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北の陣 第3幕  作者: m
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ギールvsキューイ

「やぁ、久しぶり!俺が誰だか覚えてるか?はっはっは、そう!君が大好きなギール様だよ!えっ?別に好きじゃないって?はっはっは、君は俺のサソリ固めをくらいたいみたいだな、俺のサソリ固めをくらえば第2幕に出て来たヒゲの兵士みたいに感動で泣きながらギール様大好き!と叫びたくなる筈だ、はっはっは、じゃ、グッバイ!」


「ガチャ」


「この設定まだやるの?あー、はいはい、分かりましたよ!やればいいんでしょ!やれば… 」


「ガチャ」


ギールが何かを叩いた音が聞こえた…




今、ついに中央軍の精鋭部隊と北軍の精鋭部隊の決戦が始まろうとしていた…


中央軍の精鋭部隊5000、それに対して北軍の精鋭部隊は3000…


ギール率いる中央軍の精鋭部隊は北軍の精鋭部隊の隙をつき身動きが出来ないよう取り囲んでいた…




「お前にはウチの最高司令官であるアントレイヤをやられた… 悪いがココで死んで貰うぜ!」


ギールはそう言い剣をキューイに向けたまま馬を降りたのだった…


キューイは静かに剣を抜き…


「あんたは一体何者なんだ?」


ギールにそう聞いた。


「俺か?俺はスペード師団長のギール様だ」


ギールはキューイに剣を向けたままそう答えた。



「スペード師団長… ギール… あんた達が噂の中央軍の精鋭部隊って事か… どうりで… あんたが強かったのも今納得したよ」


キューイはそう言い剣をギールに向けた。


「はっはっは、俺は無敵だ、お前みたいなひよっこに負ける訳がないだろ?はっはっは」


ギールはキューイを挑発するようにそう言った。


その時、キューイの陰にいたキーナがギールの前に現れた…


「お前は… 」


キーナに気づいたギールがそう言った。


「団長、こいつは手強いですよ、俺が殺りましょうか?」


キーナがそう言い剣を抜いた。


「こいつが強いのは知っている… いい… 俺が殺る」


キューイがそう言い話を続けた…


「ギール、一騎打ちだ、それであの時の決着をつけようじゃないか」


キューイがギールに剣を向けたままそう言った。


「一騎打ち?俺と?はっはっは、俺は2人まとめて相手してやってもいいんだぞ?はっはっは、まぁ、いい… 面白い… 殺ろうじゃないか」


ギールはそう言い、スペード師団の兵士達に北軍にはまだ手を出さないよう命令した、そしてキューイも北月師団の兵士達に中央軍にはまだ手を出さないよう命令したのだった。


こうして中央軍の精鋭部隊と北軍の精鋭部隊の兵士達が見守る中、ギール対キューイの一騎打ちが始まった…


「シャキィン、シャキィン、シャキィィン」


2人の剣が音を立てぶつかり合う…


そして、ギールが間合いを取り…


「ん?お前… 前より強くなってるじゃないか」


そう言った。


キューイが不適な笑みを浮かべ…


「あの時はまだ病みあがりだっただけだ、それにまだ、本気を出してる訳じゃない」


そう言いキューイはギールに斬りかかった…


「シャキィン、シャキィン、シャキィン」


ぶつかり合う2人の剣が火花を散らした…


その光景を見た周りの兵士達がざわついた…



( 剣速が早い… )


ギールはキューイの剣を受けそう思った。


「やるな… ここまで剣速が早い奴は俺も初めて会ったぜ」


ギールは額に冷や汗をかきながらそう言ったのだった…

















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