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〜異世界冒険記2〜ハオの相談を聞いてみた2

 「とりあえず、マオさんが怒っている原因はマオウで合っているのは分かった。

 だから、次はマオウの【どんな行動】が、マオさんを怒らせているのか教えて欲しいな。」


 大体の事は、ハオの相談を聞いていて理解は出来た。

 ただ、マオさんの怒っている理由について、ハオが言わなかったので僕は、まずそれを知ろうとして、そうハオに聞いてみた。

(理由が分からない事には、解決出来ないからね…)

僕はそう思いながらハオに聞いた。 


 ハオは、

「ん〜、行動か…

逆に行動を起こさないから、母から起こっているんだけどね〜。」


そう言った。


僕は、少し頭の中で考えをまとめ、


「マオウは家でゴロゴロしていて働かないから、怒られている?」

と、僕は予想してハオに聞いてみた。


「正解!」

と、ハオは拍手をしながらそう言った。(僕としては、正解しても嬉しくはない…)


 「そして、マオウに仕事を紹介して欲しいから僕を訪ねてきた?」

再びハオに質問した。


「そう!正解!」

ハオはそう言って、再び拍手をした。(やっぱり嬉しくは無かった…)


 マオウ家では、ハオがパトロールを始める前までは、マオさんが村全体の手伝いをして、生計を立てていた。

(それはもう、有能秘書レベルで働いてくれた。)

 なので、マオさんだけでも普通に生活をすることが出来ていたので、マオウとハオは働いていなかった。


 しかし、ハオには僕がパトロールを頼んだ。

(キチンと対価としてお金も払っている。)

 なので、マオウ家で今働いていないのは、亭主のマオウだけとなっている。

 

 「…マオウは引きニート…」

小声で僕はそう呟いた。


「え?ワタル、何か言った?」

とハオが聞いてきたので、


「いや、何も言ってないよ。」

とハオには答えてごまかしておいた。


 ここで少し【引きニート】の説明をしておこうと思う。(要らないかもしれないけどね…)

     


      〜【引きニート】〜

 その言葉は、【引きこもり】と【ニート】が合わさって出来た言葉である。

 

 そして言葉の通り、家に引きこもって仕事をする事なく生活している人に使われる言葉で、今のマオウには、ピッタリ当てはまってしまう。



 「…ちなみに、働いていないマオウに対してマオさんはどんな事を言って怒ってるの?」

 大体の予想はついていたけど、僕は一応聞いてみた。


「…今日の朝イチに、ワタルに父の相談をして来て欲しいって、母から頼まれたんだけどその時に、

『…今日の相談でどうにもならない様なら、あの男は捨てるわ…』

って笑いながら言ってたよ。

 ちなみに、目には光が無かったよ…」

とハオが震えながら、そう言った。


(よほど怖い目をしてたんだな…)

と思いながら、


「…やるべき事は分かった。

だから、後は僕に任せておいて。」

そう言って、僕は相談を受け、マオウの元へ向かうべく立ち上がった。


「…後はよろしく…」

そう言って、ハオは力尽きたかのようにリビングで倒れて、そのまま寝てしまった。


「…起きた時には相談を解決させておくからね。」

 寝ているハオにそう伝え、僕はマオウ家へ向かった。



       続く

今回で、ハオの相談回は終わります。次は、解決編になりますので、次回もよろしくですm(_ _)m

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