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二人の夢は

とてつもなくぐだぐだな文章ですが、どうぞよろしくお願いします。

最後までお付き合いお願いします。悪い点などありましたら感想にどんどんかいてください。

 『夢』とはとても簡単だ。


 将来僕は宇宙飛行士になりたいです、といえば『夢』になる。実に簡単だ。


 だが、ここからがとても難しい。少年は宇宙飛行士になりたいと言ったがはたしてその『夢』は叶うだろうか? もしその少年が普通であればその『夢』はおそらく叶わないであろう。そしてまた新しい『夢』を探すのだろう。


 今の話は例だがとあるところにこんな少年がいた。


 「僕は将来魔法使いになる」


 とある少年はそう言った。


 おそらく、とかの話ではなく絶対の確率この『夢』は叶わないであろう。


 だが先程の例とは少々違うことがあった。それは…………


 その少年はとんでもないバカであるということだ。


-----------------------------------------------


 風が吹く。

 時間は流れ、少年が魔法使いになると宣言して9年が過ぎた。

 少年――――多田貴翔ただたかとは15歳、高校1年生になった。


 高校に入学してから2週間が過ぎ、そろそろ新入生も学校の雰囲気な慣れ始めていた。

 桜は散り緑の葉が芽生え始めていた。

 そんな中を貴翔は急ぎ足で通り過ぎる。

 

 ――――やっべー、遅刻するかも

 

 今日貴翔は不幸にも寝坊してしまったのだ。今日はいつもと違い、バサバサした黒髪がもっとバサバサしている。黒い瞳は少々赤い。

 

 ――――くっそぉ!


 かすかに朝のホームルームを告げるチャイムが貴翔の耳に聞こえた。




 ラッキーなことに担任の吉田はまだホームルームには来ていなかった。

「……はぁ……間に…………あったぁ……」

 ぜいぜいと喘ぎながら貴翔は席に座った。


「お疲れだなー、多田ぁ」

 貴翔の隣から声がする。貴翔は横を向くと、黒い髪に少々茶髪が混じったいかにもスポーツ少年といった感じの男がにやにやしていた。

「うるせぇー」

 ギロリと貴翔が男――――西谷麗樹にしたにれいきを睨みつける。

「別に多田の童顔な顔で睨まれても全然怖くねぇよ」

 笑いを押しこらえながら麗樹は貴翔に言う。

 一方貴翔はそんな麗樹を恨めしそうに睨む。

 貴翔は童顔で下手をしたら中学1年生に見える。背も低いため遠くから見たら女子にも間違えられたほどだ。一方麗樹はいかにも成長期真っ只中の高校生といった感じだ。180センチメートル以上身長は確実にあるだろう。しかも少し茶髪が混じった髪が妙に似合っている。そしてスポーツ万能といった感じだ。麗樹と貴翔はまさしく月とスッポンといえるだろう。


「魔法を使って疾風のごとく走ったりとかできねぇのかよ?」

「ぐぬ……っ。今は修行中なんだよ!」

 一見この二人を見ていたら仲が悪いように見えるが、実はそうでもない。貴翔と麗樹は中学校の頃からの付き合いだ。ただこの二人、見た目は違っても似ていることが一つだけある。それは……


「西谷だって速く魔法で走れたりできないだろ!」


 それは二人とも将来の夢が魔法使いになること、であった。




 放課後。

 貴翔と麗樹は図書室にいた。週に一度、貴翔と麗樹は魔法使いについて話合う。お互い分かった情報を分け合うのだ。……まあいつもこれといった情報はないのだが。


「聴いてくれくれ多田。この前興味深い噂を見つけたんだ……」

 珍しく麗樹が小声で噂を話す。

「実はな、深夜1時に学校の大きな鏡の中にはいったら魔法の国に行けるらしいんだ」

 貴翔たちが通う高校には職員室前に大きな鏡が壁に取り付けてある。


「どうする? 行くか行かないか?」

「そんなの決まってるだろ」

 貴翔は空気を大きくすった。


「今日の夜行くぜ!」


 

 

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