精霊剣士の休憩時間〜Sauvenile編〜其の弐
もう何も言うまい…………。
いや、ただ一言
いつも見てくださっている方、大変申し訳ありません。
新年あけましておめでとうございます。
どうぞご覧下さいませ。
春香「…………新年迎えちゃいました。作者は一体何を思って前回の前書き、後書き書いたんでしょうね。それでは第2回、始めていきましょー。今回は開幕とびっきりスペシャルな2人のゲストさんに登場してもらいますよ。」
秋翔「それを言うな…………春香、作者が1番分かってる。それよりも、今回はちゃんと教えられたからな。準備万端だぜ。」
真冬「特にする準備もないけどね。」
秋翔「心の準備だよ。あの人色々と引っかき回しそうだからな。話の話題を180度変えたりとか」
零架「そんな事しないわよ。今回は花蓮ちゃんと大人しく話すだけですー。」
花蓮「零架先生、まだ呼ばれてませんよ?出てきてよかったんですか?」
真冬&秋翔「「どう考えてもダメでしょ。」」
春香「あははは………。ま、まぁ出てきてしまったのなら仕方ありませんね。早速登場していただいたのは、武精都市の特務部隊に所属し、現武精学園の先生を務める神崎零架先生と、忠精学園の2年生で私の友達の四ノ宮花蓮ちゃんです。よろしくお願いします。」
零架「はい、こちらこそよろしくね。」
花蓮「よろしくです。」
零架「それじゃあ早速本題に入ろうかな。まず事のはじめから。私と花蓮ちゃんが、イプシロンのとあるビルで行われた4学園会議を警備していたところから始まったの。花蓮ちゃんと女子トークをしようとした私を、花蓮ちゃんが華麗にビルの窓から放り投げたの。あの時は流石にビックリしたわー。」
秋翔「え?放り投げた?」
春香「いつの間にそんなに筋肉つけたの?花蓮ちゃん。」
真冬「多分驚くのはそこじゃないわよ、春。」
花蓮「零架先生。後半の語弊がありすぎです。そもそも女子トークしてませんでしたよ。私が何者かがビルを囲う術式を展開しようとしていたので、窓ガラスを術式でくり抜いて、身体強化を自分にかけてから零架先生を放り投げて自分も飛び降りただけです。」
秋翔&春香「「放り投げたのは事実なんだ。」」
真冬「まぁ実際に緊急事態だった事だし、仕方ないとは思うけど、大人しそうに見えて意外と思い切りがあるタイプなのね。」
零架「ごめんね、話が逸れちゃった。ここからは少し真面目に……。いけるかな?」
秋翔「早速ぶち壊しましたけどね。」
零架「あはは。えーっと、その後、私と花蓮ちゃんはこのビルに春香ちゃんたちが向かってるのが分かったから、忠精学園に向かうことにしたのよ。私たちが忠精学園に着いた頃には、レオの手下で中級悪魔のガバナって奴が暴れてたのよ。はい、花蓮ちゃんバトンタッチ。」
花蓮「…………。分かりました。忠精学園の生徒や教師が避難するまでの間の時間稼ぎと、私の能力を解放するために零架先生にはガバナと戦闘してもらいました。私の作戦を聞いても零架先生は反対せずに、むしろ賛成してくれて。そのおかげでガバナを倒すことが出来ました。ありがとうございます。」
零架「いやー、照れますなー。別に大したことしてないよ、花蓮ちゃん。私は出来ることを全力でやったまでよ。」
真冬「花蓮ちゃんに説明させたのはこの反応をするためね。頭が良いのか悪いのか本当に分からないわ。」
春香「いいじゃないですか。2人で力を合わせて悪魔を倒すことが出来たんですから。」
零架「そういう事、そういう事。私が時間を稼いだ後は、主に花蓮ちゃんが頑張ってくれたわね。あの魔法、本当にすごかったわ。中級悪魔にあそこまで相手できるなんて正直思ってなかったし。」
花蓮「あれは、場所が良かっただけであったり、零架先生が時間を稼いでくれたことあったから戦えただけです。元々生活している空間にあらかじめ術式を仕掛けておけば後は発動するだけなので。」
秋翔「後々の話になるけど、俺たちも花蓮が術式を使うとこ見たけど、尋常じゃない早さだったよな。もう魔法と大差ないだろって感じで。」
真冬「それなのに、魔力消費も術式の方が少ないし、あそこまで早く描けるなんて本当にすごいわ。」
花蓮「……………ありがとうございます。描くのだけは得意なので。」
零架「まぁ、ガバナを倒した後はみんなと合流たから、そこからは覚えてるわよね。雲雀学園長から、葉月夏音が忠精学園から魔導書を奪ったこととか。」
春香「はい、その事はとっても驚きました。どうして夏音先輩がそんな事をするんだろうって。まぁ、そんな疑問を持ったまま私たち病院送りになったんですけど。」
零架「そうだったわね。私と花蓮ちゃん、雲雀学園長、そして炎真くん風音ちゃん、氷架ちゃんで今回の首謀者であろう人を問いただすために色々と準備をしてたのよね。各学園長と精霊使い第4位、ジャックさんを呼ぶ準備とか。」
花蓮「その首謀者と思われる人が………刻精学園の学園長であり、精霊使い第1位の神谷晴明。」
秋翔「まさかそんな人が悪魔と繋がりがあったなんてな。思ってもいなかったぜ。」
零架「私も半信半疑ではあったけどね。色々と事実と異なることがあったからそれを雲雀学園長に伝えたら、直ぐに行動してくれたわ。学園長たちも思う所があったって事かしらね。
春香「そうだったんですね。私たちはその頃、病院のベットで横になって反省会みたいなことしてましたし。」
零架「確かにあなたたちならそんな事してても全くおかしくないわね。まぁ、そんな私たちも直ぐにあなたたちと合流することになるんだけどね。」
花蓮「神谷晴明の強さが予想以上だった。学園長たちの判断で私たちを逃がす時間を稼いでくれた。」
真冬「それほど圧倒的だったということね。零架先生たちが倒れていたのをみたときは何事かと思ったわ。」
零架「神谷晴明が放った一撃の余波に私たちも巻き込まれちゃってね。流石にヒヤッとしたわね。」
秋翔「その後、学園長たちを助けに行こうってとこに、夏音が来たわけだ。」
春香「まさかの登場でしたね。夏音先輩のここに来るまでの経緯を教えられて。夏音先輩が戻ってきてくれて良かったです。そうですよね?」
真冬「…………ノーコメント。まだ話すとこじゃないし。あと、この後からは諸事情で私抜けるから後の締めとかよろしく。」
春香「本編で会いましょうね。」
秋翔「……………とりあえず、夏音が来たことで、俺と春香、夏音、零架先生、花蓮、ジェミニの6人で刻精学園に乗り込んだわけだ。」
零架「だけど、そこにはもう神谷晴明の姿はなかった。変わりに、半端ない魔力を放つ三体の悪魔がいた。悪魔刻第10位の牡羊座のアリエス、第6位乙女座のヴィルゴ、そして第5位、射手座のサギッタリウス。なんで3体もいるのよって感じよね。」
花蓮「その強さも実感しました。私と春でアリエスを相手しましたけどそれでも敵の能力を引き出すことは出来ませんでしたし、逆にこちらは手の内を明かしまくって倒した感じですし。」
春香「そうだね。私と花蓮ちゃんの合わせ技でなんとか隙を作れましたし、初めて見せる技だったこともかなり大きい気がします。次はこんなに上手くいくかどうか………。」
零架「充分でしょ。よく悪魔刻に逃げずに戦えたわよ。ここにはいないけど、夏音ちゃんやジェミニも、第6位のヴィルゴと戦って、大ダメージ負わせて追っ払ったみたいだし。みんな本当にすごすぎ。」
春香「流石夏音先輩です。ジェミニさんも頑張ってくれたみたいで、本当にすごいです。秋翔先輩も雲雀学園長と一緒におい払えたんですよね?」
秋翔「俺の場合は、雲雀学園長が作ってくれた隙をついただけだ。あの人本当にすごすぎだぜ。少し前まで大怪我してたし、魔力も連戦で少なくなってるはずなのに。デモンシアも中々だが、精霊使いトップの人達も相当強いぜ。」
零架「そりゃそうよ。生半可な努力じゃ選ばれないからね。私なんか絶対に選ばれないわよ。努力なんて言葉1番似合ってないし。」
春香「そんな事ないと思いますよ。零架先生は私たちのためにたくさん考えてくれていますし、常に最善の考えを迷わずに言ってくれます。零架先生に助けられてる人、たくさんいると思いますよ。」
零架「…………春香ちゃん。後で一緒に食事でもどう?いい店知ってるわよ。」
秋翔「ちょっといい雰囲気だと思った俺が馬鹿だった。」
花蓮「この人に当たり前は通用しませんから。」
秋翔「そういえばそうだ。話を戻すとするか。サギッタリウスに致命傷を負わせたと思ったのも束の間、明らかに今まで会った悪魔とはレベルが違う奴が俺と雲雀学園長の前に現れたんだ。そいつが黒い雲?を出していたっぽいけど、詳しくはまだ分からねぇ。言えるのは、雲雀学園長よりも強い。って事ぐらいだな。」
春香「そうなんですね。私たちも強くなったつもりでしたけど、もっともっと強くならないといけませんね。」
花蓮「この後も少し特訓する?春。」
零架「いやいや、あなたたち充分に強いから。私も見習わないと。夏音ちゃんや新しく武精学園にきた2人も強そうだから尚更よ。」
秋翔「夏音がまさかこんなタイミングで戻ってくるとは思ってなかったな。まぁ学園長が色々と手を回してたみたいだけど。夏音の隣にいたイヴとカイ、だったか?あの2人は完全に、元精霊神教会のメンバーだろうな。」
春香「やっぱりそうですよね。それと、吹雪学園長から第2回武精祭の開催も発表されましたね。詳しくはまだ分かっていですけど、全校生徒強制参加ということで、すごいことになりそうです。」
零架「さて、これ以上は夏音ちゃんたちが屋上で精霊使い……………とある人物と対面するのだけれど、この場にいる全員その事を知らないという設定なので今回はこの辺にしておこうかしらね。」
秋翔「…………もうちょっといい感じに締めの雰囲気出せなかったですかね?しかも言いかけましたよね?」
春香「ということで、今回の振り返りはこの辺りにしたいと思います。これからもまだまだ続けていきますので、投稿されない期間が長く続いても、必ず投稿しますのでながーい目でお待ちいただけると助かります。」
春香&花蓮「それではまた!」
改めて、新年あけましておめでとうございます。
作者の伊藤睡蓮です。
明けちゃいましたね。未練タラタラです。去年の投稿8月なんですから。まぁ忙しかったという言い訳をさせて下さい。
というわけで次の投稿はもうあらかじめ、未定ということで(本当にすいません。)
ただ、投稿をやめるつもりはありませんのでごゆるりとお待ちいただけると幸いです。
それではまた!(そそくさと切り上げて小説書いておかないと、後々また後悔する。)




