青年Aの研究 後編の前編
終わんねぇ……アレイスター君話長いよ……。
前後編で終わらさせておくれよ……(´;ω;`)ブワッ
『魔力。
未だに謎が深いこの力について、私は研究を続けている。
次に調べたのは、生物以外についてだ。
山、海、地面、等々、自然界の物を調べてみる事にした。
先ず、普通の木や、地面、海等を調べてみた所、魔力が流れていた。
しかも、今まで調べた生きている者達と共通の部分があった。
生きている者には必ずある魔力の特徴だ。
では、木は生きているのだろうか?
確かめる為に木を切り倒して見た所、人間が死ぬ事で起こる魔力の変質と、全く同じ魔力の変質を起こした。
そして、周りの木の魔力が、人が怒る時と同じ性質の魔力となった。
そして、不思議な事に切り倒した木の魔力は、切った断面から流れ出て、空中に漂い始めたのだ。
非常に興味深い事象だ。
そう言えば、空気中に魔力は流れているのだろうか?
そう思い、その場で空気中に焦点を当ててみると、非常に微弱な魔力が流れている事に気づいた。
しかし、先程切り落とした木の周りには、強力では無いが、周りよりは強い魔力が流れていた。
しかも、その魔力の性質は、怒りの魔力と同じだった。
つまり、この魔力はあの切り倒した木の魔力という事だ。
木が一個の生命として存在しているという事にも驚いたが、今はもっと重要な疑問がある。
死者の魔力の一部は、空中に流れ出るのだろうか?
私は、この疑問を解決する為に、自分の研究所に帰った。
帰って、私は今まで死体について研究していた地下室の空気中の魔力を測定してみた。
しかし、そこで漂う魔力は普通の空気中と同じで微弱だった。
人間の魔力は外に流れていかないのだろうか?
この疑問は、あの平民の男と貴族の男の事件の様に、人の生から死に変化するまでの流れを観察する必要がある。
私はとある死刑囚の死刑を引き受けた。
処刑場で、敢えて男を解放して、ゆっくりと痛めつけて、惨殺した。
その男は、縛られている時は怯え、解放された時は希望、私を殺しに来た時は楽、私の魔術で腕が千切れた時は驚き、逃げ惑う時は怯え、死ぬ時は私への怒り。
そうやって感情を激しく変化させて死んでいった。 今まで集めた死体と違い、あの木の様に腕を切り落として断面も作っておいた。
その結果、他の死体とは明らかに違う変化を見せた。
何と、全く別の新たな魔力を生み出したのだ。 彼の生前の魔力量では想像もつかない程の強力な魔力。その性質は怒りだった。
しかも、その怒りの魔力は空中に流れ出て、漂い始めたのだ。
素晴らしい。実験は大成功だ。
そう思った時だった。その時、私の魔力にも激しい変化が起きた。
私は、あの死刑囚の様に魔力を生み出したのだ。
その魔力の性質は喜び。
しかも、その魔力は私の周りで漂い始めた。
恐らく、木の怒りの魔力と、死刑囚の出した怒りの魔力と私の出した喜びの魔力は同じ物だ。
死では無く、強い感情の発露。
それがこの、強大な魔力の塊を生んでいるらしい。
この魔力は、他の魔力と何が違うのだろうか?
私から出た喜びの魔力。
コレは、私から出た後は、私の周りを漂い続けている。
唯、漂うだけで、私自身に干渉するという意思は見られない。
暫く放置してみたものの、特にコレといった変化は見れなかった。
なので、今度は私から干渉してみる事にした。
先ず、魔術を発動して見る。
もしコレが私から生まれた魔力ならば、私が、魔術を使う際に何らかの干渉をして来る可能性がある。
先ず、小規模な術式で魔術を放つ。
早速、喜びの魔力は干渉してきた。
暖炉の火程度の炎を出す魔術が、家一つ焼き払える程の威力の魔術に変化していた。
その後、中規模と大規模と変えても、変わらず干渉して来た。
炎属性限定という訳でも無いらしく、全属性全ての魔術に干渉して来た。
しかも、どれ程威力が大規模になっても、元の術式が使用する魔力しか、魔力が減らないのだ。
術の威力を強大化させ、消費魔力は減らさない。
そんなデタラメな存在等、今まで見た事も聞いた事も無い一体、 何だと言うのだろう、コイツは………』
でも設定ひたすら書くの楽しいぃぃ!!!((o(*゜∀゜*)o))




