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黄昏は悲しき堕天使達のシュプール  作者: Mr.M
八章 Return 11月

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99/137

第99話 変わらない日々

翌日、3日ぶりに茜が登校してきた。


「もう大丈夫なのか?茜ちゃん」

心配そうに訊ねる洋に対して

翔太は黙って俯いていた。

「うん。もう大丈夫」

茜は明るく答えたが、

その前に一瞬だけ翔太の方に視線を投げたのを

俺は見逃さなかった。

「茜が学校を休むなんて珍しいな。

 何かあったのか?」

「・・え、ええ。ちょっと具合が悪くて」

俺の問いに茜の答えが若干遅れた。

俺は茜の言葉に嘘の臭いを嗅ぎ取った。

茜と翔太、

2人の間に何かあったのだろうか。


しかし。

そんな俺の心配を余所に

俺達探偵団はこれまでと変わらず、

学校が終われば『楽園』に集まって

煙草を吹かしつつ

他愛もない話で笑い合っていた。

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