……これが……この階層の番人……」

(うねる音/壁・天井へ広がる)

ナレーション(圧を上げる)

「触手が一斉に持ち上がる――壁へ、天井へ、地面へ、あらゆる方向から広がり、二人を囲む」

(低い唸り)

妖魔(重く)

「グゥゥゥ……」

(わずかに間)

ナレーション

「視線が、定まる――狙いは、白巫女」

(足音、半歩近づく)

ナレーション

「距離が詰まる……三歩ではない、ほぼ並ぶ位置」

白巫女(低く、しかし揺らがず長く)

「……主様、来ます……この圧、間違いなく中枢を守る個体、全方位から拘束を狙う構え……ですが、恐れる必要はありません、動きは見えています」

(踏み出す音)

あなた(低く断定的に)

「倒すぞ、核を叩く」

ナレーション

「赤黒く脈打つ中心――そこが、すべての起点」

(触手が再びうねる)

SE:空間がうねる音

ナレーション(重く)

「空間そのものが、生きているように動く」

あなた(前へ踏み込みながら)

「行くぞ」

白巫女(即応、力強く長く)

「はい、主様――共に参ります、この身は支えとなり、導きとなり、いかなる拘束も断ち切り、必ずその核へと届かせます」

(同時に踏み込む足音)

SE:二人の踏み込み

ナレーション(締め)

「闇の中心へ――巨大触手を撃ち抜くために」

(重低音/戦闘開始音)

ナレーション(静かに落とす)

「共に、進む」


挿絵(By みてみん)

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