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32話 新たな武器作成の為に

デンキダケ、シャクネツダケ、ポイズンキノコ等々……

見るだけで危険だとすぐに判断出来るキノコ類。

ざっと数十本ある。


「これ、全部毒キノコ……ですよね?」

「ああ、ジンなら分かると思うが、ここには様々な毒キノコがある。実は新たな武器を作りたくてね。それにこの毒キノコの毒が必要なんだ」


新しい武器。

WBグローブ以外に新しい物が出来る。

どんな武器が作られるんだろう?


「わかりました。新たな武器ってのが凄く気になりますし、頑張らせてもらいます。ただ俺、魔力少ないんで全部出来ないかもしれないですが…」

「今日中じゃなくても別に構わないさ。俺が一人でやったらもっと時間がかかる。無理しない程度でやって欲しい」


ライジングサンズの仲間達が盛り上がっている横で、俺とリュウさんはキノコの毒抜きを行う。

俺はキノコスープで使った毒抜きの方法に対して、

リュウさんは水が張ってある鍋に数本毒キノコを入れ、弱火にかける。

どうやらポイズンキノコを入れていた用で鍋の水が紫色に染まっていく。


「リュウさんの毒抜き方法ですか?」

「ああ、煮立てて毒を出し、これを固形にするんだが、この方法だと100%キノコの毒を抽出は出来ないから効率が悪いうえ時間効率も悪いんだ。ジンのその毒はどのくらいの力で割れる?」

「投げて壁や地面に当たれば割れますね。普通…といいますか別に凄い衝撃与えないと割れないこともなければ、触った程度でも割れないと思います」


リュウさんは「なるほど」と一言。

それにしても、一体なにに使うんだろう?

シルの弓矢の先に塗る毒か、ケイのブレード、刀に塗る毒か。


「興味本位で聞いちゃいますが、この毒って何の武器に使うんですか?」

「まだ秘密……ということにしておいてくれ。何せ、誰に使ってもらうかも決めてない代物でね」

「ということは、剣でも弓でもない……?」

「出来てからのお楽しみ……ってやつさ」


リュウさんは少し楽しそうに何か含んだ笑いをする。


ポイズンキノコとか、まんま毒キノコ…

毒キノコという毒キノコ…

まぁ気にしない気にしない

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