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第百五話

どうも猫に5時に起こされる朝廷です。

超眠い……

それでは気を取り直して第百五話スタートです。

「なんだよオリジナル!まさか呼んでくれるとはなぁ!俺と立場を交換する気にでもなったか!あーこんなに嬉しいことはねぇ!剣王術/裏炎帝流イグナイトオルタナティブ!」

そう言いながら顔に満面の笑みを浮かべ、斬りかかってきた。


俺はその剣を弾き、同じくイグナイトを打ち込む。

「効かねぇな!」

「おい。アレンオルタ!話を聞け!」

「うるせぇな!その呼び名どうにかなんねぇのか!」

「じゃあアルタ!」

「誰が駅前にあるビルだ!バカにするのもいい加減にしやがれ!剣王術/裏氷帝流 氷影切り!」


その言葉と共に影で出来た斬撃が飛んでくる。

俺はその影を後ろに迫っていた氷ごと切り飛ばし、技を繋げる。

剣王術/炎帝流 妖炎

【妖炎】……妖しく光る、炎の斬撃を飛ばす。

当たると一定時間行動不能になる。

剣王術/氷帝流 雪柳

【雪柳】……まるで雪が柳から落ちるかのごとく上から下に切り下ろすカウンター技。


「くっ……なんだオリジナルおかしくねーか?何で短時間で強くなってんだよ?前回よりも技の繋ぎがお粗末じゃねー。」

「さてね。分からないよ。」

軽く言い合いながら俺達二人は剣を重ねる。

そこには他にスキルもなく、ただ単に剣術の戦いになっていった。


「剣王術/炎帝流 焔切り」

「剣王術/裏炎帝流 影焔切り」

これに関しては全く同じ軌道をたどって剣がぶつかり合うが、若干こちらが優勢だ。

「何でだ!能力じゃ俺の方が勝ってるはずだ!」

「確かに力じゃ負けるけどな……一応戦闘数は少ないが、勝負勘的なのは着いてるんだぜ?何となくの力の微調整で能力の差違は覆せる。」

俺はオルタの剣を上に押し上げ、そのまま横凪ぎにする。

当然これを回避してオルタは後ろに下がる。


「ふぅふぅ……なんだ!今回呼び出したのはそれが目的か!お前なんかよりも俺の方が上だと、俺に示すために呼び出したのか?さっきから俺をいなしてばっかで、バカにするのも大概にしやがれ。そうやってじわじわと分からせるって魂胆か?俺に言われたことがそんなにムカついたか!なぁ!」

「違うなそうじゃない。その為にお前を呼んだ訳じゃないよ。」

「嘘つけ!心じゃそう思ってるんだろうが!」

「嘘じゃないさ。」

「バカにしやがって……だけどなその油断が命取りだぜオリジナル!剣王術/裏炎帝流 奥義 影炎!」

そう言い影の炎を纏わせた剣で貫こうと迫ってくる。


【行けるか?イウ。】

【はい何時でも……】

俺はイウに確認すると、あのときの感覚を思いだしながらイウを構える。

あのときよりは弱いが何となくシンクロした気がする。

剣王術/炎帝流 最終 炎帝

二つの技がぶつかり合う。

そして、カランという軽い音と共にオルタの剣が折れ地面に転がる。


そのままオルタも倒れた為、俺はそのままオルタの元に向かう。

いつの間にかイウも【人化】していた。

「何なんだよ……!お前らは何が目的なんだよ!殺すなら早く殺せ!」

「違うよ何が悲しくて俺は自分を殺さなきゃならない。」

この言葉の意味が分からないようでオルタは首をかしげる。


「何言って?」

「そうだろ。お前は俺の中から出てきたんだからつまりは俺だ。だからこそ俺はお前の手を取りたい。」

「は?」

「俺達はこれから三人で【炎帝】だ。だからこそお前を俺は受け入れたい。」


その言葉には流石に面食らったのか目を白黒させながら上体を上げる。

「何言ってんだ!俺はお前を殺そうとした言わばお前の中の癌だぜ!それを受け入れるって甘すぎる……」

「そんな悲しいことを言わないでください。オルタさん。いや()()()()?私達は仲間じゃ無いですか……」


オルタはしばらくはとが豆鉄砲食らったかのような顔をしていたが突然狂ったように笑いだした。

それがおさまると相変わらずギラギラさせた目でこちらを見てくる。

「何なんだよお前ら訳わかんねぇ……不確定要素を仲間に引き込むとか狂気の沙汰じゃねーぞ……だけどな……気に入った。今の俺の独りよりもそっちの方が居心地よさそうだ。」


は?

えっそんな簡単に……

「何を今度はお前がビックリしてるんだ。一応俺はお前だから何となく分かるんだよ。良く考えたらな。」

そう言いながらオルタはどんどんと黒い光に変わっていく。

それは悪というよりも孤高。

全てを拒絶したかの様な黒だった。


「だからよ。俺を託すぜオリジナル。だけどな少しでもひよったとこ見せたら食らいつくすから覚悟しろよ?」

俺はその言葉に笑顔で返す。

「分かったよ。そうならないように努力するよオルタ。」

オルタはどうだかと言うとその前俺の体の中に消えていった。

【スキル:剣王術/裏炎帝流を習得しました。】

【スキル:剣王術/裏氷帝流を習得しました。】

【二つを統合してスキル:オルタ(仮)を獲得しました。】

【称号:影を受け入れし者を獲得しました。】

【称号:自分の裏を知りし者を習得しました。】


感想や誤字などがありましたら報告よろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[一言] なんかあっさり まあ、さすが主人公ってことで
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