表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RPG-童話戦争-  作者: はっひ〜
第3章 響きわたる炎にのせて
105/105

第3章 響きわたる炎にのせて 3-37

ユーが意識を覚ますと、知らない天井が目に映り驚いていると


「目が覚めたか

 アンタ、今の状況分かってるか?」


ベッドの横に居たメアに声を掛けられた


「土下座した所までは、覚えてるが

 その後の事は、分からん」


「………マジか、」


あっけらかんと言うユーに呆れるメア


「はぁ、しょうがないから説明してやる

 土下座の後、アンタは気絶したから、それを病院まで運んで治療した以上だ」


「何でわざわざ治療した?

 装飾品を奪った後、放置しても良かったはずだぜ?

 それから、2人はどうした?」


「質問が多いな

 だけど、一つ一つ答えるよ

 先ず、治療した理由だがあのまま放置してたらアンタは、高確率で死んでたよ

 何せ右手は重度の火傷、腹部からは出血してたんだから

 そして、助けた理由だけど

 それは装飾品を取らなかった理由にも繋がってて

 アンタ、指輪とかピアスとか何個か付けてるからどれがゲームの装飾品か分からなかったんだ

 だから、意識戻ってから聞こうと思ってた」


「あーー、成程ね」


「それから、他の2人はアンタより軽傷だったから先に目を覚まして、今アンタが起きた時の為の飲み物とかを買いに行ってる」


「……そっか

 アイツらを殺さないでいてくれてありがとな」


ユーは心の底から感謝し、頭を下げた


「気にしないで、元々殺す気は無かったし

 自分達は相手が殺す気で来ても、こっちは絶対に殺さないって決めてたから」


「どうして?」


「殺しへの忌避感かな」


「甘いな

 こっちは、殺そうとしてたのに」


ユーは呆れていたが、何処か羨ましそうな雰囲気だった


「そんじゃあ、コレをお前にやるよ」


そう言って、ユーは懐から小さなウサギのキーホルダーを出して渡した


「コレがアンタの装飾品?」


「そうだ、昔唯一俺の味方だった

 叔父さんに買って貰ったヤツの偽物だ

 本物は、両親に捨てられた」


「……アンタも色々複雑なんだな

 というか、そんな大切な物を渡していいのか?」


「いいんだよ

それとよ、何か力貸して欲しい事があったら言えよ

俺達3人を生かしてくれた分の3回だけなら手を貸してやる」


メアとユーは連絡先を交換すると、メアはもう用は無いと言わんばかりに病室を後にした




第3章 響きわたる炎にのせて     完


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ