ネット及びネットゲームを嗜まない方のための脚注
長くネットに触れてきた方は読まなくても差し支えありません。
※フレンド<friend>――プレイヤー同士がオンラインで繋がるゲームのサービスのひとつ。ゲームによって多種多様なメリットがある。
※キャリー――ゲームでのチームバトルにおいて自らの活躍によって、味方チームを勝利に導くこと。対義語に『寄生プレイ(寄生)』がある。
※ワンパン――意味は大まかに分けて2つある。①敵ボスの一撃撃破。②敵ボスを1回殴った後、そのまま敵ボスを放置し、他人が敵ボスを倒すのを待つ攻略スタイル。このワードは主に後者の意味で使われることが多く、『寄生プレイ(寄生)』と見なされた場合は行為者がSNSで晒されることがある。
※荒らし<troll>――特にネット上で、不合理なメッセージの送信や迷惑行為を継続的に行っている様子。
※マウント<mount>――「私のほうが立場が上だ」と、自分の優位性をアピールする行為。
※姫プ――姫プレイの略。オンラインゲームなどで女性キャラが皆にちやほやされたり、プレゼントをもらったり、強い人に守ってもらったり攻略を任せたりしてプレイしていくスタイルのこと。また、そういった女性キャラを『姫』と呼ぶ。
※ネカマ――ネットおかまの略。主にネット上で男性が女性を装うこと及び装っている人、またその行為。対義語にネットで女性が男性を装う意味の『ネナベ』がある。
※囲い――特定の人物の熱狂的なファン。蔑称に近いニュアンス。
※ガイジ――知的障害児の略。身体や知的障害そのものを馬鹿にするか、あるいは見るに堪えない振る舞いをする人を障害者に喩えて非難する意図で使われる蔑称。差別用語のため使わないのが吉。類語に『池沼』があり、こちらは知的障害者の略語である知障と同音であることに由来する。
※リアル<real>――実社会。 オンラインゲームの仮想世界や、SNSなどで構築される人間関係に対していう。
※オフパコ――ネット上の人物と実際に会って性行為を行うこと。行為自体を『パコる』とも言う。
※出会い厨――ネットやSNSなどで仲良くなった相手と、すぐに会ったり恋愛につなげようとしたりすること。また、そういった人。
※陰キャ――陰気な性格、キャラクターの人を意味する俗語。反対の意味合いに陽気な性格、キャラクターを意味する『陽キャ』がよく使用される。
※チー牛――三色チーズ牛丼を注文していそうな顔の意。ネットスラングの1つ。総じて『陰キャ』の容姿を揶揄する場面で使われる。眼鏡をかけた素朴な男が「すいません、三色チーズ牛丼の特盛りに温玉付きをお願いします」と注文しているイラストはネット上で有名である。