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僕が、
まだ子供だった頃、
社会科の教科書に、
1枚の写真が掲載されていた。
外国の真夏と思われるビーチで、
サンタクロースが、いる。
教科書には、
『冬の国が、ある一方、
同時期、夏の国もあるんですね♪』とか、
あったけど、
子供の僕は、それが、
ちゃんと理解できなかった…。
宇宙は、あって、
太陽系が、ある。
江戸時代では、
日本の誰しも、それを分からなかった…。
数年前のことに、なる。
カーラジオを聴いていたら、
年配の名優さんが、
自由に語る番組を、
僕は、たまたま聴いた。
はじめに、僕は、フンダノダ…。
(『昭和』とかで大活躍の役者とか、
現代では、
もう当時のセオリーは、
通用しないだろう…。)と。
カーラジオの電波が、いまひとつ、
良くなく、途切れ途切れになる、
その放送を僕は、
とりあえず、聴いていた…。
その俳優は、
男性だった。
彼が述べたことを、
真に僕が受け止められたかは、
定かでは、ない…。
僕が彼から受け取ったことは、
こうだ…。
映画と、
テレビドラマは、
似ているようで違うらしい。
ドラマを演じる俳優は、
撮影が増す度に、
その役を作り込んでゆく。
映画は、違うらしい。
例えば、
刑事を演じる、
医者を演じる、
と、なれば、
もう、
そうなって撮影に臨むのが、
ベストだと彼は言った。
だから、
映画で、
初めのシーンで、
刑事で、あるなら、
『もう、俺は本当の刑事なんだ!』と、
なって演じなければ、
ならない。
刑事から、
引かれていくらしい…。
より任務のために手段を選ばなくなる…
人間味が増して、本来すべきことに、
躊躇するようになる…
『減数方式』と言うらしいが、
ハリウッドでは、
主流だった…という話で、あった。
僕が、バカでは、
ないことを主張したいわけでは、
ないが、
僕が知る映画界は、次のようだ。
もう、絵コンテとかで、
画は出来上がっているのである。
要は、
その絵コンテを、
実写に、すればよい。
製作期間、3年とか、
最近、よく聞くが、
最後にクライマックスが起きての、
一年後…とか、
けっこう、あるあるパターンで、
1視聴者として、
観る方は、
(あ、髪、伸びてる!)とかで、
それを感じる。
分からない…
本当の撮影状況は、
分からない…。
最終シーンを撮ってから、
始まりのシーンを撮っているパターンも、
ある。
とかく、
僕には、それらは関係ない、ということだ。
僕は、
映画館に行ったら、
席に着き、
始まる映画に釘付けになり、
ラストまで観るだけである!!




