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それは図書室から始まる

初投稿作品です。まだ、書きかけです。ですので、期待せずに見てみてください。よろしくお願いします。

 これは、ある高校の図書室で起きた恋の物語


 その日は図書委員の当番は僕だった。

 放課後、いつものように俺は図書当番の終了の時間までカウンターの席で本を読んでいようと思い、本を探していた。

「あの~返却したいんですけど~図書委員の方いますか~?」

 突然、カウンターのある方向から元気な女の子の声がした。

 図書室には誰もいないと思っていた僕は少し驚いた。

「ちょっと待って!今そっちに行きますから」

 僕が急いで本棚からでるとカウンターの前にその容姿からすると不釣合いな分厚い本を抱えた、髪は短めの女の子がこっちを向いて立っていた。

 人を見かけで判断するのはいけないことなのだが、そう思ってしまったのだから仕方がないだろう。

 その顔には見覚えがあった。確か同じ図書委員の……

「今日はちょっと急いでるから早くしてくれる!」

「あっ、すみません。返却ですよね」

 どうやら少し考え込んでしまっていたらしい。

「そう、読み終わったから」

 そう言って、彼女は、その分厚い本を僕に向かって差し出してきた。

 僕がその本を受け取ると彼女は、

「じゃっ、返却の印、押しておいてね!よろしく」

 そう言い残すと、さっさと図書室を出て行ってしまった。

 『さっきの子、元気だったな~』などと、どうでもいいことを思いながらカウンターで返却の印を押す前にさっきの子が持って来た本を、ぱらぱらめくっていると、最後の方のページにB5ノートを二つ折りにしたぐらいの紙が挟まっているのを見つけてしまった。

 そして、その紙にはいろいろ書いてあった。

 そのなかの一文に『なんか学校つらいな~』と書いてあるのを見つけてしまった。

 誰が書いたのかは明白である。さっきの子だ。

 僕は『あんなに元気そうなのに意外だな~』とか考えつつ、返却印を押すのも忘れ、しばらくの間、その紙に書かれていたその文字を眺めていた。

「あっ、思い出した!」

 さっきの子は金曜日の図書当番の子だったのだ。


 どうかしてるんじゃないかと思うような大胆な行動を僕はとってしまった。

 幸か不幸かその時の僕はただ彼女が気になってしまっていた。


 彼女の借りていた本を僕は借りて、挟んであった紙を元のページに挟んでおいた。

 僕が書いた一枚の紙と一緒に……

「よし、金曜日に返しに行こう」

 僕の当番日は火曜日だったので、金曜日までは少し間があった。その間を僕は長く感じた。

 こんな感じは生まれて初めてだった。


――金曜日の放課後――

 

 僕はカウンターの席に座っている彼女を見つけた。そのときは、幸い僕ら以外誰もいないようだった。「この本を返却しにきたんだけど……」

「アッ―――その本、あなたが借りてたの?」

「ま、まあね」

 彼女の驚きっぷりがすごかったせいか、おもわず僕も驚いてしまった。

「ねぇ、もしかしてその本になんか挟んであったりしなかった?」

「なんかって……何?」

 その返事で僕が何も知らないと思ったらしく、彼女は安心したように

「いや、何にもなかったなら別に気にしなくてもいいの。変なこと急に聞いたりしてごめんね」

「そう――じゃあ、返却よろしく」

 僕は、そう言うと足早に図書室を去った。



 私は、その彼が図書室から見えなくなった後に発見してしまった。

 私が挟んでいた紙の他にもう一枚、挟まっていることを。

 誰が挟んだのか―――そんなことはわかりきっているだろう―――彼が返しに来たのだから……

『つらいのか?相談相手とかいないのか?なんなら俺が―――』最後の部分は消してあったので、なんとなくしか分からなかったが、その紙にはそう書いてあった。


 その時の私は、きっと頼れる存在が欲しかったのだ。 


飽きやすい性格なので完成させられるかわかりませんがそれでも少しずつ進めて行きたいと思います。読んでくださった方々に感謝します。

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