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初めての王宮6


なんだこれは、なんだこれは、なんなんだっ!?


こんなはずじゃ、なかった。

こんなはずではっ!


助けて、助けて、助けて、助けて、助けて、助けて、助けて、助けて、タスケテ、タスケテ、タスケテ、タスケテ、タスケテ、タスケテ、タスケテ!


死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない!


嫌だ、痛い、痛い、痛い、痛い、イタイ、イタイ、イタイ、イタイ!


やめろっ、もう、やめてくれっ!お願いだ………


イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、嫌っーーーー!!!!


ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……………………………


もう、許して………………許してください……………


…………………………………………………………………………………………………………………………………殺してくれ


…………………………………………………………………………………………………………………………………死なせて







これから皆と遊びます。


近付いて来た男の腕を掴み、そのまま……


ボキッ!


「ぎゃあーーーーーーーーっ!!!!!!」


暴れて腕を振りほどこうとします。

この手も邪魔です。


ボキッ!


「あっ!あぁぁぁぁぁ!!!!」

「おいっ!?大丈夫か!?このやろっ!!!」


短剣を向けて切りつけて来ました。


服が破れたらどうするのです!?


約束は今度は守ります。


短剣を伸ばした爪で受け流し、腹に拳をいれます。


ゴキッ!


「っ!かはっ!!!!」


人間は脆いです。


魚の骨を食べないから柔になるのです。


ドレスが汚れない様に遊ぶのは大変です。

人間は切ると血が出ますから、爪で引っ掻くのは駄目です。


「きゃあーーー!!」

「何してるのよっ!早く、やりなさいよ!!」

「なによ、これ………」


女は叫ぶばかりで煩いですね。

遊ばないなら静かにしてればいいのです。


「苛烈にて熾烈、その熱さを我が手に弓となれ!焔の矢よ、数多となりて向かえ撃て!!」


火の矢が向かって来ます。

燃えたらどうするのです!?


ドレスが!


魔法語は初めて聴きましたが、あんだけ長い言葉を言って、これですか?


遅いし、真っ直ぐにしか飛ばない矢はつまらないです。

もっと大きい魔法はないのですか?


私は花火が見たいのです!


「苛烈にて熾烈、その熱さを我がてっ……!!ッあ!ッッッッッッ!!!!」


「それは、さっき見ましたよ」


矢を避けたら、また同じ魔法語を言ってたので喉を潰しました。

これで、ドレスが燃える心配はないです。


花火は旦那様に見せて貰います。


「このっ!!」

「おらっ!!」


残り二人が同時に向かって来ました。タイミングを合わせて上に跳びます。


ドスッ!

ガスッ!


「「!ッ!ガハッ!!」」


綺麗に相討ちしました。

一人は倒れ、もう一人はよろけながらも立っています。

ついでに跳び上がって降りる時、倒れた男の足首を踏みます。


メキッ!


「アッーーーーーー!!!!」


「たっ、助けてくれっ!お願いだ!俺は雇われただけなんだっ!」


男は後退りしながら、汗がダラダラです。


「遊びは終わりですか?」


もう少し遊びたいです。

旦那様もいいと、言ってました。


「ッッッ!そうだっ、遊ぶのは終わりにしよう!なっ?」


「………嫌です。もっと遊びます!早く逃げて下さい。あっ!女の人もです!一緒に遊ぶのです!」


叫んでばかりできっと、つまらないのです。

一緒に遊べば楽しいです。


「嫌よ!いや!イヤ!イヤッ!」

「ごめんなさい……お願いだから許して……」

「ひぃ!!来ないでぇ!!!」


「いいからっ!逃げるぞ!早く動け!」


「10数えますね♪い~ち、にぃ~……」


男は女3人を立たせて逃げました。


「………きゅ~う、じゅう!!」


探します!

女3人は臭いのですぐ、場所が分かります。

庭は広いのですが男も女も遅いです。

まだ、この辺にいます。

小さな小屋から四人の匂いがします。


「どいうことだよっ!こんな話じゃあ、なかっただろっ」


「私だって知らないわよ!」

「ねぇ、見付かったらどうなるの………」

「静かにっ!静かにしないと見つかるわ………」


隠れてるつもりですか?

これは??

気配も音も匂いもバレバレです。


「みぃ~つけた!」


男が動く前に足を凪ぎ払うように蹴ります。

またしても、骨の折れる音がしましたが弱いから仕方がありません。


女3人も煩いですね。


喉を潰せば静かになりますよね。


静かになりましたが、やっぱり臭いです。


!!私がシャンプーしてあげます。


男を引き摺り、女3人は歩いてもらいます。

案内役の女が涙を流しながら座り込んでしまいました。

喉を潰したので何を言っているか分かりません。


汚い顔です。

仕方ないので空いている方の手で髪を引き摺って池まで連れて行きます。


私は優しい女です。


ようやく、池に着きました。


洗う時は服は脱がねばなりません。

ドレスは脱ぐのが大変なので、手伝います。

爪で破いて、あっという間にスッポンポンです。


嫌がるのも分かりますが私も旦那様にやられた、女の試練です。


池に女3人を放り入れます。

池には魚もいました。

捕まえたいですがドレスが汚れます。


「そうです!」


近くに倒れていた男も引き摺って、池に男5人を放り投げます。


「男は魚を捕るのです!女は臭いから洗うのです!」


男は骨が痛いのか魚が捕まえられません。

使えない奴等です。

狩りも出来ない弱い男です。


女は洗い終わったのか池から上がろうとしますが、まだ臭いので池に落としました。


池にいる人間の動きが鈍いです。


私はお腹が空きました。


魚を捕れない軟弱者に用はありません。


魚は旦那様に貰いますから、もう、いいです。


女3人も臭いからもう、いいです。


「お家に帰ります」


その前に旦那様に執務室でグルグルしてもらいます。

刺身も食べたいのです。

花火も見たいです。

お菓子を皆にあげます。


予定がいっぱいです。


「遊びは終わりなのです」


旦那様の所にもどります。


その前に………


「旦那様の婚約者は私、リン=アレストファなのですよ!」




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