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本土防衛戦開始 その1 終章 懲りない輩

 みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れ様です。

 日本共和区統合省保安局警察総監部北海道管区警察局・局長の半田栗孝警視監は、上位機関である警察総監部からの指令書を一読して、眉間にシワを寄せていた。


「・・・・・・」


「どうしたの~・・・怖い顔をしてぇ~?」


 執務室に、誰かの気配がしたかと思ったら、惚けたような口調で不法侵入した女史がいた。


「はぁ~・・・」


 半田は、ため息を吐き、引き出しからスプレーを出した。


 プシュュュュ!


「冷たい!?肺が凍る程の冷たさ!?」


「これも、効果はイマイチと・・・」


 メモ用紙に、半田は記入する。


「これは何ですかぁ~?プンプン!」


「不法侵入者専用凍殺スプレーです」


「私はゴキブリじゃない!何それぇ!誰よ、そんな物を作った張本人は!?」


「貴女を知っている、とあるお方です」


「だから誰ぇ~!?その人!?」


「貴女の知っている、お方です」


「あぁ~答える気が、ないんだぁ~!!」


「ええ、そうです。貴女の不法侵入に対して、これと言った武器が無いのは問題ですから」


「それで、それは、いくらしたの~?」


「不法侵入者専用凍殺スプレーは、15缶入りで、15万円です」


「高いねぇ~」


「ですが、効果がイマイチだったので、15万円は返却されます」


「それを買っている人は、どのくらいいるの?」


「在日米軍、在韓米軍、在台米軍、在中米軍、自衛隊、日本政府、日本の省庁、警察派閥に属する派閥及び属さない幹部警察官個人です・・・かね」


「それなりの収益・・・」


 女史は、どこから出したかわからない算盤を出して、計算をし始めた。


 ただでは起きない・・・本当に、ゴキブリ並みの強かさである。


「うんうん。1億円ぐらいの収益があるかな・・・じゃあ、私の取り分は、2000万円という事で・・・ふっふっふっ」


「何故、貴女に収益の一部が入るのですか?」


「もちろん、私が対象だからよぉ~」


「でも、どうやって調べるのですか?私は口を割りませんよ」


「大丈夫。すぐに口を割るからぁ~」


「ほぅ~・・・どのような餌で?」


「局長殿のペットである週刊誌の記者が持ってきた、お兄様のスキャンダルの成否についてぇ~」


「なるほど、これが本当か?偽りか?わかるのですね」


 半田は引き出しから封筒を取り出した。


 その封筒から写真を、取り出した。


「本庄警視監は、奥さんを流行り病で亡くされた後、2人の息子と1人の娘を成人させました。長男は、結婚し、一児をさずかり、さらに奥さんの腹の中には、5カ月になる胎児がいる。次男は、週刊誌の会社で知り合った元警察官の女性と籍を入れない状態で同棲中・・・長女は・・・そんな話は聞いていない。そのような状況下で、彼は、娘と同じ年代若しくはそれ以下の婦人警察官と女子高校生と、交際中の写真があります。これは本当ですか・・・?」


「うん!本当!」


「本当に?」


「うっ・・・正確に言えば、お兄様は、私に遊ばれているだけ、かな・・・」


「そうでしょうね・・・」


「だって、お兄様はすごい人だよ!だから1人の女性と、3人の子宝だけに満足しては駄目なのぉ~!多くの女性を娶って、子供をたくさん作らなくてはダメェ~!」


「週刊誌の記者が探偵を雇って、情報収集しましたが、息子2人については自分たちよりも年下のお母さんに萌えていますが・・・娘に関しては、そんな父親を軽蔑していいると・・・」


「うん、知っている~」


「貴女の言い分では、私も、その対象なのですか?」


「当たり前でしょう~優秀な人物は、男女関係なく子孫を残さなくちゃ。半田さんも、その資格が十分あります。私が、愛人候補者を、リストアップしましょうか?」


「・・・・・・」


 多分、悪気は無い・・・


 それは、わかる。

 本土防衛戦開始その1 終章をお読みいただきありがとうございます。

 誤字脱字があったと思いますが、ご了承ください。

 本章で、本土防衛戦開始その1 は終了です。

 次回から本土防衛戦開始その2を投稿いたします。

 次回の投稿日は未定です。

 3月14日より、IF本編の懲罰部隊編の第3部を投稿します。

 みなさまも楽しんでいただけたら、幸いです。

 

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