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北の陣 第3幕  作者: m
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都攻めの真相

「やぁ、またギールだよ、君の大好きなギール様だよ、えっ?この小説、主人公が全然出てこないじゃないかって?はっはっは、まぁ、そんな細かい事は気にするな、ハゲるぞ、はっはっは、じゃ、グッバイ!」


「ガチャ」


ギールの剣から音がした…




「シャキィン、シャキィン、シャキィン」


斬り合いの後、ギールとキューイはお互いの隙を伺いながら間合いを取っていた。


「なるほど… 強えよお前… アントレイヤがお前達の手に落ちたのもなんとなく分かったよ… 並みの奴ならお前の剣を受ける事さえ出来ないだろうな… 」


ギールは冷や汗をかきながらそう言った。


「ふはははは、敵を褒める余裕がある奴が何を言う」


キューイはそう言いギールに斬りかかった。


「シャキィン、シャキィン、シャキィン」


2人の剣撃はさらに激しく増した…


「シャキィン、シャキィン、シャキィン」


火花を散らす剣撃の後2人は間合いを取った…


その時、ギールはキーナの近くにいたある人物に気づいた…



「お前はあの時の… 」


ギールはその人物にそう言った…


「へっへっへっ、そのせつはどうも」


ジルがそう答えた。


「お前が何故ここに?」


ギールはジルにそう聞いた。


するとキューイが会話を遮る様に…


「シャキィン、シャキィン、シャキィン」


いきなりギールに斬りかかった。


「真剣勝負の時に他の奴と話し合いとは舐めてくれるなぁ、あんた」


キューイはそう言い剣を横に振った。


「はっはっは、悪かったな、俺達はそこにいる奴に1度騙された事があってな、じゃあ、決着をつけてから聞くことにするか… それに、そこにいるキーナに10分の1計画の事で聞きたい事もあるしな」


ギールはそう言いキューイに斬りかかった…


「シャキィン、シャキィン、シャキィン」


剣撃の後2人は再び間合いを取った。


「ちょっと待て… 10分の1計画についてキーナに聞きたい事だと?」


キューイはそう言いギールに斬り合いを一時中断するよう言い…


ギールはそれを承諾し剣を腰に戻した…


そしてキューイはキーナを見て…


「キーナ、10分の1計画の事で何か知ってる事があるのか?」


キーナにそう聞いた。


キーナは顔を横に振り…


「何も… 」


そう言った…


それを聞いたギールが…


「はっはっは、キーナ隠しても無駄だ、俺は全部知ってるんだぞ、お前達が裏でやってた事、全てをな」


そう言った…


キーナはギールを睨み…


「そうか… なら、お前には今すぐ死んでもらうまでだ」


そう言いギールに斬りかかろうとした…


その時、キューイがキーナの前に剣を突き出しキーナの行く手を塞いだ…


「ちょっと待てキーナ… 一騎打ちを邪魔しようなんてお前らしくないな… それにお前のその慌てぶり… 何か隠してるな… 」


キューイがキーナにそう言った…


「何も隠してなんていませんよ、団長」


キーナがキューイを見てそう言った。


キューイはキーナの顔を見て…


「キーナ… 嘘が下手だな… 」


そう言い近くにいたセナを見た…


「セナ、思ったよりも早く真相が分かりそうだ、まさか10分の1計画を知ってる奴がこんなに近くにいたとはな」


キューイはそう言い、セナからキーナに視線を戻した。


「キーナ… さぁ言え… 10分の1計画とは一体何の事なんだ?」


キューイはキーナにそう迫った。


「団長… 」


キーナは困った様にそう言った。


「キーナ、お前が言えないなら俺が全部こいつらに教えてやろうか?その後、お前に北軍の都攻めについて聞きたい事がある」


ギールがキーナを見てそう言った。


「止めろ!これ以上何も言うな!」


キーナがギールに剣先を向けそう言った。


それを制したキューイはキーナを見て…


「キーナ、何をそんなに隠す必要がある?俺達は小さい頃からの仲間じゃないか、そんな俺達に隠し事をするのか?」


キューイがキーナにそう問い詰めた。


「団長… すいません… これだけは… 」


キーナが困った様にそう言った…


「はっはっは、計画に関わった奴は死んでも言えんだろうな!だが、中央地区の都攻めの事だけなら言えるだろ?俺は北軍の都攻めだけが納得が行かない… さぁ、教えろ、何故北軍は都攻めを決行した?」


ギールがそうキーナに問い詰めた。


「それをお前に言えばこれ以上何も言わないか?」


キーナは諦めた様にギールにそう言ったのだった…


















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