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異世界ギルドは当然歩合制  作者: Whale
僕らのプロローグ
9/20

おはよう新たな世界

夕日が沈む頃。僕は自然と目覚ます


「結構時間がたっ…」

隣では肩に寄りかかってカレンがねむっていた。そのため身体を動かすことが出来ない。さてどうするものか。 


もう暗くなるし起こすべきかこのまま置いておくべきか、確か今日は九月の二十三日だったっけ、もう秋だし、夜は冷えるし。


「おーい。カレーン、カレンさーん?」

肩を揺すりながら起こす。


ようやく目が開くとハッとしたように起き上がる。 


「何でこんな時間まで寝てるのよ!」

「そんなこと言われたって…」

「ほら!帰るわよ?」

「う、うん。」 


ーー「よお、トオル」

この声はガリルだ、ちょうど片づけが終わって帰ってきたところらしい。


「あ、ガリルお帰り、所で相談があるんだけど、この後良いかな?」

「おうよ。」


「それじゃあ、カレン、夕食の時にでも。」

「う、うん。」

そういってカレンに夕食の時にまた会う約束をし、そのままガリルの部屋に行く、ガリルは桶とタオルを借りて身体を拭くらしい。


その間僕は適当に夕日でもながめている、もっとも昨日は帰ってきてから僕もやったことなのだが、僕はご飯の後やろう。


「それでよ、どうしたんだ?」

「ああ、さっきのカレンって子、ギルドにも誘っちゃだめかな?」

「何の問題があんだよ?それはお前の自由だ、ただし、決めるのはカレンって子だって事を忘れんなよ?」

「ああ、この後誘ってみるよ。」


ーー「あー所でカレン?」 

僕たちは今は夕食を食べているところだ。


「なによ?」

「あーあのさーギルドとかさ、興味ないの?」

「別になくはないけど…」

そう言いながら目をそらされる。何か地雷でも踏んだのだろうか。


「うちのギルドに入らない?ぼくもつい最近入ったばっかりだしさ?一緒に始めてみない?」


「そこまで言うなら…明日行ってあげても。いいけど。」

「っしやー!!」

「ちょっと、喜びすぎよ、周りの人たちも居るんだから」

「ああ、ごめん。それより、やったね!ガリル!」

「あ、ああ、そういえば、ちゃんと話すのはこれが初めてかもなガリル=タイタンだ」 

「カレン=ホールよ、よろしく。」


ーー夜が更け、時計は昼寝から目覚めた頃へと360度回転した……


「昼寝しすぎて、眠れん。」 

僕は明日、いや今日、の日中眠気と戦うことになる






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