4/4
エピローグ。
《時は過ぎていきます……
みんなに平等に過ぎてゆきます…
子供から、少年へ…少年から青年に…
そして中年…あれやこれまに、初老へと… … …》
一人っ子の僕は、
両親に先立たれ、
今は実家を売り渡し、
アパート1室を借りて、
ただ一人、暮らしている。
僕には妻が、おらず、
恋人、彼女も、いない。
もう何年も、友達との交遊や、
連絡の取り合いすら、ない…。
今の天気予報って、ほぼ的中率100%で、
本日、快晴を受けて僕は外に出た。
あてもなく街をブラブラする…。
昼下がり、ふと、空を見ると、
怪しい雲を見た…。
僕は、スタバに入り、
外の景色が良く見える席で、
その店で一番高いコーヒーを嗜もうとする…。
すると、ポツリ、ポツリと、
外では雨が振りだした…。
僕は、あわてふためく外の人達を横目に、
ゆっくりとコーヒーカップを口元に運び、
一口、飲んだ…。
「あ!洗濯物、干しっぱなしだった!!!!」
【おしまい】




