③
Jon Gibson
Two Solo Pieces (1977)
を 聴きながら
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……わたしたちは……否、私は、同じものを同じだけ、……他者と同じだけ、同じ価値観で、楽しめるとは思えない。……そして、楽しめなくともよいことを知っている
……私は、私が楽しいことを、……私がしたいだけしている。……それが嫌なことがある方がいる……とは、あまり考えない。……嫌な方が居てもよい、……と、考えている
だからこそ、あまり気にならない
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……けれど、それは、……私とは違う感じ方をする他者が、私とは同じように、あまり気にならない……とは、限らない
……その方自身は、楽しくないことなのかもしれない 面白くないことなのかもしれない
……合わなければ、人は離れていく
だからこそ、私は、あまり気にならない
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……言いっぱなしのそれを……それそのものが、その行為が、その言動が、その他者を私から離れさせ、その他者が『私とは違い』『面白くも楽しくもなく』『重荷に感じているだろう事実を』『気づけないでいられるから』『知らないままの私は』『あまり気にならない』
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もしかしたら、……その他者が、『私から離れていった事実すら』『気づかないでいられるままかもしれない』
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……私は、気づく機会を得られなかった 私自身は、その瞬間を『楽しい、面白いと』『認識していたから』『気にならないままに 何かを得る機会をなくした事実すら』『気づかないままに』『過ぎ去っていった』『日常の一コマ』




