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17話 新たなる転生者









私の名前は寺巻てらまき春奈はるなどこにでもいる普通の中学生、だった。なぜ“だった”かだって?そりゃ私もう死んでるから。




私は外務大臣の父と官僚の母との間に生まれた一人っ子だ。父も母も私を愛してくれた。父は私に国を治めるのに必要な人心掌握の知識を、母は私に政治の難しさと国を支えるには善だけではいけないと言う事を教えてくれた。




中学に入った頃から私は官僚になるつもりで、勉強を始めた。2学期期末考査の答案が返され、舞い上がっていた時だった。周りの人が唖然とした顔で空を見上げていたのに気づかなかった。




瞬間私は意識が途絶えた。そして目を覚ましたらこんな状況だったわけである。辺り一面真っ白な世界。勉強時以外はラノベやアニメ漫画を楽しんでいたので真っ先に異世界転生が浮かんだ。




そして少し浮かれているとボンキュッボンな美幼女が


「すすすすすみませんでしたぁぁぁぁぁ!!」



え?なに?ちょっ、ちょっと頭をあげてください!



「ほんとぉーに!申し訳ないっ!私のせいで貴女を殺してしまった!このお詫びは必ずしよう!」



「え?ちょっと説明してください!別にもう死は受け入れていますので!」



そうして巨乳美幼女は額から血を流しながらスライディング土下座をやめ、正座に移る。チッ!なんでそんなでかいんだ。



「詳しく説明しよう。まず私は地球を管理している神、天照アマテラスといい、神の位は上級だ。そして貴女を殺してしまったというのは、私がいつも通りコタツでみかんを食べながらポケ◯ンをやっていたのだがね。」



ポ◯モンかよぉぉ!ポケ◯ンのせいで死んだのか!?まじで?!



「あと少しというところで四天王にやられてしまってな?とっさに持っていたみかんを投げてしまったのだ。そしたらなんとみかんが神界から地上へと音速を超えて飛んでいくではないか。」



まさかみかんが当たって死んだとか言うんじゃないでしょうね?



「私はみかんが落ちていくのを見て摩擦熱で焼滅するだろうと思いリセマラしてもう一度四天王と戦いに行ったのだ。その時部下に『隕石が落ちました!』と言われて確認してみると原型を保ったみかんと真っ赤に爆発四散人間の体が見えるではないか。焦って確認するとどうやらあれは神界のみかんらしいとわかってな。」



そ、そう言うことか。隕石型みかんにやられたのか私は。なんと悲しい人生であったか。で?転生は?



「落ち着くの早いな!まぁ私の責任だから好きな種族にさせてあげよう。それとどんな世界がいい?」



やっぱ魔法と剣のファンタジー世界よね?心機一転世界最強でも目指そうかしら?



「ふむふむ、いいんじゃないか?魔法と剣のファンタジー世界だと、レーベスがいいんじゃないか?種族は?」



そうねぇ?って心の声バレてる!?



「当たり前だ、私は神ぞ!」ドヤァ


ドヤァムカつくわ。種族はそうね、ドラゴンとかいいの?



「まぁそれでもいいぞ。ドラゴンの場合人化するには相当年月が必要だがな。」



え?まじ?スキルとかってあるの?



「スキルに人化を入れるならできるぞ。スキル等は好きなのを選べ。使える魔法によって進化先が変わるぞ。」



女の子で、ドラゴンだとどんなのがいいと思う?



「いや、私に言われても。氷とかじゃないか?」



「それいいわね!んじゃそれで!」



「とりあえずレーベスの神のところに運ぶぞ。今お前は魂だけの状態だからレーベスの神に肉体を作ってもらえ。じゃあな、もう会うことはないだろう。」


ええ、ありがとう天照アマテラス!楽しかったわ!


「はぁ、こちらが悪いとはいえここまで自由奔放だとは……。次の竜生を楽しめよ!」



ええ!楽しんでくるわ!


そしてまた意識が途絶えた。








次に目を覚ますと和室で横になっていた。辺りを見渡すとダサいジャージ姿で野球中継を見てる白髪の恐らく美人と思われる人に声をかける。



「あのぉ、天照アマテラス様に送られたんですけど」


すると女性はハッ!とこちらに顔を向け、


「うひゃぁっ!」


と声をあげた!


「な、ななななな何者!か、神の仕事場を覗くなんて!」


いや、仕事してなかったよね?野球中継だよね?



「や、ややややや野球中継なんて観てないんだからっ!こ、これは、その、そう!異世界の研究よ!異世界文化を学ぶ仕事なの!」



焦りすぎでしょ。それよりドラゴンに転生させてくれるって言われたんですけど。



「え?転生?あぁ、天照アマテラスに転送されたの?なるほどね。わかったはステータス構成決めますか。」



おお!ファンタジーでてきたぁ!



「や、やる気ね。まずステータスよ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■名前:空き

■種族:幼竜ベビードラゴン

■ステータス(100P)

HP:10

MP:10

攻撃:10

防御:10

敏捷:10

固有スキル:空き

スキル:空き(100P)

人化Lv30

空き

空き

空き

空き

空き

空き

空き

空き

◾️状態:空き

◾️称号:転生者

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「スキルは1つ10PでLvを上げるのにさらに10P必要よ。スキルを5個選んだのならば5つのスキルはLv2になるわ。」




なるほど、スキル構成とはこう言うことか。状態ってのは?




「状態は常時発動パッシブである加護や呪いよ。加護を付ける場合100Pから削らるからね。『カタルシスの加護(小)』で100P、『カタルシスの加護(中)』で200P、『カタルシスの加護(大)』で300P、『カタルシスの加護(特大)』で400Pよ。加護なんてつけられないようにしてるけど。呪いは馬鹿が付けるやつね。そのかわり付けるとPがもらえるけど。」






なるほど、呪いはどんなやつがあるの?



「まともなのないわよ。常に混乱状態とか、手が常に腐ってるとか。」



や、やめておきます。とりあえず魔法を使うにはどうすればいいんですか?



「魔法なら、魔力操作が必要ね。その上で〜魔法ってスキルを取ればいいわ。」



一般人のスキルレベルとかってわかります?



「ええ、わかるわよ。

1〜2初心者

3〜4一般人

5〜6達人プロ

7〜8英雄・勇者・魔王

9〜10人外・聖獣

10〜12竜王

12〜15神獣

25〜30神

って感じね。」




ん〜これでいいか!んじゃこれで!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■名前:空き

■種族:幼竜ベビードラゴン

■ステータス

HP:30

MP:60

攻撃:20

防御:20

敏捷:20

固有スキル:ランダム


スキル:人化Lv30

鑑定Lv1

魔力操作Lv3

氷魔法Lv3



◾️称号:転生者

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「名前はどうするの?」


考えなかったわ。任せるわ。


「じゃあこんなのどお?


“アルゲオカルディア”

凍える心臓を意味するラテン語よ。氷魔法を使う貴女にはとっておきじゃない?」



それでいいよ。



「あ、それとドラゴンは生まれたばかりだとすぐ殺されるほど弱いけど森に卵を放置でいい?」



あーいいよいいよ。ん?ちょっと待て!今なんつった?!ドラゴンは生まれたばかりは弱い?!



「ええ、そりゃ生まれた時から強い生物なんていないでしょ?」



そりゃそうだが、だれか育ててくれる人とかいないの?



「そうねぇ?貴女を送る場所“始まりの森”って言うんだけどそこにいる人をランダムでいい?」


かなり危険な話なんだけど!?



「どうしてもってんならフォルトゥーナに頼むけど。」



フォルトゥーナ?だれだそれは?



「あーえー、私の仲間よ。とりあえず貴女の卵はフォルトゥーナのとこに送るから。んじゃ、頑張って。」



おいおいおいおい!フォルトゥーナの説明ぃぃ!



そしてまた意識が途絶えた。







次に目を覚ましたのは真っ暗な空間だった。



「グギギャャ(あれ?硬いな?)」



「ググギャギャ!(って喋れてないじゃん!)」



あれ?これ卵じゃない?思いっきり叩けば割れるかな?えいや!



思いっきり叩いても割れませんでした。人化すれば膨張して割れるんじゃない?やってみる価値はあるね!えい、人化!



体が不思議な金色の光に包まれ、ピキピキという音と共に卵は崩れ去った。眩しい光が消え辺りを見渡すと1人の男が私を見下ろしていた。



男は銀色に輝く長髪をなびかせ、こちらを見ていた。そしてゆっくりと口を開き第一声を発した。





「その、なんだ?とりあえず、服着なよ。」












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