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8話 壮絶

あんな奴を王にしちゃダメだ!



(金色のガッシュベルより)-高嶺清麿-

「計画は順調か?」

「ええ、問題なく。」

暗闇の中。声が響く。

「ッククク。そうか。だが、政府も手を打ってくるはずだ。」

「ご心配なく。もし、あの番人達が来ても、いざという時のことはすでに考えてあるので」

「まあいい。目的だけ達成できればな。」

「はい。おっと、そろそろ時間だ。切りますね。」

プツ、ツー、ツー・・・・

{何も言わず切らなくても・・・。切るっつったのこっちなんだし。}

彼は笑みを浮かべる。

{まあいい。今はコレに集中しよう}

「ックククククク・・・・ふはははははは!」

奇怪な笑い声だけが、その場でこだましていた。




「「臓器売買?」」

「そうじゃ」

場所は、六条邸に戻り

依頼の説明が始まっていた。

「なんだそりゃ・・・」

「練心会はしっておるか?」

「知ってる。あれでしょ?あの、表向きは心と体を鍛える集団ってなってる悪徳宗教団体。」

「そうじゃ。」

「話じゃあ、次々と若い学生たちが次々と引き込まれてるって聞くぜ。」

「うむ。やつらはその学生たちから金を巻き上げ、さらにそれだけでは飽き足らず、臓器までもを売り飛ばしている。それでも学生たちは己の教祖とやら信じ込んでる。被害に遭った学生たちの人生はもう滅茶苦茶だ。」

ギリッと辰也はこぶしを思いっきり握る音を聞いた。

「雄也・・・」

「要するにそこに潜入して秘密を探って来いってことでしょ。」

「まあ、そうじゃ。」

「探るだけじゃなくて壊滅させてきてあげるよ。」

「待て、雄也。そう感情的になるな!」

「これ以上人の人生滅茶苦茶にするやつが出てくるのはごめんだからね。」

「熱くなるな雄也!」

辰也は雄也を止めようとするが、雄也は勢いを弱めない。

「とりあえず詳細は後で送ることにする。それと、怜君とは別行動だ。」

「OKだ。今は切るぞ。」

プツ。相手の了承を得ず辰也は切る。

「雄也、とりあえず頭を冷やせ。今日はもう休むぞ。」

頭の上にポンと手を置き、奥の部屋へと辰也はいった。

「絶対に止めるさ」

ひとり決意を表す雄也だった。





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