〜異世界冒険記3〜休憩中の事…
…台風で色々と大変だと思いますので今回は明るめに書いてみました!
それでは〜。
僕たちが腰を下ろして休んでいると近くから
「ワタル〜!エル〜!」
そう言って僕たちの名前を呼ぶ声が聞こえたので僕とエルは声のした方を見てみた。
するとそこには尻尾をパタパタと振りながら僕たちを見ているマリが居た。そしてマリは僕たちを見ながら
「2人共、こんな所で座り込んでどうしたの?」
首を傾げながらそう聞いてきた。なので
「実はねーーー」
そう言って僕はマリに、マオさんがマオウの元へ行ってしまったのでマオさんを走りながら追っていた事、そして走っている途中でエルが疲れてしまったので休んでいる事を伝えた。
「だらしないよ、エル。海の家からこの場所までは大した距離ないよ?それだけしか走ってないのに疲れちゃうなんて、エルってもしかして運動不足なんじゃないの?」
僕の説明を聞き終えたマリはそう言ってエルを注意していたが、エルは
「運動不足?当たり前じゃない!」
そう言ってマリに反論をしつつ立ち上がり、そして身体の前で腕を組みながら堂々と、
「だって私は、『インドア派』なんだもの!
だから、運動なんかしないのよ!」
そう宣言していた。
そんな宣言をしたエルを僕は呆れた顔をしながら黙って見ていたがマリは僕とは違い、怒った顔をしながら
「そんな事を堂々と宣言しないの!」
そう言ってエルに対して怒りながら立ち上がり、そして
「ちょっといいワタル?」
僕に怒った顔のまま聞いてきた。
僕はそんなマリを見たことがなかったので内心かなり焦ったが、出来るだけ普段通りを意識しながら
「…何かな、マリ?」
そう尋ねてみた。〈…ちなみに声はかなり震えていた…〉
マリは僕の質問に
「ちょっとエルを借りていくよ?」
そう答え、そして答えた後に僕の目の前でエルを肩に担ぎ、そして担ぎ終えると
「じゃ、そういう事で!」
そう言ってエルを担ぎながら走り去ってしまった。
ちなみにこの間エルは
「え?え?」
そう言ってマリの行動に対してただ戸惑っているだけだった。しかしマリの肩に担がれている時になんとなく状況を察したらしくエルは泣きそうな顔をしながら
「………(助けて、ワタル!)」
そう訴えていたが、そんなエルを無視して僕は親指をグッと立てながら笑顔で
「………(…頑張れ!)」
そう返しておいた。エルはそんな僕に対して
「………(…後で覚えておきなさいよ!)」
そんな事を言っているような目をしながらそのままマリに連れ去られていった。
そんな感じでエルが連れ去られてしまった〈完璧に僕のせいではあるけどね…〉のでやることがなくなった僕はビーチパラソルとベンチを箱で造り、そしてベンチに寝転がりながら
「…まぁ2人が帰ってくるまでは、ここで寝ていようか。」
そう言って寝始めていった。
〜続く〜
…ネタで書いたつもりなのですが、
「あれ?意外とワタルがこんな性格でも問題ないような…」
そんな事を感じた回となってしまいました…
明日はエルとマリの話になりますので、まぁよろしくお願いします(^^)/
それではまた明日〜!




