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閑話エンシェントエルフ攫われる

なんか汚いです。ご注意ください。


こっちは趣味なので読まなくてもーー。まぁ、ちょっと本編がニヤニヤしながら読めるかもぐらいです。

私は、エルフの里の王女。太古の昔からエルフの支配者として生きてきたわ。

凄い長生きでエルフで最も美しいだけで、戦闘要員のエルフよりは全然弱いので、普段は戦闘に特化したハイエルフ達に守ってもらっている。


私が長生きなだけで、なぜ守られ王女になれたか。

それは、私が緑を自在に操れるから。


野菜を作ることも、森を作ることもできる。他の能力としては、召喚術でエルフを一日三人まで産み出せる。故に王女、私がこの森で一番偉いの。


エルフの子供達と毎日朝は遊んで、昼は森を散歩、夜はゆっくりと月を見て過ごすの。それが私の習慣。ここ百年はそれだけをして生きている。


訪問者等も訪れないし森も安定してきたし、エルフも生殖数が安定してきたから、私が増やす必要はない。


こんな平和な生活を死ぬまで送るの。と言っても、私はまだ二千歳。後八千年は生きられる。容姿も一生変わらない。最後の一年に草花が枯れるように歳をとって、次の私がどこかで産まれるの。


そんないつも通りの毎日は突然終わりを迎える。


いつも通り月を見ていると、体の周りに魔法陣が現れる。ハイエルフ達が解呪しようとするが、魔法陣はそんな事お構い無しに展開していく。


まぁ、そんなに酷い事にはならないでしょうし、どんな相手でも、エルフ達が総力をかけて助けに来てくれるから大丈夫よ。魔王無き今の世界には私より強い兵力を持つ王はいないのだから。


更に、私は百人程度なら里から転移させる事が出来るの。私を襲うなんて、どこの馬鹿かしら。思い知らせてやる。


一瞬眩い光が刺す。私が移動したのは、暗い洞窟の中。あれ?誰もいない。術者ぐらいはいると思ったのに。


すぐ先には外が、なんだろうこの感覚、まずはエルフを呼ばずに様子を見ましょう。無駄に兵力を消耗するのは愚かな将よ。


外に出ると、そこにはゴブリンアマゾネスが二体。まぁ、この程度ならハイエルフ一体で対処が可能。その後ろに見えたのは、九体のデーモン達。そのうちの一体は息をするだけで呼吸が止まるような圧倒的な殺気を放つ。


百人のエルフなど瞬きしている間に殺されてしまうだろう。


過呼吸になり、座り込んでしまう。唾が喉に詰まり嘔吐する、胃の中の内容物を全て吐き出すと、逃げようとするが、足に力が入らない。しかし、生物の闘争本能で排泄行為を見られながら行ってしまう。


私は産まれた二足歩行で時から歩け、排泄しているところ、入浴の際も誰にも恥ずかしい所を見られたことはなかった。それをデーモンに見られたという屈辱。しかし、国の為に私が自殺する事は許されない。


途中で死ぬとエンシェントエルフは老衰で死ぬまでの生きたであろう期間転生する事がない。統率を失った生きているエルフ達は奴隷化され、卑しい人間どもに売られていくだろう。


そこで、私よりも屈辱的な行為を行われる事になる。それだけは許されない。


「命だけは......助けて下さい。」


声を絞り出す。デーモンにそんな行為が意味のない事は分かっている。奴らは殺戮と支配を楽しみ、相手がいうことを聞いている時に満足し、心から隷従した時に殺す事に快感を得るまさに悪魔だ。


ベビーデーモンならまだ通じるかも知れないが、奴らは成体。慈悲はないだろう。


涙が止まらない。内容物がない胃が何度も痙攣し嗚咽する。


彼等は、何してるんだこいつ?とでも言いたげな顔をしている。


きっと私を殺してエルフ達を皆殺しにして楽しむために私を呼んだのだ。彼等と言えども、私がいれば統率がとれ、億を超える軍勢に何体かの犠牲が出るだろうから。でも、どちらにしても滅ぼされる。彼等は強かだ。より確実な方法を取ったのだろう。


もしかしたら、私を支配すればより楽に蹂躙出来るから私を隷従させようとしているのかもしれない。まさかというタイミングで裏切れば、万が一があるかもしれない。


「私の貞操を捧げるのでどうか命だけは!!」


顔以外の肌が見えないように厚着した服を自主的に脱ぎ始める。私と千年以上前に死んだ母親以外見たことのない透き通るほど白い適度に引き締まった私の腹部が晒される。その肌に合わせた白い胸当てが晒される。定まっていなかった覚悟を決める。


「ちょちょちょ!!ま、待て!!」


目にも止まらない速さで、腕を掴まれ止められる。


「あのね、別に君の事とても綺麗とは思うけど好きってわけでもないから。ちょっと興味はあるけどそんな無理して見せてもらうものじゃないから。」


かなりフランクだなこのデーモン、凄い整った顔立ちだな。ってこれ一番後ろでめちゃくちゃさっき放ってたデーモン。


私は意識を失った。


起きると、百体ほどの異様な程に鍛えられたゴブリン達と畑があった。


「閣下は農場、作れ言った。お前俺たちに教える。それ役目。」


それだけの為に私は呼ばれたのか?世界で最も力を持った王のこの私を?ふざけんじゃねぇあのクソ!!

命がエルフが助かった安心からか、普段言った事もない暴言を心の中で吐く。


心の声を聞いていたかのように目の前に奴が現れる。


「下手な事を考えるんじゃない、わかっているな。」


殺気を放ったその一言は体が危険信号をフルで鳴らす。暖かい感覚と不快な感覚が下着内に広がる。


反乱の意思があったらエルフを皆殺しにするぞ、ということだとすぐに理解した。そう、思い出した。コイツは私達を一人で滅亡一歩手前まで追い込んだ魔王の右腕だ。他の命令があったらしく、見逃してくれたけど。


私の意思一つであの地獄がまた繰り返される。こいつはきっと心が読める。ゴブリンと言えるか微妙なこのゴブリン達と心から仲良くしようと思った。


その後、私は私専用に建てられた結構作りのいい家に一人で住まわせてもらえることになった。


エルフに連絡を取り、馬鹿なことは考えないように釘を刺しておいた。時空魔法で着替え等を持ってきてタンスにしまい、ご丁寧にタンスに鍵がついているのでかけておく。


そして、なんとこの家カーテン等で着替え用に見られないような仕組みもできている。流石デーモンが治める国だけあるな。


どうせ合鍵を持っていてこの夜ゴブリン達に犯されるのだろうと思いながらも、出入り口に鍵をかけて震えながら眠りについた。


翌朝以外と何も起こらなかった。


しばらくして。私の貞操は守られたままだった。口が滑りエルフが呼べることを言ってしまった。なんと、エルフを召喚してもいいし、住む家も建ててやるとこの地区を治めるゴブリンウォーリアーが言い出した。


そして、我々は紳士的なゴブリンだから、相手の合意無しに人を襲うことはないし、寝とる寝取られるなどは気にもしないが、そんな事を行なったら仲間から殺されてしまうよと笑った。


一週間が経った。呼び出されたエルフ達の数は食料関係が厳しいとのことなので十人ほどに抑えて呼んだ。食料問題がなくなったら国の仲間も呼んだらいいと、五つに分けられたこの地区を含んで治めるデーモンが言ってくれた。


なんと、召喚したエルフの一人もデーモンと仲良くしてるなと思ったら真剣にお付き合いをしているとの事だった。まだ、キス等はしていないらしいけど。


もしかしたら、私もあのデーモンと、いやいやあいつだけは絶対ない!!怖いし。

でも、少し心がキュンっとした気がした。







さて、いやこれは趣味なんで特に記念ではないです。

最近100pvに届くようになってきたっぽいので、これで安定すると良いなぁーとか思っている今日このごろです。

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