見知らぬ草原Ⅳ「鑑定能力」
C:「どんなものでも鑑定できる能力が欲しい!」と願う。
「どんなものでも鑑定できる能力が欲しい!」
そう告げると、頭の中の声、仮称「女神」が一瞬だけ黙り込んだ。
『……鑑定?そんな物でいいのかしら?』
「ああ。魔物でも、武器でも、道具でも。できればスキルとか、自分の能力なんかも見られるやつ!」
『ふぅん……。貴方にしては、ずいぶん堅実な願いね。てっきり最強の魔法とかだと思ったけど…』
「便利そうだろ?」
『……まあ、確かに便利ではあるわね。まぁいいわ』
その瞬間、目の前に淡い光の筋が集まり始めた。
光は空中で複雑に絡み合い、やがて見覚えのない文字列を形作っていく。
『そーれっ!女神様の力よ!――ありがたく受け取りなさい!』
頭の中に、今まで知らなかった知識が流れ込んでくる。
どうやら、無事に願いは叶ったらしい。
「おお! ありがとう!」
『ふふん! 感謝しなさい! それじゃあ、私はこれで――』
「あ、ちょっと待って」
『……まだ何かあるの!?』
「いや、せっかくだから名前を聞いておこうと思って」
『……今さら?』
女神は、呆れたようにため息をついた。
『まったく……。本当に調子が狂う人間ね』
その声が少しずつ遠ざかっていく。
『まあいいわ。私の名前はミリア。ミリア・アストレア。ミリア様と呼ぶといいわ』
「ミリア…ミリアか。いい名前だな。」
『……無性に腹が立つわね………。あっと、もう時間。…それじゃあ人間!せいぜい頑張りなさい!』
そして、頭の中は静かになった。
さて。
せっかく能力をもらったのだ。まずは試してみようか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ステータス】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■基本情報
名前:未設定
種族:ただの人間 職業:無職
レベル:1
経験値:0 / 10
■能力値
HP:100 / 100
MP:50 / 50
攻撃力:10
防御力:10
魔力:10
敏捷:10
運:10
■スキル
『斬撃Lv.1』
『鑑定Lv.1(EX)』
■装備
武器:なし
頭:なし
胴:なし
腕:なし
脚:なし
装飾品:なし
■所持品
古びた布袋
■所持金
100G
■状態
通常
■補遺
日が暮れて来た。もうすぐ夜になるかもしれない。
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【どうする?】
A:遠くに見える街を鑑定してみる。
B:古びた布袋を鑑定してみる。
C:鑑定スキルの、「EX」の文字を鑑定してみる。
D:街道を通って街に向かって歩く。
E:森を通って街へ向かう。街道より近そうだ。
F:自分に付与された『鑑定』スキルそのものを限界まで鑑定してみる。
上手く行けば何か新しいことがわかるかもしれないが、デメリットは計り知れない。
・自由選択肢
新しく手に入れた『鑑定Lv.1(EX)』を試してみようか?
だが、日が暮れる前に街へ向かった方がいいかもしれない。
さて、どうしようか。
自由選択肢とは、そのまま。
自由選択肢が出ている間は、A〜Fの選択肢に限らず、貴方が好きな選択肢を考えてもええということです。
その場合、『自由』と補足をつけたあと感想欄に記入してください。
例
自由・『鑑定』で太陽を鑑定する




