EP.FNー15 不穏の尾はゆっくりとーFLEETING REST Ⅱー
シャドウバースに新パックが来ました!課金じゃ課金じゃ〜!!結果、40回転でパメラ、蝿の王×2、生成でメアリー、熾天使をゲッツ!久々のいい引きでした!
え?FGO?イリヤ外れてからやってない。
EP.FNー15
ーー冒険者ギルド 支部長室
「来たぞ。」
そんな一言と共に俺は窓をブチ抜いて入室する。今思うと朝にギルドに来た時点でこれをやっていたら良かったのではと思いはじめている。
思考が結構物騒だが、これは"彼"の平常である。常識を持ち合わせておきながらそれを嬉々として破る。更にタチが悪いことに常識を持ち合わせている分、どこまでが許される範囲で何処からが許されないのかを弁えている。そして、現在の自分がこの世界でも上位に位置すると辺りを付け少しばがりその歯止めが緩んでいる。自分の性について悩んでいるにしては、ある意味、現状を理解し、楽しんでいるとも言える。いや、だからこそ必要以上に傍若無人に振る舞っているのだろうか?
真偽はともかく、その傍若無人さが先日やろうとして断念した「魔王プレイ」に一躍買っている。更に、「悪の魔王」と称するにはやっている事が子供の悪戯の延長線なため、ある意味「この程度」で済ませられる一つの愛嬌として受け入れられないことも無い。
まぁ、それも目の前のギルド支部長には関係のない話だ。自分の仕事場を荒らされ、昨日の一件がトラウマになっているソルダにはトラウマの元凶が突然現れたことに思考が完全に停止している。
「……………………。」
「おい、大丈夫か?おっさん。まるで、鯉か何かのように口をパクパクさせて。一体何がそんなにアンタを驚かせているんだ?」
と、言うのは、ソルダのトラウマ然り、ソルダの思考の完全停止然り。いろんな意味での元凶である「クロノア」こと"彼"である。
「な、なぁ……お前さん、なぜ、わざわざ窓から入ってきたんだ?ここ何階だと思ってるんだ。」
「ん?ああ、別に大したことではない。初めはおとなしく待っていたんだがな。周りからの視線がやはりウザかったんだ。正面から入ろうとしたら職員に止められるだろうし……。ほら、もう窓から入るしかないだろう?」
と、さも当然のことのように答えるクロノア。ソルダは内心で「何が『ほら』だ。意味分かんねぇよ。」と愚痴る。クロノアも自分の行動の非常識さは理解しているし、ソルダの内心も看破している。完全な確信犯だ。
「そんなことよりも………ほら、『私』に渡す物があるだろう?」
この場で起きた全てを無視し、自分の要件を押し通していく。
「ああ、それなんだがな……。すまんが全ては引き取れん。」
「ん?どういうことだ?」
「実はな。安全性を考慮してギルドを介さず、俺の持ち金から買い取る形にしたんだがーー。」
誰のための安全性かは言わぬが花というやつだろう。まぁ、安全性も糞も無いのだがな。なんせ、朝方に性欲丸出しのバカ共を軽くノシておいたんだからな。以前の緑小鬼戦同様、「クロノア」のバカみたいに高い身体能力でのゴリ押しだが、十分に圧倒できた。
……というか、俺も「クロノア」に圧倒された。完全に身体に俺がついていけていない。死者が出なかったのが奇跡だ。これから先、戦うにせよ戦わないにせよ、この世界で生きていくには自衛能力が必要だ。もちろん、「クロノア」には十分以上に備わっている。しかし、俺には無い。拙い剣術に戦闘知識、ONとOFFしか出来ない魔法。人相手に強力だが取り回しの利きにくい対戦車砲で挑むようなものだ。ついでに、使用者の練度は0に等しい。更には、「殺す」ことへの忌避感まで持ち合わせている。手加減したつもりでオーバーキルでした、とか笑えない。早急に手加減の塩梅を掴むためにも早急に「クロノア」に慣れる必要がある。
閑話休題、おっさんの話の続きだ。
なんでも、ギルドとして買い取りをしたら、ほぼ確実に人伝てでバレる。まぁ、そうだろう。人の噂には戸は立てられないとはよく言ったものだ。そんなわけで、おっさんのポケットマネーで全てを丸く済ませようという腹積もりらしい。それなら、俺の存在を知るのは昨日の一件の当事者だけだ。周りで取り囲んでいた連中には詳しいことは話していなかったそうだ。好都合。だが、おっさんの懐事情だとかなり厳しいうえ、それがあるだけで色々と面倒なことになる品も幾つかあるそうで一部は返却するそうだ。
別に、いいんだけどね。思わぬ収入で必要な物は揃えたため、その金に必要性は感じないし。……それにしても、そこまでの価値がある品を出したつもりはなかったんだがな。せいぜい、レア度(上限15)一桁の品ばかりたったのだが……。そういう、物の基準も違うのだろうか?……いや、どちらかというと価値観の方か?今回、換金に渡した品を手に入れたのは普通にゲームをやっていた頃だ。「クロノア」をはじめとしたゲームキャラクターは死んでも多少のペナルティーがあるだけで、自動で蘇生される。つまり、命の価値が低かったのだ。それに比べ、この世界の住人は一つきりの命。更には、何故かは分からないが、近くを通りかかった店を探しても、蘇生アイテムはもちろん、回復アイテムさえ存在していない。もちろん、回復手段はそれだけではないが、一番安価で誰でも行える方法が失われている。一国の首都に存在しない程価値が高騰したのか。それとも、本当に存在していないのか。どちらにせよ安易に危険な所に向かうことが出来ない以上、そこに隠された高価なアイテムの供給が低くなり、価値が高騰したのだろう。
この辺の価値観の違いも早めに直さないと後々面倒なことになる。ハァ、やることが多い。
「取り敢えず、お前の言いたいことは分かった。だが、それでは一体誰が鑑定をしたんだ?……まさか、お前か?」
「そうだ。こちとら一応、冒険者からの叩き上げだからな。本職程じゃねぇが、ある程度の目利きはあるぞ。」
「………………。」
本当に大丈夫だろうな?まぁ、穏便に済ませるならこれ以上の最善手は無いが…………。
「…………分かった。それで納得しよう。当然だが、そちらで買い取れない物は返してもらうからな。」
そんな、俺の発言に露骨に安堵した顔を作る。別に取って食ったりとかするつもりは無いのだがな。
「勿論だ。金の方も返す分も用意してある。今から持って来っからここで待っててくれ。」
「分かった。」
そう言って、部屋から退室しようとするおっさんの背中を見送りつつ、ソファに座ろうとする。
その時、戸に手をかけたおっさんが、そういえばーーと言い出す。
「そういえば、アンタに聞きたいことがある。」
今更だが、このおっさんの態度から昨日のビビりまくっていた態度が想像出来ない。此方としては有難いが、色々と覚悟していたので少し拍子抜けだ。
そんな、気負わない態度かつ、友人に世間話をするように俺に話しかける。ただ、振り返ったおっさんの顔は全く笑っていない。
「最近、この国や周辺国で魔物の凶暴化が報告に上がっているんだがアンタ、何か心当たりは無ぇか?」
え、何それ。初耳。
皆さんおひさーです。作者のハルです。やっぱこのペースが限界でしょうか?明日は出来たら更新したいなと考えてます。
そういえば、ブックマークが20件ですよ!!やったぜ!!この20名には感謝を!自分のこの作品更新の一番の原動力です!そうでない方も最近ユニークが1000人を超えました!これってこの作品を1000人が読んでくれたって解釈でいいんですよね!!ウォォォオォッッシャァァァアアア!!!これはテンション上がる!!
でもさ、日間ランキングに入ってる作品って自分の約一ヶ月をたった1日で数倍の固定客を得ているんですよね?パネェ…………。上位作品マジパネェ………。
自分も細々とですけど頑張ろう!サブタイによるネタバレやら色々なアクシデントによる作者内での修正改変と不安が一杯ですけど最後まで頑張るぜ!!
ま、そんな訳でチョットだけモチベーションを上げる苦肉の策として勝手にランキングに登録してみました。これで自分のランキングの変動で一喜一憂できるな!と思っていたのですが、登録作品が多過ぎて自分がどこにいるか分からんかったorz
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