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〜異世界冒険記2〜シャルの悩みを聞いてみた

昼寝の続きをしていたワタルとクロ。

しかし、何だか雲行きが怪しくなってきて・・・

 昨日は、マリとクロについて理解を深める事が出来たので、今回はシャルの事をもっと知ろうと思う。


 時間としては、クロとの昼寝をしていた続きと考えて欲しい。

 僕とクロは、気持ちよく2人で日向ぼっこをしていたのだが、どうやら曇ってきたようで、太陽が隠れてしまった事に気づいた僕は目を覚ました。

 太陽が隠れた後、次第に辺りが暗くなってきたので、


(そろそろ雨が降ってきそうだな…)


と感じた僕は、気持ち良さそうにしているクロを起こさないように起き上がり、洗濯物を家の中に取り込んでおいた。


 取り込み終わってからしばらくして、


「今から洗濯物を取り込んでも間に合うのでしょうか。

…あら?」

 と、空の様子を心配そうに眺めながら、帰ってきたシャルの声が聞こえてきた。

 ちなみに、後半の疑問の声は、洗濯物があった場所を見た時のシャルの感想の声である。


(早く教えてあげよう。)

と思った僕は、


「洗濯物なら、僕達が取り込んでおいたよ〜。」

と、帰ってきたシャルに伝えた。

 『僕達』と表現したから分かるとは思うが、洗濯物を取り込んでいる途中にクロが目を覚まし、

「私も手伝う!」

と言って、クロも途中から手伝ってくれた。

 そのおかげで、雨が降る前に洗濯物を無事に取り込めることが出来た。


「ありがとうございます。」

と、シャルはお礼を言いながら、縁側に向かって歩いてきて、ちょうど縁側に着いたと同時に、

 

ザー!


と、勢いよく雨が降り出したので、

「危なかったね〜」

と、クロが笑いながら言い、

「そうだね〜」


「そうですね。」

と、僕とシャルも笑いながら答えた。



 しばらく外の様子をみんなで眺めていたが、

「そういえば私、雨の日って何だか落ち着かなくなるんですよね。」

と、シャルが思い出したかの様に言った。


クロは、

「へぇ〜、何だか変わってるね〜。」

と返し、その返しにシャルが、

「でも、理由は自分でも分からないんですよね。」

そう返事をしていた。


 しかし僕には、雨の日にそんな気持ちになるような原因を、ネットを漁っているときに見たことがあった気がしたので、その時の様子を思い出しながら、

「その落ち着かなくなるのって、毎回なの?」

と、シャルに聞いてみた。


 シャルは、

「いえ、毎回ではありませんね。

その証拠として、今は平常心を保てていますので。」

と答えてくれた。


(確か、ネットでは寝不足が原因になっていると書かれていたような…)

と、何とかネットを漁っていた時の記憶を思い出していき、

「その落ち着かなくなった日って、もしかして寝不足だったんじゃない?」

と、再度シャルに聞いてみた。


 シャルは少し考えていたが、

「寝不足ですか…

もしかしたらそうだったかも知れませんが、それが何か関係するのですか?」

と、予想していた感じの質問をしてきた。


(そうだよね、不思議に思うよね〜。日本なら、「ネットで調べてみて」の1言で終わるから楽なんだけど、この世界じゃあ出来ないからね…)

少し不便だな、と僕は思ったが、

(そういえば最近、僕もそれに近い体験をしたんだったな。)

と、日本での生活を少し振り返ってみて、自分でも経験したことがあったので、

「そうだね、その質問に答える為には、少し僕の思い出話をしようと思うんだけど…」

と、2人にそこまで伝えたところで、


「ワタルの向こうの世界での生活⁉

それなら聞きたい!」

と、クロが元気に答えてくれて、


「そうですね。

確かに理由も知りたいですが、それと同じぐらい、ワタル様の過去についても知りたいですね。」

と、シャルも知りたそうにしていたので、

(まぁ、面白くはないけど知りたいなら話してあげようか…)

と思い、僕は話すことにした。


ただ、

「過去の詳しい出来事は、また今度ね?

 今回は、僕もシャルと同じ様に、雨の時に落ち着かなくなった事が有ったから、その時の話をしようと思うんだ。 」

と、2人に伝えた。


 クロは、目に見えてガッカリしたような感じになってしまったので、


「また今度ちゃんと時間を作って話してあげるから。」

と、言いながら頭を撫でてあげた。


クロは、

「約束だからね!」

と、少し拗ねた様な感じで言ってきた。

(やっぱりまだ子供だな〜。)

と思いながら、

「分かったよ。シャルもまた今度で良いかな?」

と、シャルにも聞いてみた。


シャルは、

「私はそれで構いませんよ。」

と、微笑みながら答えてくれた。


(やっぱりシャルは大人だな〜。)

と感心しつつ、

「それじゃあ、僕の体験を聞いてもらおうかな。」

と言って、僕は自分が働いていた時の話を2人に話していった。



    続く

今回で、自分の体験談を書いてしまおうとしたのですが、仕事の都合で時間が取れなかったので、明日書くことにしました。

ちなみに、体験談は、話にも出てきた

『雨の時に不安になる』です。

もしかしたら、同じ体験をした方が読者の中にもいらっしゃるかもしれませんがその方達はもしかしたら、

「体験したことある!」となるかもしれません。

話としてまとめるので、変な表現にはなるかもしれませんが、よろしくですm(_ _)m

それでは次回もお会いしましょう〜!

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