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異世界転移は簡単でした!  作者: 魔竜之介
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第十五話 孤児院運営

評価や感想・レビューよかったらお願いします。

 今日もキシリカはクレープを食べている。


 しかも今までは甘い系のクレープしか食べていなかったが最近は、ご飯系のクレープを食べるようになった。

 甘い系としょっぱい系を交互に食べると無限に食べられることに気づいたのかバランス良く食べている。


 今でもキシリカは剣の鍛錬をしているのでぶくぶくと太ることはないと思うが、明らかに食べるよう量が増えているのでこのままではいけないと感じ始めた。


 だが、それはそれで可愛いかな...


 危ない!またキシリカを甘やかしてしまうところだった。


「次はね照り焼きが入ったクレープね!」


「ダメだ!17歳の女の子が取っていいカロリーを超えているよ」


「食べる!」


「だめ!」


「食べる!」


「ダメだって!今日は話をするために集まったんだ」


 今日は前から考えていたことのための費用が十分に集まったので、本格的に活動を始めようと思い全員集めたのだ。

 全員と言ってもいつもの3人だけど。


「ぶ〜、それで話って何?」


「孤児院の運営についてだ。今、孤児院の子供達は成人を迎えるまで遊ぶこと以外は孤児院の手伝いをしているだろう?でもぶっちゃけ、ここは資金も人員も潤沢だ。子供達が手伝いをしなくても大丈夫なんだよ」


「そうね。でも子供達は何をするのよ。この前みたいに出店を開いてもいいけど問題になりそうなことはさせたくないわ」


 それは俺も同じ考えだ。子供達に危ないことをさせたくない。

 そこで俺が考えたのは...


「学校です!学校を作ろうと思います」


「ふ〜ん、学校ね。勉強をさせるってわけね」


「そういえば子供達は誰も学校に行っていませんね。この世界には学校はないのですか?」


「あるはあるんだけど、この国には貴族用の学校しかないんだよ。平民は親に勉強を見てもらうらしいんだけど、親も仕事があるから限界があると思うんだ」


 実際は貴族用というか学費がものすごく高いので貴族か金持ちの商人しか通えない状況だ。

 ちなみに俺もキシリカもその学校を卒業している。


「と言うことは、平民用の学校を作ると言うことですね」


「そう言うこと」


「でも学校にはたくさんの教師がいたわよ。あの人数を集めるためにはお金も時間もいっぱい必要だと思うんだけど」


「別に貴族用の学校みたいにたくさんの科目教えなくてもいいんだよ」


 貴族用の学校は王都中から多種多様な教師がやってくる

 そのため専門科目が多い。

 しかし、平民がそこまで勉強しても宝の持ち腐れになる可能性が高い。出来るだけ無駄なく学んでほしい。


「平民用の学校は文字と計算の2科目だけ教える。この2つを使える人は意外に多いから先生がすぐに捕まると思う。孤児院の子供達以外にも学費を年に金貨1枚ぐらい払ってもらうぐらいなら、来て貰えるんじゃないかな」


 金貨1枚は日本円で10万円の価値になる。


「それならいける気がするわね、私もできることは頑張るわ」


「私も異世界ですが学校に行っていたので手伝えると思います」


「みんな協力よろしくな」


 孤児院の責任者の許可が出たので後は陛下の許可を取るだけだ。


「それじゃあ、孤児院の向かい側にある貴族の元屋敷があるだろ?あれ学校にするから買い取っておいて」


「わかりました」


「俺は陛下に許可を取ってくるよ、キシリカもくるか?」


「行かな〜い」


「あっ、そうですか...」


 俺は1人で王城に行くのだった。

 今回もキシリカが来ないらしいので、キシリカに会うのを楽しみにしている陛下に、何て言えばいいのか必死で考えなければならなくなった。


◆◇◆◇


「久しぶりだな、クレープという食べ物は我も毎日食べておるぞ」


「そうですか...」


 やっぱり陛下はキシリカの親だなと心の中で思う。


「それで今日は何の話をしに来たのだ?」


「寄付金が潤沢になって来たので孤児院の子供達のために、平民用の学校を開こうと思います。その設立の許可を取りに来ました。学校と言っても文字と計算の2つだけを教えるので、貴族用の学校とは大きく違います」


「なるほどな、別に更なる寄付が必要ないなら問題ない。我も平民の識字率を上げたいとは思っておったのだ。しかしそう上手くは行かなかった」


「そうなんですね」


 やっぱり識字率が低いことは陛下も知っていた。しかし、陛下でも上手く行かなかったと言うことは難しいことなのだろう。


「それにしてもその仕事はそもそもキシリカの仕事ではないか。お主も大変よの」


「あはは、婚約者の為なら多少頑張りますよ」


「キシリカをお主に任せて正解だったか、結婚式も楽しみだ」


「ありがとうございます。それでは今後も孤児院のことよろしくお願いします」


「わかった」


◆◇◆◇


「許可取ってきたよ」


「お疲れ!」


「あの屋敷は買えたか?」


「はい、問題はありませんでした」


 これで後は教師を探すだけとなった。


 クラスは40人で1クラスとして4つクラスを作ろうと思っているので、必要な教師は4人だ。

しかし、孤児院で元々働いていた人が2人教師をしてもいいと言う人がいたので残りは2人となった。


 異世界人が来るのはひと段落着いたので明日からは教師探しだ!

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@doragon_narou8で検索したら出ると思います。名前はドラゴン之介です。

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