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転生したので貿易していこうと思う  作者: もちぞう
第三章
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孤児院

今回は短めです。良かったらサケとばをおつまみにどうぞ。臭いけど美味しいですよね。好みが分かれますが、個人的には手作りの甘じょっぱい醤油味が好きです。どうか、どこかのお菓子屋さん出してくれないかなぁ。無添加で・・・。あ、あと、どうぞ。


あの後兵士さんと別れて帰った二人はスラム街で驚かされる。出来たばかりの風呂屋と食堂に沢山の客が来ていたからだ。王都は広い、しかし噂は勢いをもって王都の外まで広がった、それも短時間で。(みやこ)の住人は噂話が好きらしい。ドランの時も早かったからな。スラムの住人が話したであろうことが今、拓郎の前で語られていた。道端ではなす奥様方のお話が漏れ聞こえてきていた。今は一度帰り、また買い出しに出ていたのだ。子供たちと一緒に・・・。その日の夕飯を何にするかという事で、子供たちには美味しいものという事を言われていた。そのための市場調査だった。



 やはり現地にもお金を落とさないとという事で野菜を見ている。しかし、やっぱり肉に目が行く。ジャガイモを買い、付け合わせに豚肉を一頭丸々買う。そして小麦粉を大量買いしておく。今日のメニューは豚の生姜焼きである。



「なにつくるの?」子供

「豚の生姜(しょうが)焼きだよ。」

「なにそれ?」子供

「生姜味の肉だよ、生姜の香りが良くてご飯がすすむそんな料理だよ。」

「へぇー!おいしそう!」子供

「ああ、おいしいぞぉ!今日もご馳走だ。」

「やったー!」子供

「今日の勉強はどうだった?楽しかったか?」

「うーん、あまりすきじゃないかも・・・。」子供

「そうか、でも文字と簡単な計算くらいは出来たほうがいいぞ?将来騙されたりして困るからな?」

「はーい」子供

「よし!美味いメシでも食って明日に備えよう!!」

「はーい!!」子供

「じゃあ、帰ろうか、荷物も持ったし忘れ物もなし!!行こう!」

「はーい!」子供



 荷物もアイテムボックスや子供たちに持たせて移動した。そろそろ晩飯時なので腹は減ってきた。子供たちもどこかそわそわしている。美味しいと聞いて浮かれているようだった。そんなこんなで食堂につきました。そこからは戦場マリオと料理の出来る女の子達と一緒に生姜焼きを作った。男も何人か混じっていたがどの子も呑み込みが早く順番にやらせていった。そして、ちっちゃい、ちびこから順に食べさせていった。そこで、風呂屋も交代してもらってご飯を行き届かせた。



「美味しい!生姜と甘じょっぱいのが合う!!ご飯も美味しい!」

「なにこれ!お肉が柔らかい、美味しい!」

「たれをご飯にかけても美味しいよ!!」

「おいしい!!」ちびこ

「おかわり!!」ちびこ

「茶色いスープもほっとする味で美味しい。」

「サラダの野菜が甘くて美味しい!」

「特にプチトマトが甘くて美味い!」

「いやこの千切りキャベツが甘くて美味しい。」

「そんな野菜たちをまとめるドレッシングが最高。」

「俺はイモのサラダが好きかな。」

「マヨネーズっていうのが癖になる!」

「人参もいいアクセントになってる。」

「中の玉ねぎもいい感じ。」

「きゅうりも美味しいよ!!」

「今日は昨日より贅沢だね!」

「そうだね、いっぱい種類があるからね。」

「おいしいのいっぱい!」ちびこ

「うまうま!」ちびこ

「にくうまし!」ちびこ

「やさいもすき!」ちびこ

「とまとおかあり!」ちびこ

「おかわりだよ!!」ちびこ

「おいしい!!」ちびこ

「おいもさんのさらだすき!!」ちびこ

「おいらも!!」ちびこ

「あたしも!!」ちびこ

「わらしも!」ちびこ

「わたしも!!」ちびこ

「ごはんおいちぃ・・・。」ちびこ

「すーぷにごはんいれるとおいしいよ!!」ちびこ

「さあそろそろ食べ終わった子が出てくるからみんな、食い終わったら順番にお風呂に入ってくれ、オーケー!!?」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「オーケー!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

「風呂は管理人が様子を見ておくこと!あとは自由そうだあれを作ろう!」

「「「「「「「「あれってなぁに!?」」」」」」」」

「滑り台だよ、お風呂に!」

「「「「「「なにそれ!!」」」」」」

「見てのお楽しみ!ご飯食べてからのお楽しみだな!!座って滑る遊び道具だな!!」

「「「「「「「「ごちそうさま!!」」」」」」」」

「まだ作ってないぞ!」

「「「「「「「「はーい!」」」」」」」」



 (笑)、はしゃぎまくってる、俺は特設のウォータースライダーを作り4階の高さから滑る物を準備した。男女ともに作った。パルテノン神殿は天井を高く作っているので上までは到達しなかったが、結構な高さになった。天井はガラス張りで月見ができる風情ある景観である。そこにウォータースライダーだ。石でできており景観は損なわれていない。スライダーの部分はガラスでできており透明で強度のある強化ガラスだ。とても近代アートのようだった。配置は左右対称、男女真逆にしてある。シンメトリーが美しい景観を作り上げていた。ウォータースライダーの水はお湯にして温水プールのようにした、そして、水圧を強くしてよりスピードが出るようにした。



 今、初すべりの男の子が上がってきた。係員の代わりに俺が説明する、女側はおっきい女の子に説明した。まずはスライダーに横になり頭を上にして寝転がる。そしたら係員が頭を押してスタートだ最初は直滑降(ちょっかっこう)のように滑り出しそこからうねるそして円を描くようにして終わる。男の子ははしゃぎまわっている。すぐさま階段を駆け上がってきた。それからは段々と人が増えて滑る人も増えてきた。あとは透明なので前の人が滑り終わったら滑るように言っておく。



 そのうちいい大人も混じり始めていった。最初は冒険者だった。いつでも挑戦するのは冒険者だった。ガタイのいい男が入ってきて早々にこのアトラクションに興味を持ち、滑ると言い出すまで時間はかからなかった。子供たちが奇声を発して流れ落ちていく様はとても心惹かれたようですぐさま上ってきた。そして響く野太い声。随分と楽しんでいるようだった。男の仲間も我先にと向かってくる始末。俺は係員の男の子に変り任せて走って助走をつけて滑り台を滑り降りた。それを見たものが真似して次々降りてくる。



 そこからは男の子の時間だった。女風呂からも楽しそうな声が聞こえてくる。楽しそうだ。今日は徹夜かななどと思いながら、遊び終わるのを待っていた。最初の子が出てきたのは3時間後だった。その頃には随分と並ぶようになり段々滑れなくなって行っていた。出てきた子供たちにフルーツ牛乳を出して歓迎した。冒険者達はジョッキで飲むスタイルだった。瓶があまりにも面倒だったので樽でフルーツ牛乳やコーヒー牛乳を頼んでおいた。なので銭湯に併設された食堂では冷たい牛乳たちが飲めるようになっていた。樽に冷蔵の魔法をかけてある。というか、樽が魔道具のようなものだ。



 風呂屋を作ってまず先にしたのが牧場との契約だ。牛乳を買いそれを食堂に卸した。そしてコーヒー牛乳やフルーツ牛乳の作り方を教えた。王都の孤児たちも呑み込みが早かった。食事も教え込み簡単な料理なら作れるようになった。今の所、メニューは枝豆、フライドポテト、から揚げ、手作りカレー、ビール、日本酒、芋焼酎、ワイン、ウィスキー、などなどだった。酒は樽で壁に埋め込まれている。そこからサーバーで注がれる。勿論冷えてる。それでも今までにない料理で食堂も盛況だった。今も冒険者の団体と肉体労働をしていた大工や石工、農家に鍛冶屋、色んな人たちが大勢来ていた。それも皆耳が早いもの達だった。貴族のメイドや奉公人が来ているのも珍しかった。



 噂話で持ち切りだった。メイドたちは王城での迷い人の話で持ち切りだ。それに冒険者も加わり話は大きくなっていく。今回スラムの治安回復も大々的に行われると言われていた。それが目の前で行われていることに驚きや賞賛の声も上がっていた。それは好意と共に受け止められていた。そして、スラム街では珍しく、高い酒やご飯を出すという事で瞬く間に噂は広まっていった。それと同時に、王都にも清潔な人が増えていった。



 子供たちは新しい職場を喜び、設備やなんかをとても興味津々に見回っていた。そしてそれぞれの子たちが自分に適性のある仕事を見つけて行った。スラム街の子達は基本全部無料で利用できる。それを最も喜んでいた。なので給料はたまる一方だった。一応先払いしておいた。皆が皆お金を貯めていけることを切に願う。そして大きくなり余裕が出たら家賃や食事代を払ってもらう事とした。それで経済は回るしいいこと尽くめだ。そして孤児院を設置した。教会からシスターを派遣してもらって管理者とした。そしてギルドにお願いして各国に孤児院を設置するように要請した。そこで冒険者の育成を手掛けることにした。



 いまだに冒険者の死亡率は高い。そんな中冒険者を支援する基金を作った。それを資本にして孤児院を経営することにした。国々にお金を出してもらって冒険者養成学校を作ることにした。そこは孤児院が経営しており利益は還元される。そして一般の冒険者も募っておりそこで一から教えてくれる。また、鍛冶や木工、革細工なども支援しておりその学科もある。そして仕事をしながら徐々に学んでいくという感じだ。そして、稼ぎながらお金を払っていくというスタイルにしようと思った。という事にしておく。計画は王都のギルドマスターと話をした。ガルドさんの弟さんらしい。とてもよくしてもらった。ガルドさんと同じくSランクの冒険者だったらしい。そして王都の守りを(にな)っているとのことだった。



 話はまとまり、孤児院計画は進んだ。どこの国も人材不足があり困っていた所に孤児の可能性を見出した拓郎は皆に感謝された。実際に礼を言うのは国王様くらいのものだが・・・。そして、半年間の間に大陸全部の国に孤児院が整備されるようになる。それは一重に拓郎のおかげと言っていいだろう。それは控えめに言って偉業だった。もっと称えられるべきものだったが一般の人は分らない、そのため、後に王都に呼ばれて盛大に称えられるという事があるのだがそれはまた別の話・・・・・。



 そしてみんなに囲まれて布団を敷いて寝る時間だ。ちびこ達はもう疲れて眠っている。遊びまくったからな。今度から昼寝も教えとこう。そこらへんで寝てたら困るから、シスターに言って学校で睡眠をとる時間を作ろうと思う。そして遊ぶ時間も。俺もなんだか眠くなってきた。おやすみなさい。



「おやすみ」

「「「「「「「「「「「「「「「「「おやすみなさい」」」」」」」」」」」」」」」」」









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