【現在】『サブマリン』(伊坂幸太郎)
2017年発行。
すみまっせん。現在リアルタイムで泣いてます。む~、この目じゃ外にも出れんわ。
「俺たちは奇跡を起こすんだ」そんなこと言っていた『チルドレン』からの続編。
いや、カッコ良すぎだよ陣内さん。
家裁のストーリーというと漫画『家裁の人』などしか思い出せないけれど、こんな捜査官や教師が本当にいたら大変……いや、素敵やろうな~と。
さらに友達なら、なお大変……いや、最高だろうな~と。
声優の神谷浩史さんによる朗読劇や舞台にもなったというけど、この作品は確かに映画より演劇の方が合ってそうですやね。
『チルドレン』の実写版では浅野忠信さんが陣内役だったというけれど、どうだったんですかね? 僕はみておりません。
どっちかというと若い頃のユースケ・サンタマリアで脳内イメージしておりました(笑)
「読み終わったあと、世界が今より輝いてみえる──」という謳い文句は伊達じゃなかった。
前作『チルドレン』と共に、読んで損のない、いや読まなきゃ損するところだった……そんな二冊でした。
ちなみに作品内に出てきたチャールズ・ミンガス、ローランド・カークといったジャズ奏者。また、伊坂作品特有のいかにもいそうな架空の人物かと思いきや、実在するんですね! びっくり(笑)
動画で聴いてみたところ確かにカッコよかった~! いや、マジCD欲しいんだけど。
てゆーか、伊坂さんの本の表紙、いつもレコードやCDのジャケットみたいでカッコいいんだよなぁ~。部屋に飾っておきたいくらい。