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【冒頭風】神視点

空っぽの器を満たす。


様々な色が配合された器は絶え間なく変化し、止まる事は無い。


私はそこに光の粒子を振り撒いた。


粒子は器の中へと溶け込み、光輝いて行く。


光が落ち着くと器の様子は全く異なった姿を見せた。


絶え間なく変化していた器は透き通るような水色へと統一され、器の中に黒い影が無数に散見される。


黒い影はお互いに喰らい合い、また共生して一定の数を保ったまま形を変え始めた。


ある者は鋭利な刃物を口に生やし捕食へと特化した形に、またある者は体をスマートな形に変える事によって抵抗を減らし逃げる事に特化した姿へとなった。


そこから更に時間が流れると器全体が大きく揺れだした。


黒い影は突然の出来事にパニックを起こし、右往左往する者も入ればショック死してしまう者もいた。


更に揺れが大きくなると器を超えようとするが如く火が吹き出し、地が奮起した。


大きな揺れを乗り越え、新たな生活圏を発見した影は爆発的な進化を見せ始める。

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