第八話
ブックマーク数が100を越えました!
この作品がここまで人気が出てくるなんて思いもしませんでした。
7月3日レベルが上がりました→レベルが上昇しました。
に変更しました。
~【鑑定】のレベルが6に成りました。~
~【鑑定】のレベルが7に成りました。~
レベルが2つも上がるってことは、格上って事だよな?
良く相手を観察しておこう。
ジャンクゴーレムはその名に相応しく、体の周りに鉄屑を付けているゴーレムだ。そこまでしっかりと付いてないから簡単に剥がれそうだ。それから動きはって
「危な!」
ジャンクゴーレムがいきなり攻撃を仕掛けて来た。それも想定より素早い。
鉄屑一つ一つが軽いからか?だけど追い付けない速度じゃない!
俺は攻撃を仕掛けて来たジャンクゴーレムの後ろから攻撃を始める。
「バース!」
ジャンクゴーレムは、攻撃を受けると大きく仰け反った。良し!スタンか!
俺はその間に攻撃を仕掛ける。で起き上がったら逃げる。良し。これでいこう。
~5分後~
【ジャンクゴーレムを倒しました。】
【Congratulations!】
~LVが上昇しました。~
種族クエスト【自■■■■聖■を■■■せ!】の条件を一つ満たしました。
【ワールドアナウンスであなたの名前を出しますか?】
Yes/No
いやーボスって言うからもっと強いかと思ったらそうでもなかったな。
それから、ワールドアナウンスに名前を出すか出さないか?ワールドアナウンスってことはこのゲームにいる人全員に知られるって事だろ。それはちょっと恥ずかしいな。って事でNoで。
【Noが選択されました。これからのワールドアナウンスも全て名前は出さないでよろしいですか?】Yes/No
Yesで。
【ワールドアナウンスです。プレイヤー匿名希望さんが、ソロで初心者の崖のボスを倒しました。以降このボスは弱体化されます。】
【プレイヤー匿名希望さんが、アイテムゴーレムの核を入手しました。これによりスキル【ゴーレム制作】が新たに追加されました。ゴーレムの核と、その核を入れる人形を作ればその人形に、命が吹き込まれます。】
【これにてワールドアナウンスを終了します。皆様良いHerunLifeを。】
えーっと俺がついていけて無いけどまずドロップ報酬を見よう。
【鉄屑】×100
レア度3
品質D
我々の世界には沢山あるがこちらだと珍しい。品質は悪いが、腐っても鉄。
【ゴーレムの核】
レア度5
品質A
大抵ゴーレムを倒す時は核を砕いて倒すため、とても珍しい。
更に傷が少ししか付いておらずとても高品質。
【鉱石詰め合わせセット】
レア度?
品質?
運営がソロ討伐の記念にくれた物。
中身…銅鉱石×5
鉄鉱石×3
ゴーレム巌鉄×1
【銅鉱石】×5
レア度1
品質C
最初の鉱石と言ったらこれ。
一般的な鉱石。
【鉄鉱石】×3
レア度2
品質C
少しステップアップした鉱石。
それでも一般的な鉱石。
【ゴーレム巌鉄】×1
レア度4
品質C
ゴーレムの体の元となっていると呼ばれる鉱石。
とても固い。
えっととりあえず…ピッケル使わずに鉱石収集クリア?
はい。町に帰って来て直ぐ集団制作場に向かった。
「すみません。」
「はい。集団制作場を使用しますか?」
「あの。そうなんですけど初めてなので説明を…」
「分かりました。なら説明させて頂きます。ここには生産に必要な最低限の物が揃っています。そして他の人が沢山いますが、使用料金が安い大部屋か使用料金少し高めですが一人だけの個人部屋があります。私のオススメとしては個人部屋ですがどうしますか?」
「それなら個人部屋を使います。」
「はい。分かりました。それなら三時間500Gです。」
「じゃあ三時間で。」
「分かりました。時間が近くなるとこの札が鳴りますのでそしたら終わりにしてください。延長は出来ませんのでご注意下さい。」
そう言って渡されたのは木にハンマーのマークが付いた札だった。うっすら魔方陣的なのが見える。
「部屋は突き当たりを左に入った所になっています。それでは頑張って来てください。」
そうやって俺は送り出された。
部屋に入ると木の臭いがプーンとしてきた。中にはトンカチやノコギリや釜など本当に色々な道具が揃っていた。
今回は鍛冶なので釜の前に座る。釜をタッチしてみるとインゴット化と言うものが出てきた。そこを触るとインゴット化したい物を入れて下さいと言われる試しに鉄屑を入れてみると前に赤く溶けた鉄屑があった。それの横に叩け!といったコマンドが出ていたため叩いてみるとドンドン形が変わっていく。
そして…
【鉄屑(劣)】
レア度1
品質F
もう何に使えるか分からない鉄屑。
~【鍛冶】のレベルが2に成りました。~
…
「鍛冶って難しいな…」
俺はゴミとなった鉄屑を見ながら途方に暮れた。
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