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【短編】オリエール令嬢の一日

私の名は、オリエール・ビ・ルスタル。伯爵令嬢です。


今日はそんな私の一日をお見せしたいと思うわ。


朝5時には起床して、自分で着替えます。


おかしいな?とお思いになったと思いますわ。普通ならメイドに任せれば良いのにどうして自分で着替えるのかって。 


単純な理由ですけど、朝早くから呼び出してしまうと朝の支度をしてるメイド達の迷惑になると思って自分で行うようにしてるのですわ。


それに、ストレッチを行うだけですからそんな手間の掛かる格好になる訳ではありませんし。


着替えが終わった後は一時間ほどストレッチを行い、その後はお風呂で汗を流してメイドにお願いしてドレスに着替え、食堂へと向かいますわ。


食堂にはすでにお父様とお母様、妹のルナシエが来ており、私と家族は挨拶を交わして食事を食べます。


家族と交わす何気ない会話は私の楽しみで、何時もこの時間はウキウキと心が踊るの。


その後は先生がいらっしゃるまで食休みを兼ねて部屋で読書を楽しみ、勉強を受けましたわ。


昼食を挟み午後4時頃まで勉強を受けた後は自由時間となるので、私は庭園へと赴きましたわ。


知ってるかしら?ルスタル家の庭園はとっても綺麗だと言われてるそうなの。


私もそう思うわ。


庭園へと入ってすぐ、青々とした緑のアーチが目の前に存在しますわ。


左右に目を向けると色取り取りの花々が咲き誇ってるの。


私はこのアーチが好きなのよ。アーチの中から花畑を見ると、太陽に照らされてキラキラと輝く花畑が一層に綺麗に、幻想的に見えるの。


まるで、天国のようだったわ。


少しロマンチック過ぎたかも知れないけど、それほどに綺麗で好きなのよ。


庭園の奥へと進み、花々に囲まれた小高い丘にある木の麓まで来たらハンカチを敷いてその上に座って持参した本を読むの。


木が日陰となって、暑い日でも涼しく過ごせるから私のお気に入りの場所なのよ。


夕食になるまで読書を楽しみ、朝と同じく夕食を食べましたわ。


今日はお父様が早く戻って来られたから一緒に食べれたけど、何時もはお忙しくて中々一緒に食べる事は出来ませんの。


夕食の後はお風呂に入り、部屋へと戻ろうとしたけどルナシエにお願いされてルナシエの部屋で本を音読しましたわ。


話を聞いてる内にルナシエはうとうと寝始め、話の途中で眠ちゃったの。


私はルナシエをベットに運び毛布を掛け、最後に頭を一撫でして部屋を後にした。


寝る前に本でも読もうと思っていたけど、ルナシエの気持ち良さそうな寝顔を見て私も眠くなったからそのまま寝る事にしたわ。


「おやすみなさいませ」と告げて部屋を辞して行くメイドに「おやすみなさい」と返して私は眠りに落ちたの。

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