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恋キューピッド

高校2年の春、僕はこう思った。


僕が見ていた青春はすごく残酷で無残で胸が痛いと・・・



高校2年の春、猪股養《いのまたよう》は嬉しさと楽しさで胸がいっぱいだった


学園のアイドルと名高い宇野木結女《うのきゆめ》と同じクラスになれたのだから


それはもうテンションが上がり、今にも飛び上がりたい気分でいた。


だけど僕は、多分結女さんとはいい友達のままで止まってしまう。


そんなことは目に見えていた。


「養くんって本当に恋のキューピットだよね(笑)」


「養のおかげで恋が実ったぜ!!サンキューな!」


「養くんのおかげで決心が付きました!告白してみるね!」


僕の中学校時代と言われるものは、ほとんど他人の恋を取り持ってあげることばかりしていた。


相談してきた人の中には僕の好きな子だっていた、だけどそこの子が幸せになるならと


色々と助言や仲を取り持っていくうちに2人は仲良くなり、めでたくカップルに・・・


トホホホ・・・


?「お、養じゃーんどうした、そんなに暗い顔をして」


養「ん・・・あ、喜久か・・・」


喜久「なんでそんなに暗いんだよw このクラスには学園のアイドルのゆめちゃんがいるんだぜ!?これはチャンスだろ!!」


喜久「あ、そうか(笑)養は名前のとおり他人を養うからまた恋のキューピッドやるつもりなのかなぁ~?(笑)」


養「うっせ・・・俺だってもうあの頃とはゴニョゴニョ」


こいつは、工藤喜久《くどうよしひさ》小学校からの幼馴染で悪友である。昔はよく4人で遊んだものだ。


喜久「くくくっ また頼みますよキューピットの養様!」


養「お前マジで怒るぞ・・・」


喜久「はは、冗談だって冗談(笑)」


かくゆうこいつには色々と恨みがある。まず女癖が悪く、こいつと俺の家でゲームをしていたら女子が乗り込んできて、「喜久をだして!ここにいるのはわかってるのよ!!」などと女子3人ぐらいがすごい剣幕できたことがある。

「はは、さすがに3人同時に付き合うと大変だわー 養悪いけどあとよろしく!!」

「俺は逃げるから!!」

などと言うこともあった(今では笑い話だが)


養「俺はもうお前の手助けなんかしないからな?痛い目見てるんだし」


喜久「そんなこと言うなよぉ~ 養のアシストがあったからこそ色々できたんだぜ?マジで感謝してるんだぜ?ナーナーだから頼みますよ養様!!」


養「お前本当に調子のいいやつだな・・・」


喜久「はははは!なんと言われようと俺はこの性格を曲げる気はないね!(キリッ」


養「はぁ・・・」


喜久「まあ、なんだ俺も悪いと思ってことはあるよ。」


養「どした急に?」


喜久「香菜の事とかさ・・・」


養「あ~・・・その話はもう良くないか?」


養「つかもうその話はなしって言ったじゃん、そしてもうそのことは忘れようぜ」


喜久「お、おう!そうだな!なんかごめんな!」


喜久「それじゃ俺、女子のメアドとケー番とline聞いてくるわ^p^」


養「へーい、いってらっしゃい」


養「朝から元気なやつだなぁ・・・」


?「ちょっといいかな?」


養「え?」


?「あ、ごめんはじめまして、私今川芽衣《今川結女》って言います。ちょっといいかな?」


養「あ、うんいいけど、なに?」


芽衣「あのね、喜久くんって彼女とかいるのかな?って」


芽衣「ご、ごめんね急にこんなこと聞いて」


養「全然大丈夫だけど、もしかして・・・喜久のこと好きなの?」


芽衣「まぁ・・・そんな感じかな・・・」


養(ん?なんだこの反応なんか変じゃね?)


養「あいついまは彼女いないと思うけど」


芽衣「そうなんだ!ありがとう ごめんね急に変なこといって」


養「今川さんさっきから謝ってばっかりだね(笑)」


芽衣「あ、本当だ(笑)それと私のことは芽衣でいいよ、養くんよろしくね」


養「うん!よろしく芽衣さん」


そう言って、彼女は結女さんのところに行った、その時僕はこう思ってしまった。


もしかして結女さんは喜久のこと好きなのではないかと・・・


僕はまたキューピッド代わりなのかと・・・


そんなことを思いながら気づけば放課後だった。


そしてまたこのパターンである。


宇野木結女さんが僕に話しかけてこう行った。


結女「養くん、相談があるんだけど聞いてくれないかな?」








養(ほら・・・やっぱり)




僕はこういった。



養「いいよ?なんの話かな?」















続く




暇があったら話の続きを書きますw

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