〜異世界冒険記3〜続・シャルの説明を聞いてみた 1
今回で100話目ですが特に変わらず普段通りですのでよろしくですm(_ _)m
それでは本編をどうぞ〜。
「まずはワタル様が予想が出来ていると思われる所から説明をしていきましょうか。」
説明を再開したシャルはそう言って話を切り出したので僕はそのシャルの提案を
「それは助かるよ。あくまでも僕がしたのは『予想』だから、答えとして正しいか分からないからね。」
そう言って快諾していた。そしてそんな僕の返事を聞いたシャルは
「承知致しました。それでは『私がどうして怒っていたのか』、その事についてご説明致しますね?」
そう言ってシャルが怒っていた原因、つまり導入の部分の説明を始めようとしていたが、シャルは何か思い出したかのように僕に
「あ、そういえば説明に関してなのですが私が怒った原因は『とある都合』により後から説明を致す事にしたいので、まずは私が怒り始めた『時』からご説明をしますね。」
そう言って何やら少し不穏な事を言っていたが僕は気にせずに
「うん、分かったよシャル。それじゃあ説明をよろしく。」
そうシャルに返事を返していた。シャルは僕の返事に頷きつつ
「それでは説明を始めていきますね。」
そう言って説明を始めてくれた。
「先程言いましたように私が怒り始めた『時』からご説明をするのですが、こちらに関してはワタル様も予想が出来ている筈ですので簡潔に説明をしますが、『ワタル様が瞑想を始めた後』ですね。」
そう言ってシャルは僕に目配せをして確認をしてきたので
「うん、そこはシャルが言ったように僕には予想が出来ていたよ。」
僕は頷きながらシャルに目配せを返していた。
そんな僕の返しにシャルは微笑みつつ
「ですので、ワタル様は私が『怒り始めたタイミング』は分かっても『怒った理由までは分からない』、ですよね?」
そう言って僕に再度尋ねてきたので
「うん、そうだね。」
僕は再度頷きながらシャルの言ったことに肯定していた。まぁ瞑想してたから僕には本当に分からないし隠す必要もないからね?
そんな事を1人で考えているとシャルが
「なので、ワタル様が瞑想を始めた後の事を説明していきたいのですが私1人だけでは大変ですので助っ人を呼ばせてもらいますね?」
僕にそう聞いてきたが助っ人が誰か分からなかったので
「? 別に良いけど、誰を呼ぶの?」
そうシャルに尋ねてみると
「あちらに居られる方ですね。」
そう言ってとある方向を指さしていたので僕はその指が向いている方を見てみると
「…あぁ、なるほどね。」
僕はそう言ってシャルが指で指している方向に居るエルを見ながら頷いていた……
〜続く〜
もうそろそろ飽きられそうだなと思いつつ、説明を続けているこの頃です……
まだしばらく説明が続きそうですがよろしくですm(_ _)m