表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

RPG:ステータス

RPGどころか、今では異世界物のライトノベルの多くに実装されているものと言えばなんだろうか。そう。「ステータス」である

HP(生命力)MP(魔力)STR(筋力)CON(耐久力)DEX(器用さ)POW(精神力)、etc。昨今ではここに使用可能魔法一覧やスキルレベルも含まれ、ファンタジー系の作品に切っても切れない要素としてもはや当たり前と化している。そんなステータスに対して突っ込みを入れるのは非常に野暮だと思うが、あえて述べたい。これがリアルにあるわけないだろうと

いや、まぁログアウトとかウィスパーチャットする時にメニュー画面開くからそれと似たようなものだと思えばなんとなく納得はする。ただメニュー画面もステータス画面も開くときにMP1を消費するのは何とかならないだろうかとも思うわけだ


そう、このゲームでは画面を開くことも魔法という扱いである。それじゃあ普段の戦闘の時に大変なんじゃないかという意見も最初はプレイヤー間ではあったが、いちいち0まで使い切るような者はいなかったし、そもそもMPが危険域に達すると魔力欠乏症とかいうバッドステータスにかかって使い切る前にモンスターにやられるので使い切れるプレイヤーが未だにいないため次第に忘れ去られた

まぁ、検証班は死ぬほど画面を開いては閉じてとすればMPが使いきれるんじゃないかと思ったわけだが、普通にMPの自動回復量が上回った。また町の中では基本的にいさかいを無くすために武器魔法使用禁止(尚、暴漢に襲われたときや生産業務に必要など事情がある場合にはその限りではない)という法律もといルールがあるのでMPが高い=殺傷能力が高い魔法を使用できないこともあってMPの使い切りに関してはそこまで検証が進んでいないのだとか


閑話休題(そんなことはともかく)、リアリティの追及を声高々に宣言してるわけではないがそれでもリアルに謎に寄せるこのゲームはステータスも立派な要素の一部となっている。住民に話を聞くとステータスは「人生出力(ステータス)」という名の生活魔法になる。「現世脱却(ログアウト)」の時も出てきたこの生活魔法とは「上位存在によって創られた生活に密着した魔法」の総称らしい。この上位存在というのが曲者で、神や天使のような御使い以外にも極めた魔法使い、力と知恵を溜めこんだドラゴンのような特殊なモンスターに至るまで幅広い層が含まれる

人に認知されるぐらい神や天使がいるのかとかドラゴンがよく狩られていそうな蜥蜴みたいなパチモンじゃなくてヤバそうとか突っ込みどころは多いがひとまずそうした上位存在が生み出した生活とかいう名前にそぐわない叡智の結晶なのだ


こうして書いていると話が脱線してしまっていけない。ともかく「人生出力(ステータス)」は最初に述べたようなHPとか諸々の要素に加えて自身の持つスキルレベルを出力してくれる魔法である。プレイヤーはスキルポイントを使用してスキルを取得するのが一般的なのに対し、NPCはそれまでの行動によって自動的に取得するのが主である。一応設定的には魔法のシステムが根本から異なっていることから自身の身体能力にも乱れが生じているため、これを適切に運用するためスキルポイントがふれるようになっているということらしい

かといって絶対にスキルポイントを振らないとスキルを取得できないというわけではないのだが、正直その辺りは各種攻略wikiなんかを見てもらえれば細かい取得条件があるので参考にしてほしい


ちなみに私はこのゲームをやるにあたって魔法使いロールを始めてみたが、いまだに「魔力操作」が身につかない。スキルポイントで取得するには高いし、一応他人から魔力操作を受ければそれで取得できるらしい。NPCに魔法使いらしき人はちらほら見えるのだが、正直私から話しかけに行くのは苦手であるし、プレイヤーの方にそこまで仲が良い人がいないので完全に独学で習得しようと考えている

もし読者の中にこうすればよいのではないかという方がいらっしゃれば、宜しければコメントなどを投稿していただければと思う

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ