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〜異世界冒険記3〜エルからの返答を聞いてみた

まぁ大体の説明は出来たと思いますのでよろしくですm(_ _)m

 

 そうしてエルは堂々と、

「理由はね、()()()()()()!」

そう宣言した。

 その宣言が僕の予想とは違ったので僕は、

「…そ、そう…なんだ。」

みたいな、戸惑った返事しか返せなかった。

でも僕の頭は冷静だった様で、〈僕の頭って凄い。←振り返りながら思った僕。〉頭の中で考えをまとめることが出来て、

(……世界がどうとか、そういう深刻な理由じゃあないんだね、良かったよ。)

あまり深刻な理由じゃなくて僕としては良かった。良かったが、

(…女神なのに()()()?そんな事、あり得るのか?)

少し冷静に考えられるようになった僕はエルの()()()()()()()態度を見てそう思った。


(アニメの世界の女神は大人っぽい性格で、異世界へ行く主人公達を優しく見送る、そんなイメージだったんだけど…。)

アニメ厨の僕はそんな事を考えていたが、ふと先程の光景を思い出し、

(…でもエルだったらな〜。)

そう思った僕である。

 ちなみに思い出したのは、出会った時の

『1人でスマホをいじっているエル』である。

そんなエルの出会ったばかりの様子と、

(…それにこんな()()()()()()姿だから、本当に子供っぽい性格をしていてもおかしくはないよな〜。)

エルの容姿を再確認した僕は、

「…エルって、本当に女神さまなのかな?」

とても女神とは思えなくて、思わずボソッと呟いてしまった。そして呟いた後に、

(あ、まずっ!)

そう思った僕だったが、

「? 何か言ったワタル?」

エルがそう言ったのでどうやらエルには聞こえていなかったらしい。

(…危ない危ない。)

僕は呟きを聞かれなかった事に安心しつつ、

「いや、なんでもないよ。」 

そう言ってエルに誤魔化した。

「…言いたい事があるならもっと大きな声で言ってよね…。

 まぁどうせ『女神のくせに寂しがり屋なんだ〜』って馬鹿にしてたんでしょうけど…。」

エルはそう言って少し寂しそうな顔をしてしまった。

(…寂しがり屋なのは分かったけど、少し悪い事をしちゃったな…。)

僕はエルの性格を本人の口から聞けたので良かったと思ったと同時に少しの罪悪感が出て来たので、

「…いや馬鹿にした訳じゃーー」

ない、そう続けようとした僕だったが、

「…ん〜、でもワタルならそんな言わないわよね、きっと。

 それに、そんなワタルだから私も一緒に行こうとしてる訳だしね! よし、解決した!」

とエルが自分で解決し、さらに僕の評価が何故か

上がっていたので、僕は言葉を続けられなかった。そして、

(…言いたい事、無くなっちゃったよ…。)

エルが先程言った()()()()()()、この一言で僕がしようとしていた質問は解決してしまった。

 ちなみに僕がしようとしていた質問は、

『他の人じゃあ駄目だったの?』

そんな感じの質問だったが、エルが()()()()()()と言ったので、この質問はする前に解決した。

 

 「他に何か質問はあるかしら?」

エルがそう言って僕に尋ねてきたので、

「いいや?()()()()()()()()()もう無いよ。」

僕はあえて『エルの事』とそう強調して言った。

 しかしそこまで強調して言う必要はなかったらしく、

「別にわざわざ強調する必要は無いわよ?

どうせこれからする説明は元々するつもり、というかしないと駄目でしょうし。」

エルがそう言ったので僕の気遣いはどうやら無駄だったらしい。なので、

「それじゃあ、()()()()()についての説明をお願いしようかな。」

僕はエルにそう言った。エルは、

「良いわよ。」

と言って僕の持っている箱を指差しながら、

()()()()()()()()()()()()!」

そう言った。


(…何でも出来るとは思ってたけど、まさか()()()()()まで出来ちゃうとはね…。)

僕はエルからの説明を聞き、箱を見ながらそう思った。ただ、

「…でも、エルを召喚する為の()()はどうするんだ?」

少し気になったのでエルにそう尋ねた。


 箱をエルから貰う時に、この箱は魔力で色々と力を発揮すると聞いた。初めの魔力は素質に大きく左右されるらしい。  

 一応鍛えたりする事でも増えていくらしいが、

異世界へ行ったばかりでは女神のエルを召喚出来るのはチート主人公くらいだろう。

 ただ僕は平凡だと、さっきエル本人から聞いた、悲しいことに。〈…まぁその補填の為に箱を貰ったのだが。〉

 

 そのため僕にはエルの召喚は出来ないように思われたが、流石は女神と言うべきかその対策は既に終わっているらしく、

「あ、それに関しては問題ないわ。

私の召喚の際の魔力は、()()()()から補填するから。」

と言って問題ない事を説明してくれた。

 そのエルの説明を聞いた僕は、

「親類って事はエルの母や父なんだろうけど、事前に言っておかなくても大丈夫なの?」

とエルを心配したが、

「大丈夫だって〜!

 私の両親って凄い魔力の持ち主で、それこそ世界を滅ぼせるぐらいの魔力を持ってるから、私を召喚してもバレないって!」

親に内緒にしている子供みたいな言い訳をしていた。

「…そう?なら良いんだけど…。」

僕はそう言ってエルを止めなかった。

 ちなみにこの時僕が強く止めなかったせいではあるのだが、エルはこの後〈と言っても振り返っているワタル達の時間帯ではあるが…〉ご両親から酷い目に合わされるのだが、それは振り返りが終わった後に起こる事なので後ほど紹介しよう。

 

「他には質問はないかしら?」

そう言ってエルは僕に聞いてきたので、

「エルの召喚はいつすれば良いの?」

 先程の説明でエルは、召喚のタイミングまでは言わなかったので僕はそう確認した。

「出来るだけ早い方が良いから、向こうに着いたらすぐに喚んで欲しいな!」

エルはそう言って僕にウィンクしてきた。

 なので僕は

「…了解だよ。」

と少し恥ずかしくなりながらそう答えた。

 そんな僕を気にせずエルは、

「他に質問はある?」

そう言って僕に聞いてきたので僕は少し考えたが、

「…もう無いかな?」

エルにそう答えたので、

「よし!それじゃあワタル達の転移を始めちゃいましょうか!」

と言ってエルは立ち上がり、

「先にマリーの所に行ってるからね!」

そう言って部屋を出て行ってしまった。

「…やっぱり子供にしか見えない…。」

そんなエルの様子を見ながら僕はそう呟き、

「それじゃあ僕もマリーの所に行こうかな。」

そう言って立ち上がりマリー達の元へ向かうべく、ドアに向かって歩いていった。



        〜続く〜

今回の終わり方では話が繋がらないと思います。

なので明日に続きます。

そして明日でやっとワタルが悪いと分かります。

皆様も各々想像して予想してみて下さいm(_ _)m

それではまた明日お会いしましょう(^^)/

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