俺の初恋
「幸也、なぁ怒ってたりする?」
「どうして?」
「俺が勝手に写真撮ってたから。」
「怒ってないよ。ただ恋人ってそういうことするものなのかなと思って。秋彦さん?」
秋彦は立ち上がり僕を抱き上げベッドに運んだ。
「なぁ、幸也は俺のこと好きなんだよな?」 「うん! 大好きだよ。……あきひ…んっんん」 秋彦は僕の言葉を遮りキスをしてきた。激しいキスに耐えられず秋彦の胸を押し返す。
「……ハァハァ 秋彦さん、どうしたの?」
「好きだ!幸也は誰にも渡さない絶対に!だから…幸也…俺だけをみて…俺だけを愛して……」秋彦は泣きそうな目で僕を見つめる。「秋彦さん、僕を信じて!僕が好きなのは秋彦さんだけだよ。」僕は秋彦を抱きしめた。
「俺はさ、今までそれなりに付き合ったりしたけど来るもの拒まず、去るもの追わずみたいな感じだったから…でも幸也は違うんだ!
俺さ、幸也が文化祭の時にステージで歌ってる所見たんだ。俺の友人の弟が幸也の高校通っててそれで見たんだ。 会話したわけじゃないけど思った…似てるなって…父さんから再婚相手の子供だって幸也の写真見た時からずっと好きだった。俺だけのものにしたかった。……俺も初恋みたいなもんだ」知らなかった秋彦がレストランで会う前から僕のことを好きでいてくれていたこと。
「…秋彦さん……ありがとう…僕の全てを秋彦さんにならあげられる。僕は秋彦さんのものだよ。」
「ありがとう幸也 俺も幸也に全てをあげるよ。愛してる!」




