39受け入れた先にあるもの
目の前には丸テーブルと、その上にある豪勢な食事と木のジョッキに入った酒
周囲では今日の戦果を語り合ったりくだらない事を言い合って笑うプレイヤーたち
自分がいる場所は酒場のような場所で、その中央のテーブルで何をするでもなくメニューを開いて暇をつぶしている
食事には、一切手を付けていない。意味が無いからだ
「……………………?」
いつの間にか、テーブルの奥に誰かが立っていた
顔が見えないようにフードを被っている
「相席いいかい?ヒカル君」
「………………………………いいですよ」
その人物は椅子に座ると、机に備えてあるメニューを開き注文
しばらくしてジョッキが運ばれてきた
一気に飲み干し、机に置く
「……………………んー……………君、性善説って知ってる?」
「…………はぁ?」
その後に告げた言葉は、意味不明な一言であった
「……………………なんですか、急に」
「まあ、世間話世間話」
「…………世間話でするような内容じゃないと思いますけど」
次に何を言うのか警戒するが、向こうは特に何を言うわけでもなく不敵に佇んでこちらの回答を待つ
「……………………人は生まれつき善性の存在で、悪いことをするのは必ず別の理由がある」
「そうそう、ならもちろんその逆も?」
「人は何かしら必ず悪事をするのでルールで縛る必要がある…………」
相手は良く知っていると言わんばかりにエモートで手を叩く動作を行う
少しイラっときた
「まあ、それと似たような二元論なんかもあるんだけど、私は正直そういう考え方が好きじゃなくてね」
「はぁ」
「そこでだ」
急に眼前に指先を突きつけられ、驚いて身体をのけ反らせる
こちらの目の前で人差し指くるくると回され、そして
「こういうのはどう?」
指が戻され、視界をテーブルに向けるといつの間にかそこには十個の透明な物体が置かれていた
チェスで使用するもの、ポーンの駒が
「ここにいるのは十人の人間。その内———」
ポーンの頭部を一つだけタップ
するとそれは瞬時に色が変わり白いポーンへと変化した
「———一人が善人」
駒をこちらの手前へと一つずつ運んでいき
その後両手を組んで顎を乗せる
「一度タップすれば色は変わるよ。この中の割合はどれくらいあると思う?」
「……………………」
試しにポーンを二回タップすれば、色は黒に変わった
十人中何人が善人で、何人が悪人か
それを、問いているのだろう
ただし一人は確定で善人
だったら
「……………………ふーん」
「どうですか」
テーブルの上には、白と黒の駒が半々ずつ
五つの白と五つの黒
善人も悪人も、同じくらいいるべきだ
「若いね、少年」
「…………ならあんたは?」
フードの隙間から見える口元は、不気味なくらい冷たい微笑を浮かべていた
その意味に不可解なざわめきを感じ、絞り出すようにして言葉を溢した
「私?…………そうだなぁ」
そう言われるのを待っていたかのように指を軽やかに動かし駒の色を順々と変えていく
四つの白い駒を二回、三つの黒い駒を一回、タップしていった
「……………………聞いてませんよ」
「言わないだろう?誰も」
そこには白い駒が一つ、黒い駒が二つ、そして赤い駒が七つあった
ふざけてる
「私にとって、世に善人は一割、悪人は二割」
手に取った駒を弄ぶようにして指で弾いてキャッチを繰り返す
赤い駒は手の中に隠れるたびに色を変え、黒と白を行き来する
「そしてどちらにでも転がり込むのが七割」
透明になった駒を透かして見る相手の目は、こちらの内心を覗き込んでいるかのような錯覚を与える
先程相手は性善説も性悪説、なにより二元論を否定していた。ならばこういうことになるのもおかしくはない
チェスの駒に黒と白以外に赤があるように、知っていれば気づけたとでも言うように
「案外理にかなっているとは思わないかい?」
「……………………」
悪人に比べ、善人は少ない
けれど全ての人が悪人であるわけではない
理屈ではわかる、だが感情はそうはいかない
「……………………ふざけんな。世の中はこうだろ」
駒を取り、もう一度色を変える
赤はよく黒としても使われる
ならば赤は悪人よりの人間、そして
「ふむ、君にはこう見えてるんだね」
黒が三、赤が六、透明が一
「悪人はもっといる。赤は…………なるほど確かに意味合い的にそう使われることもある。透明は、何も知らない子供かな?」
「ッ」
言われて、気が付いた
これは―――
「君が世の中をどう思っているのかがよくわかったよ」
「……………………何がわかるって?」
わかるわけない
自分が拳を握りしめているのに気が付いた
もういい、さっさとログアウトしろ
そう自分の内側が囁いた気がした
「最初の色の比率は、君が世の中がどうあって欲しいのかを示している。公平なのがいいんだね」
聞くな
「二度目は、私の考えに賛同できず、君自身に映るものを表している」
聞くな
「君は―――——この三人が憎いんだね」
指に挟みこむようにして手に取った駒を、離した
「……………………」
「…………でも、完全には憎み切れない。不器用だね」
気づけば無意識に、手を伸ばして駒をキャッチしていた
俯いたまま、何も言えなかった
「世の中が憎いなら、白が一、黒が九にでもするだろうし。全部黒にする人もいる」
こちらの様子を気にも留めず、ただ言葉を続けていく
「君みたいな人は珍しいよ。あふれ出る感情を持っていても、それでも世の中は公平で黒と白に分かれていて欲しいと思うのは」
「……………………そうかよ」
駒を置き、互いに無言の時間が流れる
哲学好きな者と、それに巻き込まれた哀れな人間
相手の内心に無遠慮に踏み込み、そこから伝えられた言葉を飲み込む
これは傍から見れば、少し変わった関係の、友人同士の会話に見えるだろう
「……………………で、あんたは一体誰なんだ」
「さぁ?誰だと思う?」
これが初対面でなければ、の話だが
「……………………」
気が付けば、周囲から人は消えていた
混雑していた酒場はもはや人っ子一人存在せず、無音の空間が場を支配していた
「私は君のことをよく知っているんだけどね」
目の前の人物が席についた瞬間、一人、また一人と、気づかれぬようにゆっくりと離れていったのだ
まるでこれから起きることから逃げるようにして
俺はこの人を知らない
向こうは懐からメモ帳のようなものを取り出すと、こちらが無言で睨みつけるのを無視して話し始めた
「今から一ヶ月ほど前から始めた新規のプレイヤーで、プレイヤーネームはヒカル。特に目立った装備はなく、他プレイヤーと普通に楽しんでいる様子が周囲のプレイヤーからも証言されている」
「……………………」
「というのは嘘。証言者は君の協力者で実際の君はいくつかのクランに入り込み内部から崩壊させているクラッシャー」
「……………………ッ」
なぜ、バレた
一体どこから漏れた
「崩壊したクランは合計五つ。一ヶ月でこれは中々…………よくやるね?」
「……………………」
「ふふふ」
こちらは黙るしかない
向こうは不敵に笑って言葉を続ける
最初に名前を言われた瞬間から、おかしいとは思ってた
こいつは一体誰なんだ、どうして誰にも言っていない情報を握っている
「崩壊理由はクラン内不和。何でも、誰かがネカマだったのがバレて大変なことになったみたいじゃないか」
「……………………ネカマなんてリスクある状態で他人を弄んでたからだろ。自業自得だ」
「それはそうだね。流石、今その被害にあった人達をまとめ上げているリーダー君だ」
どうする、逃げるか?
だがここで逃げれば認めるようなものだ
仲間だって、嘘までついてこちらを庇ったんだ。無責任じゃいられない
「くっはは!…………君、ネカマ導師だなんて呼ばれているのかい?まあ実際、どうやって他人の性別を確認しているのかわからないし、不思議なものだね」
誤魔化すのは無理だ
だったら
「…………俺はただ、性別を偽ってまで他人をだまそうとしている奴を止めただけだ。文句あるのかよ」
「おや、認めるんだね」
「そこまでバレてるんだ、今更どうもしない。それよりそっちの目的は?復讐でもしに来たのか?」
わざわざGMコールもせずに直接言いに来たんだ、何か目的があるに決まってる
だったらそれを知ってから行動しても問題はない
「復讐?まさか!…………とはいえちょっと似たようなものかも?」
肩をすくめておどけたように喋る正体不明の人間
メモ帳をしまい、椅子から立ち上がりこちらへ近づいてくる
その手は拳を握りしめていた
「それはね―――」
物理か、まあ別にそれくらいなら
「どうして!!あの超貴重なネカマ両片思いを壊そうとするんだい??!!」
……………………は?
「いいかいヒカル君!!わかるかい?!あのいじらしい二人の関係性が!!」
「…………………………………………えっと」
「肩や自分が本当は男だと言えず、それでも相手の中身に惚れこんでしまったプレイヤー!!実は自分はホモなんじゃないかってずっとずっと苦悩しているんだよ!!」
「は、はあ」
「肩や相手の性別に気づきながらも自分が騙していることに罪悪感を覚えながらも気持ちを抑えることができずスキンシップを繰り返して距離を詰めようとする女性!!」
え、なんの話?
俺なにしたんだっけ
「こっちがギリなんとか間を取り持ってカップル成立ぅ!!させたけどォ!あれを失いかけるとか人類の損失だよ!!わかっているのかい?!」
「えっと、すいません?」
「それだけじゃない!!」
まだあるの
「その一つ前に壊したクラン!あそこにはガチツンデレとツンデレを知らない実質ケンカップルが存在していたんですよ?!」
「なんで敬語?」
「ツンデレってのはそれがデレだと知らないから成立し得るんだよ!!それがもう最近はツンデレ知ってる主人公とかもう!邪道!!」
「……………………」
「今時ツンデレとか!ツンデレ知らない人間とか天然記念物だよ!!しかもそのカップルとか!!」
「つんでれ…………?」
なにそれ
「……………………すまない、忘れてくれ」
「きゅ、急に落ち着いたよこの人」
「まだあるよっ!!」
「まだあるの?!」
そこからはもう大変だった
アイテム欄から取り出された大量のアイテムや外部ネットに繋いで見たくもない情報を色々見せられたり、もう滅茶苦茶だった
だた距離感はしっかり取ってくる辺り、この人気づいてんなって思う
「……………………こんなことの為にこっちの情報集めて接触してきたんすか」
「こんなこととはなんだい、大事なことさ」
「そうですか……………………」
「あっそれと最後に」
「ん?」
現実側で椅子にもたれ掛かってげんなりしていると、まるでいま思い出したかのようなわざとらしさで質問してくる
自分自身を指差し
「私は、どっちだと思う?もし外したら、ウチのクランに入ってもらう」
「……………………ちなみに当てたら?」
「ウチのクランに入ってもいいよ」
「どっちにしろ入れってことかよ」
これが、このゲーム「クロニクル・ノーツ」にて俺の人生が横滑りする羽目になった出来事
裏で恐怖の帝王とか、安楽椅子魔王とか、腹黒ポニテ悪魔とか呼ばれてる、奇妙な先輩
そして
「そいつがあの?」
「うっわファッションセンス同じじゃん、全身フードとか無いと思いまーす」
酒場の入り口から聞こえてきた声
後にミティカ、トールと自己紹介される男女二人組
あらゆる面倒事を大体物理で解決する情報系(?)クラン
「T・K・O・M」
「……………………はぁ」
眼前の人物はフードを取り、顔を見せ、にこやかに手を振った
これから一年間、俺が最悪でふざけた日々を過ごす羽目になった原因を作る人物
「よろしく頼むよ、ヒカル君」
これが、ヤエ・サキと名乗る黒髪の女性との、初対面だった
ーーーーーーーーーー
そこはたくさんの人でごった返す、巨大な異空間「原理の庭」
「ワールドイデアフラグメント」においてプレイヤーのみが入ることができ、そしてあらゆる戦闘行為が制限された特殊エリア
だが、定められた場所でなら決闘は可能
広場の一角にて、囲い込むようにして他プレイヤーが円を作り、その中で戦う二人のプレイヤー
勝負は一瞬で終わり、勝者が雄たけびを上げて高々と実力を喧伝する
このゲームにおいて対人戦は一瞬、対モンスター用の技を打ち合うのだ、当たればほぼ即死、耐えられても時間の問題である
「……………………」
そんな景色の中、一人のプレイヤーが異空間に入り込んだ
全身をフードで覆い、顔も性別も隠した怪しい風貌
とはいえそのような人物はこの場所では珍しくもなんともない
全身に黒いタイツ着こんだ黒子のような者や、ピンク色の魔法少女の服を着た人物だってもいる
プレイヤーの装備は自由自在、デザインさえ気にしなければ優秀なものだって多いのだ
デザインを気にしなければ
「……………………ここが原理の庭か」
この異空間には八つの入り口が存在し、その内七つがそれぞれが都市に対応するようにして円周に配置されている
彼が現れたのは央都カラルナーツェに対応する入り口だ
「…………時計塔」
上を見上げれば、天を突くような巨大な時計塔が目に入る
この異空間の中心、八つ目の入り口に対応している場所であり、イデアモンスターの現在討伐数が表示されている場所でもある
すぐ近くにあるように見えるが、巨大すぎて遠近感がおかしくなっているだけであり、ここから歩けば三十分以上はかかる
それでも歩き出し、中央へと向かう
「……………………」
周囲では露店を出したり、メンバーを募集したりとたくさんのプレイヤーが思い思いに過ごしている
特にこの付近は初期都市であるカラルナーツェ付近のためその数が顕著だ
一番広く、一番活気がある
物珍しそうに見入っていれば
「なああんた、良かったらうちのパーティー入らないか?カラルナディア行くんだけどちょっと人数足りなくてよ」
「いや、悪いけど、待ち合わせがあるんだ」
募集の声を断り、そのまま歩き去る
気づけば広場にまでたどり着いていた
「……………………なんで討伐したらバレる仕様にしてるんだろな」
時計塔の真下には転移門が一つと、黒い大理石が一つ
そこには名前がたくさん並んでおり、合間合間に隙間がある
討伐されたイデアモンスターの名前がその出現した順序で割り振られた番号順に並んである
「…………ああ。えっと……………………両手の親指を中指の間に?……………………まあ事故防止ってのは間違いないか…………」
転移門に近づくと、幾人かのプレイヤーは珍しそうに見るが、直ぐに興味を失ったのかそのまま歩き去っていく
この異空間の転移門はその都市に対応した転移門というだけで他都市に行くためのワープには使えない
異空間に入る時の場所は決まっているが、出るときはどの転移門に入っても異空間に入った場所に出る
「……………………よし」
フードの人物は、転移門に触れるとそのまま消えていった
通常とは微妙に違う光を放ちながら
ーーーーーーーーーー
「……………………ここが?」
フードを脱ぎ地面から返ってくる木の板の反発を感じながらそうつぶやいた
メールに届いた招待状、Aルート到達者に送られた座標と特定の動作
転移門に入って見れば、そこは円状の木製舞台
周囲は真っ暗で、上から落ちるスポットライトの光が照らす場所だけが目視可能だ
Aルート、それが一体何なのかはわからない
シロがどうして無事だったのか、俺に何をさせたいのかは気になる
ジッと音の無い空間で待っているが、一向に何も起こらない
周囲には何の気配もないし、といっても嫌な予感が収まる様子もない
どうするか
『……………………ヒカル』
「シロ…………どうす―――」
……………………
「……………………」
『……………………ヒカル?』
―————違う
即座に振り返り左腰にある鞘から抜刀
目の前にいるナニカの首元に木刀を突きつける
『えっ、ヒカ――—』
「黙れ」
困惑するような声に被せるように一蹴
胸の内で燃え盛る怒りを抑え込み視線だけで人を殺せそうな眼光で目の前の存在を睨みつける
白い肌、長い髪、いつもは変わらない表情が少し恐怖に怯えるように歪んでいる
本物のようにしか見えない
だが、違う
「ふざけるなよ。あいつを、シロを、どこへやった」
『……………………』
「お前は、偽物だ!」
そう宣言した瞬間、目の前にいたシロの偽物は周囲に溶けるように消え去った
誰もいなくなった
「……………………」
心の内側でシロを呼んでみるが一切反応はない
周囲を警戒し、暗闇の中を睨みつけていると突然ライトが消えた
嫌な予感が膨れ上がった瞬間、どこからか声が聞こえてきた
『凄いね、まさか一分も経たずに見抜くだなんて』
少年のような声が背後から聞こえてくる
その場所へ木刀を振るも手ごたえはない
『ちょっと、危ないでしょ』
「あいつをどこへやった!!出てこい!!」
『まあまあ落ち着きなって、大丈夫。ここはイデアモンスターは非活性化する場所でね、彼女なら今も君の中にいるから』
突如ライトが点灯
焼きつくような痛みに目をつぶりしばらく、段々と慣れてきた目をゆっくりと開けるとそこには先ほどまで無かった物体が舞台に鎮座していた
『こんにちは、ヒカル君』
「……………………時計?」
大きさは二メートルほど、全体は長方形、装飾は所々痛んでおり、外装は木製
そこにあったのは振り子ゆらゆらと揺らす内部がガラス越しに見える大きな古時計だった
声はそこから聞こえる
『そう、のっぽの古時計ってやつさ』
「……………………」
警戒は解かず、武器は構えたまま
それをどう思ったのかため息?をついた古時計はしかたないといった具合で
『そんなに警戒するなら、今日はもう帰ってもいいよ。ここから出れば彼女が無事なのはわかるだろうしね。ほら、後ろ』
ゆっくりと後ろを振り向けば、暗闇の奥で光に照らされた扉が出現する
勝手に開いたそれは原理の庭の景色を映し出していた
「……………………」
本当である証拠はない目的はなんだイデアモンスターを回収すること?このまま帰れば最悪シロがいないかもしれないだがわざわざそんなことをする理由はない無理やり帰らせた方が早いなにより向こうは未知数な相手何も情報を得ずに帰るのは無し会話から導き出せ非活性化偽物を用意した理由見抜く前提?
最悪相手が何であってもまともな話じゃなければ必ず殺す
『……………………君、物騒なこと考えてない?』
「…………話を聞く」
『…………まあいいけど。それじゃあ―――』
「?!」
またライトが消え、付いたかと思うと目の前の古時計は消えていた
『ようこそ、稀人よ』
声は左奥から
そこは観客席のような場所で、古時計はライトに照らされながら声を上げる
目視した瞬間、またライトが消えた
点灯
『君をずっと待っていたよ』
今度は後ろ
消灯、点灯
『とはいえ、君のような人が一番最初になるとは思わなかったけどね』
消灯
『だが、それもまた運命と言えるのだろう』
点灯
『君は、行き場のない理想を押し付けられた哀れな怪物に、手を伸ばした』
消灯
『それは称賛されるべき行動であり』
点灯
『それは非難されるべき愚行でもある』
消灯
『忘れてはいけないよ、ここは君がいた世界とは別の世界』
点灯
『ならば、それ相応の覚悟を示さなければならない』
消灯
『理想の体現者よ』
点灯
場所は目の前
『これから君には、試練を受けてもらう』




