インタビュー2
「皆様、こんにちは。今回もインタビューしていきますよ!まだまだ2回目ですが頑張っていきましょう。それではゲストをご紹介します、この方は数々の作品で主人公から主人公の座を奪っている、正に悪役?悪役令嬢さんです!どうぞ」
「えっと、どうも?」
「ようこそ悪役令嬢さん。どうですか?悪さしてます?」
「あのですね、さっきからなんなんですかその態度は?ふざけてますの?」
「いえいえ、悪役と付いてますからね。何かしているかと。それとも、あれですか?自分の最悪の未来を、回避しようとしている悪役令嬢さんですか?」
「はぁ、確かに悪役令嬢にもたくさんいますわね」
「そうでしょう?悪役令嬢にも幅が出てますよね〜。見ていて、悪役じゃないじゃん!ってツッコミを入れる時があります」
「元が悪役令嬢だったから良いんですよ」
「その、どうなんでしょうかね?元々が根性悪の令嬢なわけじゃないですか?そこに別人格や記憶が入って、悪役やめますって気持ち的には」
「その人にもよりますが、正直に言いまして。あ、助かったなと思う時はありますよ?それに、好きな人を追いかける側ではなく、追いかけられる側になるというのはとても嬉しいですわ」
「ん?その時にはもう人格違いますよね?」
「違いますけど、客観的に見てですわ。私でしたら絶対にそんな行動していないという、行動を行って愛されているのですから。勉強にもなりますわ」
「未来がわかるとかループ的な場合の悪役令嬢さんだと、どのような感じなんでしょうか?」
「そうですね、このタイプか!と最初に気持ちがへこみますわ。でも、この場合ですと他人任せができませんので、急いで気持ちを入れ替えますわね」
「結構、苦労してますね」
「仕事ですから…」
「そしたら、案外前世の記憶が!とか乗っ取りでの悪役令嬢卒業の方が、楽なんですか?」
「本音を言いますとそうなりますね。勝手に色々と頑張ってもらえますから。本来の私はのんびりと過ごして、様子を見るだけですから」
「そういえば、悪役令嬢ではない本来の主人公とされるヒロインさんが居られますよね?」
「ええ」
「正直に言って、そっちに憧れる事なんかありますか?」
「もちろんありますわ!なんにも無い普通に悪役令嬢状態の時、その場合は私は最悪な展開を迎えてるんですよ?悪役令嬢はリスクが大きいんです。なんの乗っ取りも無い、ループも無いとかになったら殆どの確率で最悪の未来行きですからね?良いですか?先ずですね、悪役令嬢が悪役を放棄する世界なんて、ほんのわずかなんです!そのわずかを皆様が見て楽しんでいただいている、状況なのです!では残りは?そう!悲惨ですよ〜。もう、ヒロインは勝って当たり前の世界ですから!そんなヒロインに憧れないとか嘘ですわ!」
「あ、はい」
「そもそも、悪役令嬢辞めるのはですね?悪役令嬢だったという世界があるからこそ成り立つわけでして、必ず1回は最悪な目に…。もし、ずーっと救済されない悪役令嬢世界を想像してください。最悪でしょう!悪役令嬢という仕事はかなり、ハードなんですよ!」
「えっと…あーもうこんな時間に!楽しい時間というのはあっという間ですね。ゲストの悪役令嬢さん、本日はお忙しい中ありがとうございました!」
「ちょっと待ちなさい!私はまだ語り足りないわ!悪役に徹しないといけない事への不満やら…何よ!ちょっと離しなさい!殴るわよ!」
「皆様、また次回会いましょう!さようなら〜」




