表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/14

03

 結婚を機に日本にやって来た母は、父が行きつけの日本料理屋で働いた。そこで覚えたロールキャベツが得意で、アレンジされてカフェの人気メニューになっている。

 名前はロールキャベツだけれど、ロールされていない。白菜ミルフィーユのキャベツ版。それが実態だけれど、母はこの姿勢こそがロックンロールでしょと笑う。

 誤解がないように言っておくと、アルバイト先のロールキャベツは本物で、母が材料を勘違いして今の形が生まれている。

 父はプリンとチャーシューをメインに時に気紛れでカレーやスープやおつまみを用意する。コーヒーの焙煎はするけれど、淹れるのは母にしか出来ない。父は遅延性のコーヒーアレルギーを持っていて、自分で淹れて飲むと発症する。母が淹れる新鮮なコーヒーだけは身体が受け付けるのが人体の不思議ってヤツらしい。

 お酒の提供はビールとウィスキー。それも父の趣味。美味しい物を自分で選んで仕入れている。

 そしてこのカフェ最大の特徴が、絶える事なく流れるレコードの音色。

 プレイヤーは二つ用意されていて、基本は母が選んだレコードをひっくり返したり取り替えたりしながらその間も音楽の一部として楽しんでいる。

 大量のレコードは全てパソコン上でその置き場を含めて管理されている。店内にも常時五百枚が置かれており、誰でも自由に拝見出来る。パソコンのデータさえリクエストがあれば見せている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ