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第99話 変わらない日々
翌日、3日ぶりに茜が登校してきた。
「もう大丈夫なのか?茜ちゃん」
心配そうに訊ねる洋に対して
翔太は黙って俯いていた。
「うん。もう大丈夫」
茜は明るく答えたが、
その前に一瞬だけ翔太の方に視線を投げたのを
俺は見逃さなかった。
「茜が学校を休むなんて珍しいな。
何かあったのか?」
「・・え、ええ。ちょっと具合が悪くて」
俺の問いに茜の答えが若干遅れた。
俺は茜の言葉に嘘の臭いを嗅ぎ取った。
茜と翔太、
2人の間に何かあったのだろうか。
しかし。
そんな俺の心配を余所に
俺達探偵団はこれまでと変わらず、
学校が終われば『楽園』に集まって
煙草を吹かしつつ
他愛もない話で笑い合っていた。




