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ラスト×ラスト the chronicle of samsara【再開】  作者: マナ'
Chapter3 邂逅、そして "Erode oneself. Error of the ROOTs."
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19/28

0/歯車―停止した機械仕掛の時計

それは噛み合った歯車のイメージ。

計算し尽くされ、力を効率良く伝える仕掛け。

そう、それは一つの時計の機関部。

回転を伝え合い、時を刻むべきもの。

綺羅やかに光る金色や銀色の綺麗な歯車。

その組み合わせはまさに芸術品だろう。

しかし、それは未完成。

なぜなら歯車が一つ欠けている。

回転は最期まで伝わることなく、そこで途切れている。

時計の前には二つの歯車がこぼれていた。

同じ形の歯車が。

赤と、黒の歯車が

いずれも、欠けた一ピースになりうる歯車が。

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