暗い悪意
閑話や、主人公の日常を書きたくて試行錯誤してたのですが、普通の高校生の日常がまるで分からなくて辞めました。
ほら、俺、友達とか居なかったから……
ローゼンタリア王国。
赤い薔薇を配した国旗が特徴的な西方の大国。
ここ数十年で大国にのし上がったこの国は、所謂富国強兵を実現する為に、国民に、日々劣悪な環境での労働を強いていた。
貧富の差が激しいこの国は、王都等の都市は白く美しく、他の街は黒く見窄らしい。
王の為の国。
其れが西方最大の大国の現状だった。
そしてそんな大国の王は、現在己が欲のままにある女を抱いていた。
抱かれている女は、その濡羽色の美しい髪を乱れさせ、王の首の後ろに手を回している。
蠱惑的なその女の裸体は、男女問わず即魅了されてしまうだろう。
だが、彼女から発せられる魅力は、言い知れぬ恐怖と不安を見る者に与える。
行為が終わり、王と女が服を着終わった時、女が口を開く。
「最近、ハクアの大森林の東に街が現れたらしいですわね」
美しく、色気のある声で王にそう話しかける。
「あぁ、その件ならもう密偵に調べさせた」
「まぁ!!流石ですわね!!
それで?」
「凄まじい力を持つ者達だったのだそうだ。唯、殆どが亜人だったのだそうだ」
「フフフ。とても興味深いですわ」
口元を手で覆い、優雅に艶らしく笑う。
「奴等は自らをプレイヤーと呼んでいた。
意味は良く知らぬ。
唯、たった一人だけ、種族の分からぬ者が居たのだそうだ」
「プレイヤー?聞いた事が無い言葉ね。
まあ良いわ。
その者はどんな容姿をしていたの?」
「全身が白く、額に札を貼った、中性的な姿だったそうだ。
その者は、他の強者達からこう呼ばれていた。
月兎、とな」
「へぇ。月兎、ですか。
何とも可愛らしい二つ名ですのね。
では王よ。貴方の密偵の言う強者達のをこの国に招待しなさい。勿論その月兎も」
この国の頂点であるはずの王に、命令口調でそう言う。
「………今は王位継承戦中だが、他所者を招いて良いのか?」
「構わないわ。もし、本当に強者なら、帝国に取り込まれる前に言いなりにしておかないと……」
帝国という言葉を出した瞬間、女の顔が険しくなる。
その女の顔を見て、王は慌てて言葉を紡ぐ。
「わ、分かった。直ぐに使者を送るとしよう」
「えぇ、そうして下さい」
王は、女の言葉を聞き、飛ぶように寝室を出て、王としての職務を遂行する。
「さて、可愛い可愛い兎ちゃんは私の力になってくれるかしら?」
王を見送った後、女はそう言って微笑む。
得体の知れぬ何かを孕んだ女は、
今日も、己の為のみにこの国を、人を、利用する。
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ガン……ガン……ガン……ガン……ガン
この音が地下から聞こえ始めてから、もう何日も経ってしまっている。
唐突に城に入って来たあの男が、お父様を地下に連れて行ってから、もう何日も、この音は絶えず繰り返されてる。
城の王族以外の者達は、皆殺しにされてしまった。
王族は、いつも皆んなで御飯を食べる食卓に縛られて、皆殺しにされた人達の生首を見せられ続けている。
何故か、目を閉められなくて、霞みそうな視界で、それなのに生首だけが鮮明に視界に入る。
そんな、唯ひたすらに恐怖しかない時間は、唐突に終わりを告げた。
「よし。じゃあ次は君ね」
何の前触れも無くお父様を連れて行った男が背後に現れ、気づいた時には私は地下室に居た。
「君、凄く可愛いね。なら君はこっちの姿で壊してあげる❤️」
男がそう言うと、男はとても幼い少女の姿に変わる。
そして、無邪気に笑いながら、またあの音を、私で奏で始める。
あぁ、もう、何も分からない…………
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
ガン……ガン……ガン……ガン……ガン……
投稿しといてこんな事言うのあれですけど、意味が分からないですね




