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【5000pv達成!!感謝!!】子爵家を追放されたら幸せが待っていた〜私は聖女じゃありませんし魔力もないです〜  作者: 水玉紅葉


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エピローグ


翌朝目覚めてすぐに出発の準備の確認をし、なんか女将さんやこの町の人達と会うのは気まずくなったので、すぐに出発しよう。借りている部屋のドアを開けると、そこには女将さんがちょうど入ろうとしていたみたいで、やっぱりお互いすごく気まずい雰囲気になった。そこから1秒、2秒、3秒いや正直どれくらいたったかわからないが、とりあえずあいさつはしなくちゃ。


「おはようございます・・・・」

「あぁ、お、おはよう。」


なんかよそよそしくなってしまったが、女将さんとあいさつができたので、これで思い残すことはないというのはうそになるが最低限のことはできたんじゃないかな。よし、ここからの王都への道のりも長いことだしさっそく出発しよう。


「そうだ。ミール。伝え忘れるところだった。出発はこんな早くなくてもいいぞ。」

「はへ?急にどうしたんですか女将さん」

「あんたのことをこの町を挙げて送り出そうと昨日の夜にこの町の大人全員が集まってそう決まった。」

「そ、そうなんですか。ありがとうございます。だけど・・・・」

「まぁ。あんたのことだこの先の村、街とかで、出会いや経験をしたい。って思っているだろうが。この町にあった馬車を、あんただけのために修理しているんだよ。その努力を・・・・恩返しをうけとってくれないかい。」


そんなことになっていたんだ。それでもな・・・・自分の足で出発してきたしできれば最後まで歩き通したい。だけどこの幼い体にはだいぶきついだろうし、何よりも王都についてからが本番だ。だから。


「わかりました。恩返しをされるほどのことはしてませんが、受け取ります。女将さん、町のみなさんに感謝いたします。」

「そうか!!そうか!!受け取ってくれるか!!」


女将さんはそれはそれは嬉しそうにしながら、こんな朝早いのによくわからない鼻唄をうたいつつ小躍りしながら、外に向かっていった。えーと私ってこのまま、部屋で待っていればいいのかな?まぁ・・・・することもないしここまで来てなんだが、朝早いし2度寝しようかなー。と部屋の入口付近に荷物を下ろしベットにいこうとしたら、ドタドタと3人分の足音が聞こえてくる。この町にいる間ほぼ近くにいてくれた足音と例の2人の足音だろう。


「お!!ミール。良かったな。これでここまで来たような感じじゃなくて簡単に王都までいけるぞ!!」

「リード。こんな早くから 来てるとは思わなかった。」

「そりゃ~ね。ミールをここまで連れてきて、結果いろんなことに巻きこんじゃったからさ。せめてもの罪滅ぼしだ。」

「そんなこと感じなくても大丈夫だよ。わたしが自分で選んでやったことだしね。」

「それが、私たち人間とエルフをつないでくださったんですよ。」

「それは、みんなが頑張って手を取り合ってくれたからです。私がやったのはその手助けです。」


私がそう言うと軍隊長の2人は苦笑いを浮かべ、リードはアチャッという感じで額に手を当てている。そんな感じ集まっていると外から女将さんが返ってきた。


「あんたらそろいもそろってミールに何してんだい。」

「いや、女将さんこれはミールが変なこというから、みんなあきれていたところだよ。」

「あきれているとは・・・・言いませんが、この町で主がご自身がやったことの大きさに気づいてないようでして、それが主らしいといえばそうなんですが・・」

「ですから、私はお手伝いをしただけだと言っているんですが。」

「なるほどね。こりゃあ重症だ。さっきも言った通りだが、あんたにはみんな感謝している。その代表がこいつらと私だと思ってくれ。」


そう言って私の頭に手をのせるとクシャクシゃとなでてくれた。うーんなんか納得しづらいけど、みんながそう言うならそうなんだろう。悩む私を見て今度は苦笑いでない笑い声が飛び交っていた。そこからしばらくお話をしていると。


「馬車の用意ができました。」

「もうそんな時間かい。分かったよ。それじゃ、ミールいこうか。」

「荷物は我々がお持ちします。」

「あ、ありがとうございます。」


そういって荷物を持ってもらい外に出ると、この町のみんなが集まってきているのが見えた。そして口々にお別れの言葉や感謝の気持ちなどを叫んでいる。その風景に感動していると、エルフの少女がトテトテと走ってきて、抱き着いてきたかと思うと


「おねえちゃんのおりょうりおいしかった。またね。」


と一言だけ言ってまたトテトテと走り去っていった。この光景が美しいと言って絵が得意な人が描いていたことを知るのはまた後の話。


「ミール。またいつでもおいで。歓迎するよ。」

「はい、ありがとうございます。女将さん。リードも元気でね。」

「おう。おれもそのうちこの町を出るつもりだから、王都で会ったらよろしくな。」

「うん。待ってるね」

「王都までは僭越ながら私が護衛と御者を務めさせていただきます。」

「お願いします。」


そう言って女エルフの軍隊長さんが準備してくれていたのがおわりいよいよ出発の時間になったので、挨拶をしようと窓の部分を開け


「皆さん!!楽しい時間をありがとうございました!!」

「ミール!!元気でな!!」

「主!!いってらっしゃい!!」


などたくさんの声を聴きながら大きく手を振ってこの町を出発した。王都に着いたら何からしようかな!!

以上にてこの作品の完成とさせていただきます。

王都でのミールの活躍などは・・・今のところ何にも決まっておりません。もし続きが気になる等のお声がたくさんございましたら頑張ります!!

作者からのお願いです。

少しでも、

「面白い!」

「まだ続いてほしい」


と思っていただけましたら、

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