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屍兎は自由人  作者: 平成兎
第1章 屍兎
42/75

天才

ジョジョ五部10月にて放送開始!!!


イェェ!!!

狼牙vs御雷開始の約30分前。



「順位の違いが戦力の決定的な差では無いと言う事を教えてあげます!!」


「どっかで聞いた事があるセリフだな」


そんなセリフと共に、私は全力でチルトさんから距離を取る為に、枝から枝へと飛んで逃げる。



『銀のソウゾウ』




後ろから、ヒノコちゃんでの戦いで使っていた、氷の鳥が追いかけて来る。


木の幹や、枝を盾にしながら避ける。



ヒノコちゃんとの戦いとは環境が違うから避けれたけど、恐ろしい魔法ですね…………。


アレをほぼ撃ち落としたんですか……ヒノコちゃん…。



「…………チッ、やりずれぇな。

……なら…」



『アイスピアー』


木と木の隙間を縫って、氷の槍達が私を正確に狙い撃つ。



「……何で貴方達は!!そうやってあっさり規格外の事をするんですか〜〜!!!」


ジャンプしたり体軸をずらしたりして槍を避けながら、屍兎の天才組に、呪詛を吐く。


「高速回転しながら、秒速75メートルで迫って来る槍をあっさり避けたり、空中であっさりと体勢を変えながら避けたりする奴に言われたくねぇな」


「この程度モフさんなら、軽くやってのけるでしょうが!!」


「彼奴を比較対象にしてる時点で、お前は充分天才だと思うぞ。

後、彼奴は本気出せば秒速150メートルを避けれる」


「丸っきり化け物じゃないですか!!!」

「同感だな」


そう言いながら、チルトさんは槍を飛ばしまくって来る。


ギリギリで回避はしているものの、高速で飛んでくる刺されば即死の槍に、恐怖を覚える。


あの槍は、チルトさんの周辺から発生し、飛んで来ている。

なら、その発生源を見て、軌道を読んで避ける。


避けながら、反撃の隙を伺っていると、チルトさんが地面に手をついているのが見えた。


『マウンテン・アイスピアー』


チルトさんの周りから、一気に氷の槍が発生し、私の居る場所を飲み込んだ。

「ッッ!!」


『守護符』


咄嗟に防御魔法の札を取り出して受ける。


幸い先程から撃って来ていた槍達よりは威力が低いらしく、受け切る事が出来た。












「………流石にそんなに上手く行かねぇか………」


「そうですよ!!!人生そんなに上手く行くと思わないで下さい!!!」


「説得力があるな」

「ふっふっふ……こっからは私のターンです!!!」


タマモがそう言うと、右から炎が飛んで来る。


『銀の領域』


領域内に入って来た炎を普通に凍らせる。


「流石ですね!!かなり速いと思うんですけど……」


「コッチに向かって来ている以上、速さは関係ない」


「はぁ、ホントに規格外ですね……

では、此れは……どうですか!!!」


タマモの叫びと共に、俺に向かって大量の魔法が飛んで来る。


陰陽師。


想像以上に厄介だな。


というより、タマモと陰陽師の相性が良過ぎる。

タマモの機動力で、攻撃を避けながら、縦横無尽に札等の罠を仕掛けられ、即席でもかなり強力な罠を作れる。



しかも、札には魔法の基本属性全てがある。


その基本属性の中には俺が凍らせれない雷属性と光属性も混じってる。


とは言っても対抗策はあるんだがな。



『銀の領域』『銀のソウゾウ』



魔法使いのスキルの一つ、『魔力感知』。


このスキルはある程度のレベルまで行くと、魔法の属性迄正確に感知出来る。


例えレベル10でも、この数の魔法群の中から見抜くのは難しいが、まぁ出来なくは無い。


大量に飛んで来る魔法群の中で、雷属性と光属性の魔法だけを銀のソウゾウで作った鳥達で受け、残りは凍らせれる。


大量の魔法群に対応するのに加えて、その中から光と雷を見抜くのと氷の鳥を作る作業をほぼ同時に行う必要があるが、不可能じゃない。


なら、やってみせるさ。



魔法群の一つ目が入って来るのを感知する。



さて………やるか。






一つ目、属性地面、問題なし

次、属性水、問題なし

次、属性雷、銀のソウゾウ

次、次、次、次、次、次、次、次、次、





……………………











「……………」

驚きで言葉が出ない。


まさか、受け切られてしまうとは思わなかった。


えげつないですね………魔法の札を奮発して使ったんですけどね。


其れに、ヒノコちゃんの時よりも、速くなってますね。


「此の天才めぇ〜」

「ハァ……ハァ……天才じゃねえよ……

本物は……此の程度…息を切らさずやってのけるさ……」


「…………モフさんの事ですか?」


「まぁな……あのバケモンは………別格だよ…」

「其処まで……ですか……」


「あぁ………

まあ、今は彼奴の事は置いとくして……

そろそろ、決着つけようぜ……」


そう言って、此方を見るチルトさん。


「……そうですね。

お互い、長くは戦えませんしね……」


其処まで言って、お互いに構えて、最後の技を用意する。


チルトさんは、ヒノコちゃん戦で見せたあの大きな氷の鳥を作っている。



私も、最強技を用意する。


残りの札の魔法全てを融合させて、大きな球体を作って行く。


お互いが同時に準備を完了し、同時に放つ。






『ガルダ・ブレス』


『虹天球』











神鳥の吐息と、破壊現象の塊が激突し、二人を巻き込んで行く……………




((後は頼んだ{みました}御雷{さん}))





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