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異世界で転生した俺は勇者へ  作者: ハヤブサ
おてんば鍛治とお人魚姫
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地獄沼

【地獄沼】


「なぁ、なんでここって地獄沼って言うんだ?」


俺がそう言うとマリンは少し暗い顔になった。

「私は、名の通りココが【地獄】と通じてるからだと昔聞いたわ。」


地獄?天国だけじゃなく地獄もあるのか…?


「ウチもそれ聞いたよ。絵本にもなってるし。昔よく言われたな〜悪いことすると地獄沼に引きずり込まれるって。」


ふーん。割と地元では有名なのか。

「そういえば爆弾ウナギってどういう怪物なんだ?」


「爆弾ウナギの吐いた水の塊が爆発するのよ。それがヤツの主な攻撃。沼付近には割と住んでるわ。なかなかの強さだけど私なら1人でなんとか倒せるわ」


「ウチだって1人で倒せるわい!」


「ほら、噂をすれば、アレが爆弾ウナギよ…ラッキーな事に2匹いるわね。」


見た目はそこそこ大きなウナギだが…


「じゃあお先っ!発現!ウォーター!!」


マリンの手から凄い勢いで一点集中型の水が噴出する。高圧力の水は爆弾ウナギの体に穴をあけた。


「ヲオオオオオオオオ!!」


「ウチだって!!発現!!アップ!」


唱えた瞬間ナナの手は光り始めた。アレは俺の不動と似ているな。恐らく肉体強化系か…


「おりゃーーっ!!」

ズバンッとウナギの体を斬りつけていくナナ。

能力もさることながらあの剣もなかなか良さげだよなぁ。

【30分経過】


2人ともかなり疲れてるな…

爆弾ウナギの広範囲爆撃を避けつつ攻撃するのはなかなかの労力だ。

でもどちらもあと一押しで倒せそうだな…

僅差だがマリンがリードしてるか……?


「くっ、はぁはぁ、あと少しのはず!ちっ、また爆弾か!!くううう、ぐっ!!」


「ヲオオオオオオオオ!!」


爆弾ウナギの吐いた水は割れた瞬間爆発を起こし周囲を巻き込む。直撃だ!!さっきまで能力の水でバリアを張って防いでいたのに…ついに気力が尽きたか……?


「ふーっ、ふーっ、ウチもそろそろ疲れてきた…一気に攻めるか…!!」


ここに来てナナも攻めるか…良い勝負だ!

…!アレは…マリン!耐え切ったのか…!


「 はぁはぁ…、うふふ、ふ、耐え切ったぞ。耐えたのは力を温存するためだ!!そして爆弾を撃った直後のお前は隙ができる!ここだぁ!!!発現!!!ウォーター!!!」


マリン渾身の能力は爆弾ウナギ周辺の水を巻き込み巨大な津波のようになりウナギを飲み込んだ…

勝負あったな…


「や、やった…!!」


その瞬間、マリンの放った津波の中から石のような小ささの黒い球体が弾丸のようなスピードで迫ってくるのを俺は見逃さなかった!


「あぶねぇ!!」


とっさにマリンを抱きかかえ庇った俺は攻撃をモロに食らってしまった。


「ぐあっ!!」

「??!ヤマト!!」


そしてすかさず二撃目がナナ目掛けて放たれていた。

距離はある!やらせるかっ!!

「発現!不動!」

3秒足を右手で触れ、思い切り踏み込んでナナの元へ飛び込み、覆いかぶさった。


「ぐぅ!!」

今度は脇腹をかすったみたいだ。いてぇ。


「ヤマト!!」


「誰だ!!!?何者だ!!?」

沼の中から人影が出てきた…

汚くねぇのか?いや今そんなことどうでも良いか…


「初めましてヤマトさん。私ファントム軍のテラローシャと申します。」


ついに出たか…ファントム…!!

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